セミオーダーのレザーグローブは「アルタクラッセ・カプリガンティ」がおすすめ!

冬のコーディネ―トを格上げするアイテムに手袋があります。今回は『アルタクラッセ・カプリガンティ』でセミオーダーしたレザーグローブを紹介致します。

アルタクラッセ・カプリガンティとは?

アルタクラッセ・カプリガンティは六本木に本店を構える日本初の手袋専門店です。大阪であれば阪急メンズ大阪でも取り扱っていました。また通販サイトでもAmazonや楽天などで購入することが可能です。グローブのバリエーションがかなり豊富であることもさることながら、セミオーダーの革手袋が2万円台から作れることが最大の特長です。

セミオーダーとは?

セミオーダーとは店側が用意した数種類のパターンの中から最も自分に合うものを選んでオーダーする手法です。例えばスタンダードなレザーグローブであれば、『甲周り8種』×『指の長さ5種』の、計40パターンが用意されています。

その中で自分の手の形に最も合うパターンをオーダーする形です。一方で、自分の手の形を取りそれを元に作成するフルオーダーという手法もありますが、セミオーダーと比べ遥かにコストがかかります。セミオーダーは比較的安価で自分にぴったりのアイテムを作成できる手法とも言えるでしょう。

筆者自身は過去にレザーグローブを購入したことがあるのですが、サイズ選びは最大の難関です。筆者は163cmと小柄であるため、セレクトショップのフリーサイズのグローブでは手が不釣り合いに大きく見えてしまいます。そのためレザーグローブのブランドから探したのですが、すると今度は指の長さが合いません。

『Sサイズは指の長さがぴったりだけど甲に皺が寄って格好悪い』『XSサイズは甲がぴったりなのに指が短くて突っ張る』といった状況に陥いるのです。大きすぎるサイズは見た目に影響し、小さすぎるサイズだと局所的にテンションがかかる部分ができるため耐久性が損なわれるのです。

手のバランスが平均的な方であれば既製品でも問題ないでしょうが、平均に比べて指が長い、もしくは短いと感じられている方はセミオーダーを検討しましょう。見た目も美しく、変に力がかかることもないので耐久性も損なわれません。

アルタクラッセ・カプリガンティのセミオーダーレザーグローブ

そんな魅力的なセミオーダーですが、アルタクラッセ・カプリガンティはサイズパターンだけではありません。

『裏地の有無』『裏地の素材・色』『レザーの種類』『ボディカラー』『イニシャル』など、事細かなオーダーが可能です。シンプルに一色もいいですし、遊びをきかせたカラーやデザインもいいです。

オーダーしてから40日ほどで完成します。筆者がオーダーしたグローブがこちらです。

ボディカラーはダークグリーン

マチの部分にグレーを挟みました。

サイズがぴったりなので見た目も変に大きく見えることもなく、手の甲にできるシワも最低限です。肝心の着け心地は、今まで試着してきた既製品より遥かに手が動かしやすいです。グローブを着けたまま読書が可能なほどフィット感があります。

フィッティングの不安

セミオーダーのレザーグローブは見た目もスタイリッシュでありながら耐久性・稼働性にも優れ、価格もフルオーダーに比べて格段に安いと、正に良いとこ取りのアイテムになります。『アルタクラッセ・カプリガンティ』でのセミオーダーであればカラーやデザインなどもオーダーできるため、唯一無二のグローブになるでしょう。

しかし、オーダーする際にサイズ感を間違ってしまうと、既製品より価格が高いだけのグローブに成り果ててしまう危険性もあります。それ故に、最初のオーダーを行う際は店舗へ足を運びましょう。実店舗であれば『レザーの素材や色別のサンプル』や『サイズパターン別のサンプル』を見ながら実際にフィッティングして自分にぴったりのサイズを見つけることができます。2回目以降のオーダーであれば、初回にオーダーしたサイズを参考にすれば失敗もほぼありません。

見た目、機能性、耐久性、デザイン、希少価値……魅力溢れる貴方だけのグローブをこの冬オーダーしてみませんか? 価格は2万3760円(税込)から

ハサミ

この記事を書いた人

ハサミ

身長:163cm 体重:44kg 靴:25cm (革靴系は1サイズダウン)

現役アパレル店員です。仕事で肥えた目を活かし、魅力溢れるアイテム達を紹介致します。 キーワードは『美しさ』。

https://twitter.com/HNNSNS_fashion