アディダスのサンバはダッドスニーカーが苦手な人にオススメ

昨今のトレンドでダブルのジャケットやスーツのセットアップなどドレスライクなスタイルが徐々に広まっています。そんななか、コーディネートのハズシ要員として、いわゆるおじさんが履いているような「ダッドスニーカー」が、注目を集めました。

しかし、いくらトレンドとはいえ、街着のドレスライクなコーディネートのなかにいきなりバレンシアガのトリプルSのようなダッドスニーカーを取り入れるのはハードルが高いことでしょう。
※ドレスとカジュアルについてはこちらから : http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

フォルム

そこで、筆者のオススメがアディダスのサンバOGです。その理由はフォルムにあります。全体的にフォルムが薄く、幅やソールも細めで革靴のようなフォルムのスニーカーです。このフォルムによってスニーカーながら、実にドレスライクに仕上がっています。

もう一つはデザインです。アディダスのシンボルである3本線が両側面にホワイトラインで入り、外側には「SANBA」の刻印がゴールドで入っています。かかと部分はホワイトでの切り替え配色となっています。

(かかとの切り替え部分です。3本のステッチラインが入っています)

(ソールはいわゆるガムソール、天然ゴムの色です)

 

(つま先部分はスウェードで補強してあります)

かかとの切り替えや、ガムソール、つま先部分のスウェードなど、これらもデザインのアクセントになっているので、ドレスライクな革靴フォルムのシューズにアクセントとなり、適度なカジュアル感を醸し出しています。

憧れのサンバが現代によみがえった

こちらのアイテムのオリジナルが発売されていた1960~1970年のアディダスのシューズには革靴の用の木型が使用されていました。今回の復刻では、そのフォルムを活かして履き心地など細部を現代技術でアップデートしています。

筆者が使用した履き心地は、インソールとガムソールの適度なクッション性とアーチ部分の支えがしっかりとしていて、長時間履き続けても疲れません。

サイズ感ですが、筆者はスタンスミスとニューバランスは26.5㎝を履いています。「サンバ」は27㎝を選びました。ハーフサイズアップでもつま先と横幅のフィット感は「サンバ」のほうが上です。つま先部分は0.5㎝ほどほど余裕がありますが、きつさはないので、普段のスニーカーのハーフサイズアップがオススメです。

また、「サンバ」のオリジナルデザインの由来はサッカーシューズにあります。実際に遊び程度のインドアフットサルなら問題なく使用できました。サッカーシューズ由来で作りがしっかりしているため、子どもと一緒に出掛けた際に踏まれようと、砂利を駆け回る羽目になろうと、へこたれることはありません。もちろん帰宅後の汚れ落としは、すぐにした方が綺麗に長持ちします。筆者自身がサッカー好きであったため、今回の復刻は当時買えなかった少年には嬉しい復刻でした。

コーディネートにおけるドレスとカジュアル、カジュアルの部分にサッカーというスポーツテイストを取り入れることが出来。昨今のドレスライクなコーディネートの中に適度なカジュアルを入れ込むことが出来るアイテム「アディダス サンバOG」は定価1万2960円(税込)。ダッドスニーカーの特徴的な配色やフォルムに戸惑いのある方は、こういった革靴ライクなフォルムで適度なアクセントが入ったスニーカーを選択肢の一つにするといいでしょう。

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2020.01.28
ベル

この記事を書いた人

ベル

身長177cm 体重69kg 靴27cm

40代のダンディー目指し勉強中。『パパ、カッコいい』と言われ続けるため日々進みます。