男性なら1着は持っているブルゾン。肌寒いけどコートでは暑すぎる季節の変わり目でも活躍し、カットソーの上から羽織るだけでもコーディネートが完成。
また、シャツやニットをインナーに入れてバランスを取る着こなしや真冬にはコートのインナーにも使え、着まわし抜群のブルゾン。そんなブルゾンを実際に購入、着用したレビューを一挙お届けします。
目次
- ITTY-BITTY(イッティビッティ)/「French linen ブルゾン」
- Arc’teryx(アークテリクス)/「アルファSLジャケット」
- GU(ジーユー)/「ボアフリースフルジップジャケット(長袖)」
- UNIQLO(ユニクロ)/「ブロックテックシルキーフリースパーカー」
- GU(ジーユー)/「スイングトップ」
- ADAM ET ROPE’(アダムエロペ)/「カラーステッチコーチジャケット」
- MARKAWARE (マーカウエア) /「ファティーグジャケット」
- 中田商店/「ジャングルファティーグ後期型 ジャケット」
- DISCOVERED(ディスカバード)/「デニムブルゾン」
- GU(ジーユー)/「シェルパーカ」
- EPTM(エピトミ)/MA-1ジャケット
- A.P.C.(アー・ペー・セー)/デニムジャケット
- CULLNI(クルニ)/コーチジャケット
- nano・universe(ナノユニバース)/「ストレッチスキニーミリタリーブルゾン」
- ユニクロ / スウェードタッチリブブルゾン
- ONLY THE BLIND / サテンシルバーボンバージャケット
- ヨウジヤマモト×ニューエラ / バーシティジャケット
- ユニクロ / アクティブフルジップセーター
- Marc jacobs(マークジェコブス)/「デニムジャケット」
- The Letters / ベルベットリブブルゾン
- GU(ジーユー)/「スエードタッチジャケットCB」
- yoshio kubo(ヨシオクボ)/「バックレースアップブルゾン」
- MARKAWARE / フライトジャケットL2- B
- yoshiokubo / 切替ブルゾン
- no. / メルトンプルオーバーブルゾン
- nano・universe / ライダースジャケット
ITTY-BITTY(イッティビッティ)/「French linen ブルゾン」
上質なリネン素材をたっぷり使った、「ITTY-BITTY(イッティビッティ)」のブルゾンをご紹介します。価格は4万1040円(税込)となかなか高価ですが、サンプルセールでかなりお安く購入できました。
まず目に付いたのは、「素材」の良さ。フレンチリネン100%の生地で、非常に美しい光沢があります。そして、リネンらしいハリとシャリ感を残しつつ、とろっとした落ち感のある生地に仕上げているのが素晴らしい。「真っ白」な色が、生地の魅力を最大限に伝えてくれます。
「ボタン」も生地に負けない極上の物で、天然の貝ボタンですが、ずっと眺めていたくなるほど綺麗ですね。シルバーで、白い生地との相性も抜群。
シルエットもよく考えられており、生地が溜まらずにスッと落ちてくれるので、裾に向かって自然に広がっていき、綺麗なラインを描いてくれます。
サイズ感については、普段トップスはMサイズ、ときどきLサイズの私ですと、このアウターはサイズ「2」でジャストでした。
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Arc’teryx(アークテリクス)/「アルファSLジャケット」
アウトドアブランドは派手な色合いやポケットなどの装飾が多い。しかし、アークテリクスはシンプルで街着でもおしゃれに使用できるアウトドアブランド。
アークテリクスのアルファSLジャケットは登山ではハードシェルと言われる雨天や防風にそなえたカッパのようなアウターで、秋冬に街着でも使用できます。アークテリクスの特徴として色を多用しないところがあります。
このアルファSLジャケットはポケット部分のみオレンジ色が入っており、シンプル。他のアイテムは同系色のもあるので、単色のほうが使いやすいでしょう。ネーミングには「アルファSL」とあり、SLは「Super Light」 の略。
厚みがなく、1番軽くて薄いタイプです。スキーウェアにあるような生地の重ね感もなく街着でも違和感がありません。「アルファ」とは着丈の長さのシリーズ。アルファはお尻ぐらいの長さで使いやすい着丈。
欠点は着用時にナイロン生地なのでシャカシャカうるさく、フォーマルなときには着れないでしょう。また、洗濯も手間がかかります。ゴアテックス素材なので専用の洗剤で洗濯が必須です。4万6440円(+税)
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GU(ジーユー)/「ボアフリースフルジップジャケット(長袖)」
