アダムエロペのレザースリッポンは大人っぽい夏の靴!

35℃を超える猛暑に着る服を考えた場合、いくらお気に入りでもタートルネックを着ることはためらわれます。たとえ自分がよくても周りから「暑苦しい」と思われてしまうと、それはおしゃれに見えにくいからです。同様に靴でいえば夏に履くレザーブーツもそうでしょう。

一方、夏の靴の代表にサンダルがあります。コンビニやスーパーで、短パンにビーチサンダルの男性を見かけます。「夏だな~」と思うことはあっても「オシャレだ」と思うことはなかなかありません。

今回ご紹介するのは、まさに夏にはくための「夏靴」。レザー素材でありながら、ヒモがない簡易靴のスリッポンなので、一見、エスパドリーユのようであり、スニーカーよりも大人っぽく、かといって暑苦しさのないアイテムです。

底の薄さと、従来品より短い甲部分に注目

写真の通り、靴底は薄いです。ソールの薄さは、もろさと紙一重で、確かに丈夫とは言えません。購入してから1か月ほどですが、かかと部分は薄くなってきました。

(インビジブルソックスを履いていますが、綺麗に隠れます)

こちらはアダムエロペのレザースリッポンですが、従来品に比べ甲の部分(アッパー)が短く、エスパドリーユのような見た目です。筆者自身、スエード素材のエスパドリーユを探していたのですが、予算などの都合から「これだ!」というのが見つからなかったときに、このスリッポンに出会い、購入に至ったという経緯があります。

定価は1万584円(税込)。カラー展開はブラック・ダークブラウン・グリーン(薄い茶色に緑が混ざったような色)・ネイビーの4色。ブラックは、一般的な革靴のようにツヤが強いですが、ブラック以外は3色ともスエード素材です。筆者はネイビーを購入しました。

購入してからの感想は、「エスパドリーユより良い!」です。というのもエスパドリーユはソール部分のジュート素材が大きな特徴なのですが、ジュートは縄のようにベージュであることが多く、履き続けていくうちに汚れが目立ちやすいというデメリットがあるのです。

カカトを踏んで履きたいなら濃い色を選ぼう

(カカト部のアップ)

サイズ感は大きめ。筆者はスニーカーなどは27.5cmが通常ですが、これは27cmのものでもかかとに指が入るほど余ってしまいます。25cm~28cmの1cmごとのサイズ展開ですが、通常より小さいサイズでの購入をおすすめします。

レザー素材なので、コットン素材のエスパドリーユのようにカカト部分がふにゃふにゃではありませんが、踏んで履くことも可能です。その場合は裸足で履くことになるかと思いますが、色のチョイスには気をつけてください。カカトを踏んで歩くともちろんその部分が汚れてしまい、黒くなります。

居酒屋などで靴を脱ぐ場合、恥ずかしい思いをしないように注意しましょう以下にスエード素材の汚れ具合を参考までに載せておきます。こちらはエスパドリーユですが、アッパーはスエード素材なので、参考になるかと思います。

(スエード素材のカカトの汚れ具合。ジュートの汚れも参考に)

アダムエロペのレザースリッポン。ブーツや革靴を履くのがためらわれるほど暑い日におすすめの夏靴です。周りがサンダルであふれる中、革素材の靴を履くだけで大きく差別化ができます。

コートやジャケットを着ることが出来ない分、足元をドレスに寄せることで、Tシャツやデニムのようなカジュアルな服装でも大人っぽさを担保することができますよ。

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2018.12.14
momoya

この記事を書いた人

momoya

身長173cm 体重61kg 靴27cm 32歳 既婚

「シンプルにカッコよく、粋に。」をモットーにファッションを楽しんでいます。自分を磨いて人生を楽しむフリーライター。

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