アディダスのスーパースター80sはオールホワイトか3本線か?

2015年にアディダスのスーパースター80sが復刻されました。以来、ABCマートなどの靴量販店でも兼価版が発売され、街中で男女の足元にスーパースターをみかけるようになりました。

現在でも人気を博しているスーパースターですが、その起源は1969年にまでさかのぼります。1969年にバスケットシューズとしてデビューし、シンプルなデザインと履き心地のよさ、オールレザーにも関わらず圧倒的な軽さによって人気を博し、1975年にはNBA選手の8割近くが愛用するほどになったのです。

その後、ニューヨークのヒップホップグループがスーパースターを履いていることで注目を浴び、ストリートカルチャーにもスーパースターが定着していき、徐々に街着でも定番となりました。

2000年に入ると日本のブランドがスーパースターとコラボし始め、今やおなじみのスニーカーになりました。

購入に至った三つの理由

秋冬は春夏と比べると服がダークトーンに偏ります。筆者のクローゼットも覗いてみると、ほとんどが黒のアウターで、ときどきネイビーというとても地味なラインナップになっています。

さらにパンツもダークトーンばかりなので、ここでシューズまでもダークトーンにしてしまうと、名探偵コナンに登場する黒ずくめの男になってしまいます。


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足元だけでも明るいトーンを入れることで対比効果によって印象が大きく変わります。

筆者は無印良品で購入したオールホワイトのハイカットスニーカーも持っているのですが、いかんせんハイカットだと脱ぎ履きしにくいので、ローカットのホワイトスニーカーが欲しかったのです。

アディダスの名作スニーカーと言えば、スーパースターと共にスタンスミスも挙げられると思いますが、筆者はあえてスーパースターを選択しました。

スタンスミスはスーパースターと比べると、スマートなフォルムが特徴的で、スタイリッシュな印象ですが、それに比べてスーパースターつま先のシェルトゥが特徴で少しぼてっとした印象です。

  

この特徴的なシェルトゥですが、見た目以上に主張が強く、コーディネートした時のスーパースターの印象はかなり強いです。もともと最初のルーツがバスケットシューズなので、エアジョーダンなどのように主張が強いのが納得できます。

https://item.rakuten.co.jp/wormtokyo/130690-002/

筆者はもっぱらきれい目な服装が多いので、足元に少し野暮ったい靴を履いてこなれ感をだすことが多いです。

どことなくドクターマーチンにも通じるような見た目をしており、筆者の好みに合致していました。

さらに最近トレンドのワイドパンツにも、シュッとした形のスタンスミスより丸みを帯びたスーパースターの方が馴染むので、今から買うのであれば圧倒的にスーパースターがおすすめです。

スーパースターのオールホワイトはやめておけ?

スーパースターを買って唯一失敗したなと思うことがあります。それはオールホワイトモデルを購入してしまったことです。

革靴を連想して頂くと分かるのですが、ドレスシューズはその多くがワントーンです。そのためスニーカーもワントーンで配色することで革靴ライクな見た目になります。

筆者は周りで見かけるのがホワイトのアッパーに、ブラックの三本線のラインが入ったスタンダードなモデルばかりだったので、より革靴に近いオールホワイトのモデルを購入しました。

しかし、これが失敗でした。スーパースターのフォルムは先程述べたように少し野暮ったく、そのバランスは黒の三本線によって均衡が保たれていたのです。その三本線が真っ白になることで、印象がかなり変わってしまいました。

これは色彩効果によるもので、白は膨張色、黒は収縮色なので、オールホワイトで野暮ったいフォルムだとただ単に膨張して見え、しっくりこなかったのだと考えられます。

さらにオールホワイトのモデルではソールが真っ白なのに対して、スタンダードな80sモデルは80年代のスーパースターを表現するために、ソールがクリーム色になっています。


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このビンテージ感がまるで長年スーパースターを愛用してきたかのような説得力を与えてくれるのです。このクリーム色のヴィンテージ調ソールが80sモデルのよさでもあるので、その良さが排除されたオールホワイトモデル80sをあえて買う必要はないと思います。

オールホワイトは当然だがすぐ汚れる

また、これは白いスニーカーの宿命ですが、汚れが付きやすく目立ちます。80sスーパースターのスタンダードモデルだとソールが予めクリーム色なので、汚れが付いたとしてもビンテージっぽくてあまり気にならず、むしろ味があるように見えます。

しかし、オールホワイトだと汚れはただ手入れがなされておらず汚いという印象になります。なので、最初に防水スプレーを振っておくかこまめに手入れを行う必要があります。

筆者は汚れが目立ってきたなと思ったらジェイソンマークを使って定期的なクリーニングを行っております。

履き心地は最高

これはオールホワイトモデルに限らずですが、スーパースター80sに使われている革は牛革でソフトレザーなので、通常の革靴とは異なって最初から履き心地は抜群です。

中敷きまでも贅沢にソフトレザーで作られているので、クッション性も抜群で長時間歩行しても疲れることはありませんでした。筆者の足のサイズは25.5㎝で、購入したサイズはUK7の25.5cmなのですが、サイズは少し余裕があるくらいでした。

歩いている最中に脱げてしまうほどではありませんが、ホールド感が少し弱めで靴がずれる感覚があったのでそこが気になりました。ぴったりとしたサイズ感が好みならばハーフサイズ下げた方がいいと思います。

またライナーはメッシュ素材でできているので通気性もあります。

「万能選手のスタンスミスと癖の強い個性派のスーパースター」。名前の通りではあるのですが、見た目以上に主張の強いスーパースターは合わせる服装に注意が必要です。

スーパースターオールホワイトはさらに着こなしが難しいアイテムといっていいでしょう。価格は1万5120円(税込)

くそぱんだ

この記事を書いた人

くそぱんだ

身長174cm 体重62kg 靴25.5cm

ブランド古着からノーブランドの古着まで幅広く古着を愛し、現代と過去のミックスを意識したコーディネートが好み。面白いことが大好きで、何よりもユーモアを優先させる。太宰治のファン。