デザインは「パタゴニア クラシックレトロXジャケット」とかなり似ています。首元襟と胸元のポケットのデザインはほとんど同じで、メインボディがポリエステル100%で、ポケットと襟の切替部分はナイロン100%となっている点も同じです。
ファスナーは裏返してつけられており、持ち手部分も黒で統一するなど極力目立たないようにすることでミニマルな印象となり安っぽく見えません。(ブラックカラーの場合)また、腰ポケットは八の字につけられており物が出し入れしやすくなっています。
やはり、パタゴニアの10分の1という価格設定のため機能面ではパタゴニアに劣りますが、都内の気候だとパタゴニアの機能性はほとんど必要なく、街着としてならGUで十分です。
カラーはブラックがおすすめです。ジップの持ち手部分がブラックのため、ブラック以外のカラーを選ぶとジップ持ち手部分が目立ってしまいます。ジップ持ち手部分はそこまでしっかりと作られていないため目立ってしまうとアイテム自体が安っぽく見えてしまいます。
よって、ジップ持ち手部分が目立たないブラックがおすすめです。筆者(176cm/67kg)はジャストサイズのLサイズで着用しています。Lサイズの実寸は着丈73cm,肩幅45.5cm,身幅56cm,袖丈62.5cmです。2490円(+税)
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UNIQLO(ユニクロ)/「ブロックテックシルキーフリースパーカー」
表地も裏地も毛足の長いフリース素材のパーカー。商品名にシルキーとつけているだけあって手ざわり、肌ざわり共に気持ちいいです。ずっとさわっていたくなります。表地と裏地のあいだにブロックテックをはさみ、防風透湿機能をプラスしています。
デザインはアウトドア風のデザインで首元が高くなっているので風を防いでくれます。ジップを上までしめるとフードが顔まわりにたまるので小顔効果も期待できます。
防寒性能は裏地のフリースがあたたかい空気をたくさんかかえこみ、外からの風はブロックテックの機能でシャットアウトできるのでマイナス7度の屋外でも問題ないほどあたたかいです。またブロックテックの機能で汗などは外に出してくれるので湿気がこもらずに快適に切ることができます。
ただ表地もフリースなのでぬれてしまうと冷たくなってしまいます。そのため雪の降る中での使用はオススメできません。セール価格で1990円(+税)ととてもリーズナブル。
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GU(ジーユー)/「スイングトップ」
ユニクロ以上のお手頃価格にもかかわらず、ますますクオリティが向上しているGU。その中でも特に驚かされたのが、今回ご紹介する「スイングトップ」。2017年春夏のアイテムですが、価格のわりにやけにクオリティが高い良品です。
生地はマットな質感で、雰囲気が出ています。目が細く、上品な艶感があります。生地の素材は、ポリエステル68%、綿32%。リブ部分はポリエステル97%ポリウレタン3%になります。滑らかで肌触りなども悪くありません。家庭での洗濯も可能です。
生地も素晴らしいですが、「ボタン」も水牛ボタンっぽく見えるように加工がされており、安っぽくありません。
シルエットは、現代的にスリムになっています。サイズ感については、私は普段アウターはMサイズのことが多いですが、これもMサイズでジャストでした。
この他に、記事では「デザイン」や「着こなし」などについても解説しています。価格は3990円(+税)。低価格ながら、クオリティが高く、きちんと雰囲気も出せている良品。来年の春夏にも是非リリースしてほしいですね。3990円(+税)
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ADAM ET ROPE’(アダムエロペ)/「カラーステッチコーチジャケット」
遠くから見るとパジャマシャツに見える。でも、よく見るとハリがあるコーチジャケットという一風変わったアイテムです。
コーチジャケットは、本来スポーティでカジュアルな印象ですが、シャツのように見せることで落ち着いた印象になり、着まわしやすくなっています。素材はポリエステル、コットン、ナイロンで出来ています。
このコーチジャケットはナイロンよりも、ポリエステルとコットンが多く含まれています。その為、光沢はなくマットな印象です。そして、ハリがあって体にフィットしすぎないので体型もある程度隠してくれます。
値段は、1万5120円(税込)です。普通のコーチジャケットに比べると少し高い印象です。しかし、着まわしやすいコーチジャケットを探している人、トレンドを思い切り楽しみたい人にはオススメです。
