アフェクタのMF-3は高コスパ・人と被らない・脱地味が叶うリュック!

今回は、バッグブランドのリュックサックである、afecta/アフェクタ(ブランド名)「MF-3」(品番)をレビューします。

リュックサックのメリットとは

一口にバッグといっても、ショルダーバッグやクラッチバッグ、メッセンジャーバッグにウエストバッグ、最近であればエディターズバッグやサコッシュが流行っています。それぞれに、それぞれのよさがあります。

バッグ選びのコツは、それらのバッグがどういった個性をもっていて、どうオシャレに見せたいのか? また、手持ち服とどう合わせるのかを考えて選ぶことです。

ここで、リュックサックのメリットを考えてみましょう。

一つ目は、肩掛けがふたつあることで荷重が分散されて大量の荷物の持ち運びがしやすい点。同じ容量でもワンショルダーであれば、すぐに肩が痛くなってしまいます。

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次に、アウトドア系のコーディネートがサマになります。

リュックサックが最も重宝されるの場面は登山でしょう。ショルダーバッグを持った登山家は想像できないですよね(笑)。 もちろん僕たちが街着で登山家と同じ格好をするわけではありませんが、写真のように、リュックサックを使ったアウトドア系の着こなしをする際には、コーディネート全体がまとまりやすくなります。

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もう一点。カジュアル感が出せるアイテムです。

冬に例えば、ロングコートにスキニーパンツ、革靴といったドレスライクなコーディネートをすると、ともすれば通勤中のような印象を与えかねません。そこに大きくて目立つリュックサックを背負うことで、写真のように、カジュアルアイテムであるリュックと、ドレス感の高い着こなしがマッチして、全体のバランスが整います。

それ以外にも、リュックサックを背負うと、上半身のボリュームが増すので、Yラインシルエットのコーディネートが作りやすくなります。リュックサックを選ぶ際には、リュックサックのメリットを十分に理解して使うといいでしょう。

afectaのリュックサックの特徴

さて、前置きが長くなりました。ここからは、afectaのリュックサックの特徴を説明していきます。このリュックサックの特徴は、①高コスパ、②人と被らない、③脱地味が叶う点にあります。一つずつ説明します。

まず、①高コスパから。ここをメインでお話しします。このリュックサックのパフォーマンスとして、まずは程よい大きさであるところを紹介します。

皆さん一番気になるのは、「物がどれだけ入るのか」でしょう。「オシャレなリュックサックって、どうせあんまり物が入らないんでしょう」と考える方もいるかもしれません。

この鞄は写真の通り、結構荷物が入ります。11インチのノートPC、本、筆箱、水筒を入れて、高さ50cm、横幅31.5cm、マチ14.5cmといった感じです。以前、無印良品のリュックサックを使っていたのですが、感覚としてはほぼ同じ容量です。

また、3つのサブポケットも充実。上部のポケットには財布や携帯電話が十分入るサイズ。前部分のポケットにはワックスや化粧品や、頑張れば歯ブラシを入れられるサイズです。

そして、後に述べるように、全体的に素材が硬くハリがあるので、サブポケットに物を入れてもそこの膨らみが悪目立ちしません。日常使いでは、大きすぎず小さすぎず、まず問題なく使用できるサイズ感でしょう。

続いて、このリュックサックの「素材」はポリエステル100%です。そして、素材の裏にはPVC(塩化ビニール)加工がされています。このPVC加工によって、このバッグはハリが出て型崩れしにくくなり、また防水機能も有しています。また、ハリがある素材感によって、高級感を感じられます。

そして、このリュックサックの値段ですが、9180円(税込)です。「リュックにしては、高いなぁ。GUなら2000円、無印なら4000円程度だしなぁ……」と思う方もいるかもしれません。ですが、本当に高いと言えるでしょうか?

