デニムやチノパンやスラックスはメンズのパンツでも定番アイテムです。特にデニムの黒スキニーパンツはどんなアイテムにも合わせられる万能選手でしょう。
しかし、たまには違った雰囲気も楽しみたくなるもの。もちろんトップスでバリエーションを増やすことも可能ですが、コーディネートの土台となるパンツを変える印象は激変します。そこで今回は、ビューティ&ユースの「5W コーデュロイ 1P ルーズパンツ」を紹介します。
魅力はその素材感にあり
さて、こちらのパンツの最大の特徴的はその素材感。シルエット等の前にまずはこちらから触れておきます。コットン100％ながら秋冬の代表的な素材であるコーデュロイです。近年人気もあり、ユニクロやGUでもメンズの展開があります。ではどうして筆者はそのなかでもこちらのパンツを選んだのか。それはこの「畝」の太さです。
ユニクロのコーデュロイパンツをご覧になった方はわかるかもしれませんが、メンズで展開のあるコーデュロイパンツは畝が細いものが比較的多いものです。細い程に上品でベーシックな印象となり、太い程にカジュアルに寄ります。扱いやすいのは細い畝のタイプですが、太畝はその陰影による表情に魅力があります。
この素材感こそが、スタンダードなパンツに少し飽きた、そんな方にぴったり。ちなみに商品名にある「5W」とはコーデュロイの畝の太さを表しています。1インチ幅に畝がいくつあるかを表しており、今回のパンツは5本あることになります。そのため、数字が大きくなる程に細い畝となります。
スラックスデザインとキレイなテーパード
さて、素材について説明しましたが「畝が太いほどカジュアルということはこのパンツはかなり使いにくいのか」という点が気になるかもしれません。
しかしこちらのパンツ、デザインは非常にシンプルなスラックスデザインです。スラックスと言えば大人っぽい上品なアイテムの代表格です。スラックスデザインにすることで素材によるカジュアルさを和らげているので、実際に合わせてみると案外使いやすさを感じます。
もう少し細かく見てみます。タックは1つ、ポケットはスラッシュポケットです。タックは1つですが、腰回りは比較的ゆとりのある作りとなっているので、穿いていてとても楽です。また、ベルトループも付いているのでロングベルトを垂らして使う、ウォレットチェーンを引っかける等の着こなしも対応できます。
ポケットの深さですが、縦9.5cm、横19cm、厚さ2cmの財布が写真のようにすっぽり入ります。これだけの大きさがあれば厚手のハンカチでも入ります。
バックスタイルもスラックスのデザインを踏襲していますが、ポケットにはボタンがついていません。このあたりは好みかと思いますが、引っかけてとれてしまったりする心配がないので、個人的には無くてもいいと思います。
こちらもポケットの大きさを見てみました。フロントのポケットと違い、こちらは少しはみ出してしまいます。小さめの財布なら十分対応できる大きさです。
また、裾は縫い目までは折り返しても同素材なので自然に見えます。筆者はソックスが見えるように使いたかったため、ロールアップをして穿くことが多いです。このあたりは着こなしに応じて使い分けられます。ちなみに商品名は5W コーデュロイ 1P ルーズ パンツですが、裾幅はSサイズで17.5cmと比較的細身のため、裾にクッションを溜めずに穿くとスッキリとした印象に見せることができます。
色はどれも魅力的な3色展開
色はブラック、オフホワイト、ダークブラウンの3色展開となります。使いやすいブラック、秋冬らしさを楽しむならダークブラウン、意外性のあるオフホワイトと、どれも魅力あるカラーです。
筆者は特徴的な太い畝の素材感に加えて、意外性を楽しみたかったのでオフホワイトをチョイスしています。ここは好みに応じて選んでみてください。価格は1万4040円(税込)です。気になった方はぜひチェックしてみてください。
