アダムエロペのオックスタックショートパンツは特徴的なダークブラウンがオススメ

アダムエロペのオックスタックショートPTはアダムエロペらしいクリーンな素材とゆったりとしたシルエットで様々なトップスと相性抜群です。ブラック、ベージュ、ダークブラウンと3色の展開なのですが、その中でも筆者はダークブラウンが最もピン、と来ました。その理由も含め、詳しく見ていきます。

シルエットをチェック。ワイドショートパンツならスタイル良く着こなせる

全体のシルエットは裾幅を広めにとったいわゆるワイドショートパンツです。Mサイズで裾幅は31cm、Lサイズで33cmです。筆者は170cm標準体型でサイズはLを選びました。Mサイズを試着したところジャストサイズよりも少し余裕のある印象、Lサイズではゆったりとした雰囲気が得られました。これは着こなしの好みによって選ぶといいでしょう。

筆者は脚の形にそれほど自信があるわけではないのですが、夏でもショートパンツを着ることが多いです。筆者が体型をカバーしつつショートパンツを楽しむときの基準として、シルエットがワイドであるか、ひざ少し上の丈になっているかをチェックしています。その観点で見ると、このショートパンツは裾で広がったワイドなシルエット。これによって見えている脚とのギャップが出ることで脚をすらっと細く見せることができます。そしてひざ上で留まる丈感。これにより見えている足の長さが長くなるので脚を長く見せることができます。

ただしだからといって短すぎるのも問題。筆者は太ももに肉感があるのでそれは隠せる程度の長さが欲しいところなのですが、それも試着したときちょうどよく隠すことができることが確認できました。ショートパンツが履きたいけれどどうもしっくりこない、という方は裾と丈に注目して探してみるとジャストなシルエットに出会えます。そしてこのショートパンツは比較的多くの方に合致しやすいアイテムと言えるでしょう。オススメです。

素材をチェック。ダークブラウンはなぜオススメ?

素材はレーヨン76%、ポリエステル24%です。少し厚めでしっかりした素材ですが、レーヨン混のおかげか艶やわずかに落ち感も感じられます。夏らしいカジュアル感もありつつクリーンな印象を持った素材感です。色味は黒の混じった茶色でチョコレートのような色。筆者は店頭でブラック、ベージュ、ダークブラウンを比べましたがこのダークブラウンが最も気に入りました。実際にお店の方によればダークブラウンは気に入って購入する方が多いとのことでした。

なぜダークブラウンがいいと思ったのか。それは単純に筆者がブラウン系の服が好きだからです……と言ってしまうと身も蓋もないのですが、実際にこの色にひかれたというのは事実です。ですが、この色味のショートパンツ、意外と見かけないとは思いませんか。ショートパンツというと黒やグレーで大人っぽくまとめるか、原色に近いスポーティでカジュアルに振ったものが多いと思います。その中でこのダークブラウンの色は街中でも「おっ」と思わせることができます。さらに黒の入ったダークトーンなので着こなしも楽。白のトップスと合わせればダークなボトムスとして馴染みますし、黒のトップスと合わせても色味が入っているので夏らしい軽さを演出できる万能な色です。

筆者はこのダークブラウンを推したいところですが……ベーシックな使いやすいショートパンツをまだ持っていない方はブラック、ブラックはもう持っていて少し捻りたい人はダークブラウン、カジュアルに振りたい方はベージュを選ぶといいですね。

(手洗い可なので家庭でも洗えます。)

ディテールをチェック。イージーウエストで着こなしの幅が広がる

さらに筆者が気に入っているポイントがこのイージーウエストであるということ。前から見たときはクリーンなウエストのデザインですが、後ろはゴムの入ったウエストなので暑い夏でもベルトレスでらくちんに履けてしまいます。夏のおしゃれは辛さとの戦いにもなりますから、少しでも楽のできる機能性は嬉しいところです。

そしてショートパンツにおいてはイージーウエストが強力な味方となります。ショートパンツは丈感に注目して選ぶべき、と書きましたが、イージーウエストであることでその人の体形、トップスとのバランス感を見たうえでちょうどいいところに調節できてしまうのです。ゴムが入っていることの大きな利点ですね。

例えばトップスの着丈が短めなカットソーなどと合わせるときは少し体型補正を意識してウエストを少し上げてすっきりと履く……このわずかな調節でも印象を整えることが可能です。また、トップスの着丈が長めなシャツなどと合わせるときはあまりウエストを上げてしまうとショートパンツの面積が少なくなりすぎて(履いていない?!ような印象)清潔感が失われます。そんな時はわずかに下げてトップスとのバランスを取ってジャストなスタイルに合わせこむことができます。ちょっとしたことですが、着こなしの幅が広がるので好印象です。

ウエストにはベルトループがついているので、ベルトをつけたいという場合でも問題ありません。また、アイテムの名前が「オックスタックショートPT」ということでタックがしっかりと入っています。実測値で2cmの深めのタックです。見た目にもドレッシーな印象を付加することに加えて、タックが入ることでふわりとボリュームが出るのもいいですね。体型難を隠すのにもってこいのディテールだと感じます。

(ウエストのボタンも高級感あり)

アダムエロペのオックスタックショートPTの価格は1万0800円(税込)。色味で気に入ったアイテムですが、履いてみるとそのデザインにも様々なこだわりが感じられました。夏のショートパンツ選びに迷っている方はぜひ検討してみてください。おすすめします。

まるかわ

この記事を書いた人

まるかわ

身長:165cm 体重:73kg 靴:25.5cm

MB理論とこんまりの「ときめき」を軸に日々まとうものを選択している。街着やビジネスカジュアルの中で「ときめく」「TPOに合う」服装を研究中。