アディダスのガゼル(ガッツレー)とガゼルOGを徹底比較!サイズ感、履き心地、シルエット、デザイン全てを網羅!

スニーカーは履きやすく、歩きやすいため、街中では年齢、性別を問わずたくさんの人が履いています。筆者も長年、細めのシルエットが好みなのでオールスターやワンスターを愛用してきたのですが、他のブランドにチャレンジすべく色々と探しました。購入したのは、アディダスのカゼル、ガッツレーともよばれているスニーカーです。その履き心地をレビューします。

細みのシルエット

ガゼルはアディダスのスニーカー中でも歴史が長く30年以上も愛され続けているモデルです。定番のモデルから素材やシルエットを変化させた様々なモデルもリリースされています。今回、筆者はガゼルが気に入ったので、定番のモデル「ガゼル」と、過去のモデルからの復刻版「ガゼルOG」の2足を購入しました。

まず、シルエットですが、オールスターと同じにようにどちらのモデルも細めのシルエットです。上からのシルエットはつま先部分が丸すぎず、先端にかけて細めになっているのでスッキリした印象です。

横から見てもカカトからつま先にかけて、低くなっています。ガゼルとガゼルOGでは、ガゼルOGのほうが全体的に細めです。その分、足もとがスッキリとした印象になります。

定番の3本ラインのデザイン、単色で豊富なカラーバリエーション

ガゼルは装飾の少ないシンプルなデザインである点も気に入っています。カラーは、レッド、ブルー、グレー、ブラック、ホワイトなど季節によって多くのカラーが展開されています。筆者は、ガゼルはホワイト、ガゼルOGはブラックを購入しました。

ガゼルOGのほうが細めにデザインされています。細めにデザインされているので、少し足の指があたることを心配していましたが、十分な空間が確保されていました。

足の後側を保護する役割を持つカカトのライニング部分は、ガゼルのほうが高めでしっかりと保護してくられていますが、履き比べてみるとさほど違いは感じられません。また、ガゼルにはアディダスのロゴがプリントされていますが、ガゼルOGにはブランドのロゴがプリントされておらず、よりシンプルになっています。

タンはアディダスのロゴが印刷され薄めではありますが、しっかりと足をサポートしてくれます。ガゼルは白の型押しになっており目立ちにくくなっています。ガゼルOGは、青と白でプリントされており、靴ボディ(アッパー)部分が黒なのでワンポイントのアクセントになっています。

ソールのデザインも違います。ガゼルは、小さな3本線のようなデザインが細かく型押しされています。ガゼルOGは、四角の角が尖った小さな図形が型押しされています。どちらも細かなデザインで、遠くからみると全くわかりません。

今回は、ガゼルとガゼルOGを比べてみましたが、毎シーズン、たくさんのモデルとカラーが発売されているので、いろいろと素材やデザインを比べてチェックしてみると思いのほか、楽しいでしょう。

土踏まずのアーチ部分のサポートで疲れにくい

続いて、履き心地ですが、靴底(ソール)部分は細めでスッキリしていますが、インソールのクッションが効いており、歩きやすいです。また、試し履きするまで気がつかなかったのですが、土踏まずの部分をサポートするように、インソールが盛り上がっている形になっています。

この土踏まずの部分のサポートが履き心地を快適にしてくれてます。スニーカーを履いている時間が短いとあまり効果を実感できませんが、長時間履いて足に疲れを感じてくると、土踏まずのサポートが土踏まずを支えてくれるので疲れを軽減します。

アディダスのガゼルのサイズをいろいろ履いてみたところ、筆者の足には27cmが縦幅、横幅ともジャストフィット。

筆者は足の横幅が広めのため、オールスターの場合は足の縦幅と横幅がフィットするサイズがなかったので、縦幅をジャストサイズで合わせて、横幅は足の小指部分が靴の側面にやや当たり気味でした。それでも、不快感はなく履けました。

筆者は、コンバースのオールスターのジャストサイズはUS8、26.5cmです。ガゼルのサイズを選ぶ際には店頭で、26cmから27.5cmまで0.5cmごとに試し履きをしていき、圧迫感がなく快適に履けるサイズを選びました。

ブランドごとに、縦横のサイズや足形に違いがあるのでぜひ、試し履きしてしっくりくるサイズをぜひ見つけてください。

オールスターも不快感なく履けていましたが、やはりジャストフィットの靴の履き心地は快適で、外出時間が多い日はもっぱらガゼルを愛用しています。一年間、2足を履き比べてみましたが、どちらも内部のクッションがしっかり弾力があり、履き心地がいいです。

スエードで使いやすいスニーカー

アッパー部分は、スエードと合成皮革を使っているので、耐久性もあり、手入れも楽チンです。汚れが気になったら、ブラシングすることで簡単にケアができます。雨の日も1日中履いていましたが、内部にしみこむこともなく、大活躍しています。

スエード素材のため、表革の素材よりは汚れがつきやすいですが、はじめに防水スプレーをかけるとより汚れにくくなります。筆者は定期的に防水スプレーを使っているので、一年間履いていても、大きな汚れはなくメンテナンス性が良いです。

価格は、ガゼルが9990円(+税)、ガゼルOGが1万2000円(+税)です。どちらも一年ほど履いていますが、靴づれもなく快適です。シンプルなデザインで、細めのシルエットであるため、どんなボトムにも合わせやすく重宝しています。

ガゼルOGには靴紐が白と黒の2本付属されています。気分に合わせて紐を付け替えると印象が変わり、飽きにくく、長く愛用できます。筆者は、ガゼルがホワイトなので、ガゼルOGはより黒っぽい印象を強くして履きたいので黒の靴紐を合わせていることが多いです。

ブラックのガゼルOGのほうがホワイトのガゼルに比べて、シルエットがスッキリしていることと、白スニーカーと組み合わせた洋服のコーディネートが少ないので、どちらかというとガゼルOGのほうが出番が多いですね。ブラックのスニーカーをお持ちでない方は、ブラックがオススメ。

ごろ

この記事を書いた人

ごろ

身長173㎝ 体重52㎏ 靴27㎝(adidas-US10、Nike-US9)

平日はスーツ着用のため、休日の洋服の服選びに奮闘中。30代中盤。