冷房対策にオススメ!アクローズザヴィンテージのワークシャツをレビュー

夏のトップスはTシャツが多いかと思います。しかし、建物内に入ると冷房が効いていて寒いケースが多々あります。そんな時にぱっと羽織れるシャツを携帯しておくと便利です。しかもシワになりにくく、コーディネートを崩さないものであれば、羽織りとしても実用度は高い。今回は、そんな使い勝手のいいワークシャツを紹介します。

ディテール

(襟は小さめです)

襟は開き角度が約100度で襟先までの長さが6㎝あるので、セミワイドカラーに近いです。やや小さめの襟で主張が少ないので、合わせやすくなっています。

肩ヨークにはウエスタン調のデザインがされています。

(ポケットは左右にひとつずつ)

ポケットはふたつあり、斜めにカットされた直線的なデザイン。肩ヨークのデザインとも親和性があり、統一感があります。

ポケットのフラップを開けると、フラップと同じところにもステッチがありました。

(袖口はシングルカフス)

袖口はラウンドしており、柔らかな印象。剣ボロにはガントレットボタンがあり、カフスから袖につながる部分にプリーツが2つあります。このプリーツが袖のラインを美しく見せてくれます。また、ロールアップもしやすく、温度調節も簡単です。

(裾は一般的なラウンドカット)

ボタンは乳白色でステッチで使われている糸の色も全て白なので、爽やかな印象があります。

使われているボタンは薄く、筆者が所有している16着のシャツのどれよりも薄かったです。比べているのは一円玉です。一円玉よりも少し薄いのが分かると思います。はじめは割れてしまうことを気にしていましたが、強度的には問題なさそうです。

生地

生地は綿100%のシャンブレーです。シャンブレーとは経(タテ)糸に色糸(今回の場合はブルー)、緯(ヨコ)糸に白系を使用した平織織物のことです。霜降りの上品な風合いがワークシャツを綺麗に見せてくれています。

生地が薄いこともあり、夏場の早朝や夕方、室内での冷房対策としても使えます。この生地が薄いことも好影響して、袖のロールアップがとても簡単にできます。

サイズと洗濯について

(内側に縫い付けられたタグ)

背中の内側にブランドタグがあり、表記の数字はサイズです。サイズ展開は7、8、9のスリーサイズで、7がS、8がM、9がLサイズ相当です。筆者は身長165㎝で体重は60㎏。普段はSかMサイズを着ています。ACROSS THE VINTAGE ワークシャツはサイズ7がぴったりでした。

メーカー発表の数値は7(S)サイズの場合、着丈69、肩幅41、袖丈60、でした。実測値は着丈68、肩幅42、袖丈61、身幅47.5でした。実測値は洗濯を数十回した後に計ったものなので、縮みや伸びがでているものと思われますが、着心地は変わりなく、違和感を感じたことはありません。

(洗濯についての注意書)

ネットを使用、タンブラー乾燥は避ける、形を整えて干す等基本的なことが書かれています。筆者はネットに入れて他の物と一緒に全自動で洗っています。他の物に色移りしたりすることもなく、また、色落ちも気になることはありませんでした。

洗濯後放置するとしわが入りすぎることになるので、洗濯後にはすぐハンガーにかけて干すことをお勧めします。ボタンのところでも少し触れましたが、薄いボタンが洗濯をすることによって割れるのではないかという懸念は、数十回の洗濯をしてもひとつもかけることがなかったので大丈夫だと思われます。

何度も着て、洗うことによって身体に馴染み、生地の風合いに自分らしさが出てくるように感じ、愛着の出てくる一着です。

まとめ

現在はオンラインストア他、販売しているところは見当たらず完売状態です。本品もそうですが、ACROSS THE VINTAGEは全て日本製で、職人さんの丁寧な仕事が着る人の心まであたたかくするような服をつくろうとしているブランドです。

毎年定番のシャツもリリースされていますので、機会があれば是非手に取っていただき、ブランドの思いを感じていただければと思います。価格は1万3000円(+税)。

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