僕はこのバッグを初めて見た時、「côte&ciel/コートエシエル、ARC’TERYX/アークテリクス、Aer/エアーみたい!」と思いました。これらのリュックサックは、どれもオシャレさんご用達です。街中でオシャレな人のリュックは、これらである可能性が高いので、是非チェックしてみてください。

どれも都会らしい洗練されたデザインと素材感です。……ですが、お値段は3万円前後です。一方で、似たような形、素材感のafectaは3分の1程度。デザインや素材を意識すると、とてもお安く感じるのではないでしょうか。

次に、特徴の②。人と被らないについてお話しします。このリュックサックのブランド「afecta」は、2016年にできたブランドです。そのため流通がまだ少ない。そもそもバッグは、一つをヘビーユースしたとしても数年に1度買い換えるくらい、長持ちしますよね。

そしてブランドができてから1年足らずということであれば、オシャレ感度の高い人ですら、気づいていないレベルの知名度の低さかもしれません。

知名度は低い、とは言いましたが、実はafectaのリュックサックは、ビームスやアーバンリサーチ、JUNRED等の大手セレクトショップで展開されています。それくらい良い物として、市場で評価されています。しかし残念ながら、店頭にはなかなかありません。

2017年8月上旬に新宿ルミネを回ったのですが、今回紹介している型は売り切れていました。できて間もないブランドの、市場でも売り切れが多いこのリュックサック、現時点で人と被ることはかなり少ないと思います。

そして、特徴の③脱地味が叶う、という点についてお話しします。このバッグ、先程お話ししたように、素材はポリエステルです。しかし、素材の織り方が通常のポリエステル素材の物と異なります。

平織りではなく、色ムラが出る織り方。上の写真を見ていただければおわかりの通り、その見た目はまるで布のよう。ウールかコットンのような表情を見せています。この色ムラが、単色の地味な印象を取っ払ってくれます。

そして、このバッグは黒とグレーの2色展開なのですが、この色ムラのある表情は、グレーでないとわかりません。なので、グレーをお勧めします。

ちなみに、全色・全柄試着した僕の感想ですが、黒はアウトドアっぽさが強調され過ぎてしまい、登山用バッグ感が強く感じられてしまいました。一方で、グレーだと、都会の洗練された感が強調され、日常使いしやすく感じました。そのため、日常使いしやすい色という観点からも、グレーをお勧めします。

このリュックサック、派手な色を使ってはいません。ですが、強調しすぎない生地のムラ感が、リュックサックの脱地味を叶えさせてくれ、オシャレ見えしますよ!

オススメしたい方は、初リュックの方から、5000円台までのリュックに飽きた方

 リュックサックは大量の荷物を持ち運びしやすいという特性から、アウトドアやミリタリーでよく用いられ、それらのイメージを強く持ちます。そのためか、目立つ派手な色柄や、迷彩モノが市場に多い印象です。

ただでさえカジュアルな印象の強いリュックサックです。派手な物を買ってしまうと、コーディネート全体として大人っぽく、オシャレに見せることが難しくなります。そこで、リュックサックが欲しいけど、派手物を避けてオシャレ見せしたい初リュックの方に、特にオススメします。

また、リュックをよく使い、5000円台までの、ハリのないヘニャっとしたバッグに飽きた方にもオススメです。新たなリュックサックで、ステップアップしてみませんか?

一方で、スーツにリュックサックを合わせたい方は、同ブランドの「MF-12」がオススメ。3way(3通りの持ち方)仕様で、横にして手で持てばスーツ用鞄にも見えます。

リュックサックのコーディネートのコツは、綺麗めに合わせる

 

最後に簡単にコーディネート紹介。コーディネートは、色数が増えるほど、カジュアルで子供っぽい印象を与えます。そのため、白黒グレーで合わせると、リュックを使ってもシックで大人っぽい印象になります。また、丈の長いコートとスキニーパンツに合わせれば、綺麗なYラインが出来上がり、オシャレ見えします。