春は明るい色味の極細パンツ、「ジェギンスパンツ」を履きましょう! 唐突ですが、筆者がこう主張するには以下の理由があります。
①ファッションにおいて「季節感」は重要な要素。いくらオシャレでも季節外れでは違和感を与えてしまう。
②春の季節感はズバリ「軽やかさ」。
③「軽やかさ」を最も手軽に取り入れるには明るい色味のパンツを履くのが手っ取り早い。
④なぜならば人間の目は重力に慣れており、重いもの(暗い色)が下、軽いもの(明るい色)が上に来ることに慣れている。これを逆手に取って、明るいパンツを履くことで明るい色味による「軽やかさ」をガツン! と印象づけることが出来る。
春における明るいパンツの有効性がご理解いただけたかと思います。ただし、明るいパンツの取り扱いには注意が必要。なぜなら、明るい色は膨張色だから。
体型を美しく整えてみせる「A」「I」「Y」の三大シルエットにおいて、2/3を占めるYシルエットとIシルエットは細身パンツを必要とするものの、膨張色はその名の通り膨らんで見えるため、しっかり細身に見えるツボを抑えたアイテムのチョイスが必要なのです。
膨張色ならば太めパンツをチョイスしてAラインを作ればいいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、膨張色でもしっかりYラインIラインが作れる優秀細身パンツを発見したので紹介させてください。
難しい「膨張色の細身パンツ」選び。解決の鍵は「ジェギンス」にあった!

膨張色の細身パンツは中途半端ではいけません。膨張色であるがゆえにしっかりと細身に見えなければシルエットが成り立ちません。その一方で膨張色の細身パンツは「パツパツ感」の危険性と隣り合わせ。
暗い色味の生地よりも明るい色味の生地の方がシワや脚の形による陰影が目立ちやすいために、脚の形に合わないパンツを選んでしまうと「パツパツ感」が目立ちやすいのです。そこで今回紹介する「by ジェギンス デニム パンツ」です。
そもそも、ジェギンスとはジーンズとレギンスとを組み合わせてできた言葉で、「ジーンズだけれども、履き心地はレギンス」というパンツのこと。ジーンズという言葉には馴染みがあっても、レギンスにはあまり馴染みがない人も多いかもしれませんね。
レギンスというのは要するに厚手のタイツです。伸縮性のある素材でレッグラインにピタリとフィットするパンツで、レディースではハーフパンツやスカートとレイヤードしたり、メンズでもスポーツやアウトドアのジャンルでは普通に使用されるアイテムです。
スキニーデニム以上に伸縮性があり、その伸縮性を活かした履きやすさ・動きやすさに分があるのです。パンツが「細い・太い」の印象を大きく左右するのは膝下のシルエット。ジェギンスパンツは伸縮性が高いためこの膝下のシルエットをストレス無く極細にすることが可能。
そして「by ジェギンス デニムパンツ」は明るい色味であってもパツパツ感の出にくい絶妙なパターンメイキングがされています。30代のポッコリお腹に優しい「ウエスト・ヒップ・もも周りには少しだけゆとりがあり、膝下はしっかり細身」です。
筆者は執筆時点でおおよそ178cmの67kg、BMIは21付近です。別に普通じゃんと思われたかもしれませんが、元々が結構ガリガリ体型で、胸板なんてペラペラ。最近の体重増加は全てお腹、お尻、太ももに贅肉がプラスするカタチで実現しています。
ですから数字だけでイメージするよりも現実はもっとだらしないオッサン体型です。そんな筆者でも「by デニム ジェギンスパンツ」を履くとまるでお腹なんて出ていないかと錯覚するように理想のレッグラインが叶います。人が他人のパンツを見て「ムチムチだな」と判断するのはヒップ・太もものパツパツ具合です。

案外、膝下のパツパツは気にならないものです。その点を「by ジェギンス デニムパンツ」は心得ており、ウエスト・ヒップ・太ももまわりには少しだけゆとりがあります。筆者が保有するMサイズは、一度洗濯したあとの実寸でウエストが80cm、ヒップが102cm、渡りは26cm、もも周りは22.5cm、裾幅14.5cmです。
と、ここまで測ってわかったのですが、カタログ値よりヒップなどは生地が伸びてますね。テンションがかかるからでしょう。自分のお腹が出ていることを突きつけられたようで少しショックです。けれど、テンションがかからない裾幅などは一度や二度の洗濯ではカタログ値から縮んだり伸びたりしないようですね。
自分の体型に合ったフィット感が得られると考えれば良いと思います。ちなみに一日車の運転などをしてポコッとなっていた膝付近は元通りになっていました。
素材と色落ち加工、ラインアップについて

素材は綿98%のポリウレタン2%。ストレッチデニムとしては一般的な混紡率かと思います。特筆するべきはその軽さ。9オンスという薄手の生地を使用することで軽さとストレッチ性を得ています。生地の軽やかさも相まって春夏にも暑苦しくなることなく爽やかに履きこなすことが出来ます。

色落ち加工についても、全体的に均一な色落ちとしており上品な印象です。かと言ってのっぺりしすぎていることはなく、若干、ヒゲやアタリが再現されております。この塩梅もまた絶妙で、「均一に色落ちするように気を使って履き続けてきたデニム」のような説得力があります。
「by ジェギンス デニムパンツ」の値段は7560円(税込)。カラー展開はブラックとネイビーとコバルトブルーの3色展開。サイズはSMLの3サイズ展開です。
どのカラーも魅力的ですが、「明るい極細パンツでもパターンメイキングと素材のストレッチ性によりキレイに履ける」のがこのパンツの特徴ですので、オススメカラーはコバルトブルーです。
この春、春らしい「軽快さ」を「by デニム ジェギンスパンツ」で手に入れませんか。難しい膨張色の細身パンツだからこそ、適切なアイテム選びによる無理のない美脚シルエットで回りを「あっ」と言わせましょう!
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