アダムエロペ×アニエスベーコラボアイテムは上質で絶妙なデザイン

今回筆者が紹介するのはアダムエロペ×アニエスベーのボックスロゴパーカです。そもそもパーカはアラスカのイヌイットがアザラシなどの皮を用いて防寒用のフードを作ったことがルーツです。しかし、現在ではアメカジの代表アイテムとして広く使われ、スポーツウエアやストリートウェアとしてカジュアルなイメージが強いかと思います。

また、パーカにはいろいろ種類があり、ジッパーの種類だけでもフルジップ、ハーフジップ、ダブルジップ、ジッパーなしが存在し、紹介するものはジッパーなしモデル、いわゆるプルオーバーと呼ばれるタイプです。

一押しはアニエスベーのボックスロゴ

(胸元のボックスロゴ)

このパーカの最大の特徴はアニエスベーのシンプルなボックスロゴです。誰しもが知っているフレンチブランドであるアニエスのロゴが胸元に適度な大きさでさりげなく配置されています。

これ以上大きいと押しつけがましく、小さくても主張がなくなります。この絶妙な匙加減こそ、このパーカの最大の魅力です。

オーソドックスなデザインとちょっと細めのシルエット

(フードのステッチ)

(首周りのステッチ)

デザインはごく一般的なパーカと同じようなデザインで、フード&前ポケットです。フードに使われている紐は若干細めの丸い編み上げの紐が使われており、フードとポケットにそってステッチが施されています。また、首周りのフードとボディのつなぎ目も2重にステッチが入っており、作りの丁寧さが感じられます。

(フードの立ち具合い)goo.gl/arWvNU

シルエットはユニクロのパーカに比べると若干細めに感じます。パーカの命であるフードの立ち具合は良好です。

サイズ感/重さ/素材生地/色

着た感じもシルエットと同様にユニクロと比べると若干細身に感じ、また着丈が長くなっています。重さはユニクロに比べて軽めで、生地も薄めのものが使われています。春物なので薄めの生地が使われていると思われますが、裏地の起毛が柔らかくて細かいので、肌触りもよくこちらのほうが温かく感じるでしょう。

色は真っ白というよりは若干クリームがかった色で落ち着いた感じに見えます。今回、数年前のロゴ違いの同じモデルも古着で入手したので、経年劣化の具合を比較してみました。

(左が新品、右が古着)

(左が新品、右が古着)

ホワイトのモデルなので、古着の方は若干汚れを感じますが、経年相当と考えられます。また、生地のへたりやしわもありますが、それなりの味となっており、汚い感じはしません。

ロゴに関しては古着の方もかすれることなくしっかりとついているのは好感の持てるところです。メンテナンスの際は汚れに注意をしていただければ、長持ちするアイテムであると思います。

洗濯について

(洗濯タグ)

洗濯の表示は液温40度で弱い洗濯可能、日陰の吊り干し推奨で、漂白剤NG、乾燥機NG、アイロンNG、ドライクリーニングNGとなっています。実際に普通に洗濯機で洗ってみましたが、縮むことはありませんでした。

漂白剤が使えないので、完璧に真っ白にするのは難しいと思いますが、それも味として経年劣化を楽しんではどうでしょうか。また、アイロンが使えないのですが、ハンガーにつるなどしてしわを伸ばして乾かせばほとんどしわがでることはありませのでご安心を。

サイズ

各サイズの寸法は次のとおり。Mサイズは着丈:70cm、身幅:56cm、肩幅46.5cm、袖丈:63cm。Lサイズは着丈:72cm、身幅:59cm、肩幅48cm、袖丈:63.5cm。XLサイズは着丈:74cm、身幅:62cm、肩幅49.5cm、袖丈:64cmです。

筆者は169cm・73kgですが、Mサイズがジャストサイズでインナーとして着るならぴったりです。春にアウターとしてちょっとゆったり目に着るならXLサイズでも全然、問題ありません。用途によってサイズを選ぶのがいいと思います。

ごとりん

この記事を書いた人

ごとりん

身長169㎝ 体重73㎏ 靴26.5㎝

アビレックスのミリタリー物の服をしこたま買い込んだ後にMBさんのドレカジバランス理論に出会い自分のアメカジてんこ盛りのワードローブに茫然&愕然とするも、黒スキニーから出直してなんとかもち直した、あるいは開き直ったファッションに遅咲きの54歳。