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MARKAWARE (マーカウエア) /「ファティーグジャケット」
ミリタリーアイテムのモダナイズは、MARKAWAREの得意中の得意な仕事です。MARKAWAREのファティーグジャケットは、デザイナーの石川俊介さんが実際の軍モノを集め比較し、デザインをモダナイズした上で、街着として適切な服として作り上げました。
合わせる際は、やや着丈が長いアイテムなので、インナーとの着丈差に注意。またミリタリーアイテムにしてはややドレス寄りなので、インナーをシャツにしてボトムスを黒スキニーとブーツにすると、やや「キメすぎ」な印象になります。
この際のインナーはカットソーがいいでしょう。174cm、59kgの著者でサイズ1です。私は痩せ型なので、同じ身長の方はサイズ2でもいいかもしれません。経年変化を楽しむこともできるアイテムです。
36,720円(税込)と、かなり高価なアイテムですが、そのディティールやこだわりをみれば、それも納得できます。ミリタリーアイテムはトレンドに関係なく着られるので、そこも買う要因になると思います。
30代以上の、シブくてミリタリーが似合うようになった大人の男性にうはうってつけなアイテムです。
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中田商店/「ジャングルファティーグ後期型 ジャケット」
米軍のジャングルファティーグジャケットです。ミリタリーアイテムとして広く知られているアイテムです。ジャングルファティーグジャケットには前期、中期、後期と3つのデザインがあり、こちらは一番シンプルな後期型です。
全面には胸部に2つ裾部に2つのあわせて4つのポケットが付いていて全てフラップの内側にボタンがあります。胸部のポケットは内容物を取り出しやすいように斜めに傾斜して取付けられていて、これがファティーグジャケットの特徴的なデザインとなっています。
袖部分が広くそのまま着用すると袖がダボッとしてだらしなくなってしまいますので、ロールアップするか、袖口のボタンを留めて細く絞って着用するかのどちらかがおすすめです。コーディネートを組むときはクリーンさを意識してください。
白シャツ、スラックス、革靴、ハット、革のトートバッグやクラッチバッグなどのキレイ目のアイテムと合わせるとミリタリーの土臭さが中和されてバランスの取れたコーディネートになります。古着屋で5520円(+税)で購入しました。
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DISCOVERED(ディスカバード)/「デニムブルゾン」
襟、袖、裾の3か所にデザイン性がありDISCOVEREDらしさを感じます。襟にはワイヤーが入っており、クシャクシャと変形させることで首周りの印象が変えることができます。袖は、DISCOVEREDのコレクションでよく見かけるのがロングスリーブ。
折り返せば普通のGジャンの袖の長さくらいになります。アームも細く、身幅も少しタイトですが、ストレッチ素材のため、ノンストレス。また、やや薄手のため、着用期間は、夏以外3シーズン使用可能です。着丈が普通のGジャンに比べ少し長め。
そのため、手持ちのTシャツやシャツを合わせた時に、裾からちょうどいい長さで出てくれます。また、肩掛けした時の後姿が様になります。筆者は、身長170cm、体重65kg、ややガッチリ体形で、サイズ2でジャストサイズ。
購入して半年ほど経ち、着用回数は10回ほど。可動範囲が広い肘の伸びなどはありません。洗濯は2回しましたが、襟や袖の角に少しあたりが出てきました。 定番の「COMPLETE LINE」のため、常に購入可能。よくセールにもなり、筆者は半額程度(1万0944 税込み)で購入しました。
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GU(ジーユー)/「シェルパーカ」
ハードとソフトがあり今回の商品はソフトシェル。特徴は防水性はやや低く通気性や伸縮性があり動きやすいです。大雨の日は完全防水ではないため濡れてしまいますが、防風性保温性に優れているため肌寒い夜の着用にとても使えます。
また画像から見て分かりますが襟が高く首までしっかり覆えるので機能面だけでなく顔近くに服があるとない時よりも小顔効果が期待でき体型をキレイに見せられるメリットがあります。
重量400gと非常に軽く柔らかい素材のため、折りたたんでしまえばバッグで持ち運べます。真夏、真冬以外の1年中使用可能で、豊富なカラーバリエーションとサイズ、1990円(+税)と圧倒的コスパ。
この商品、ネットではサイズ欠けが起きていて欲しいサイズがないかもしれませんが、店舗に在庫があるかもしれません。実際に足を運んで試着して見ていただきたいです。試着してこの値段だったら買う気なくてもついつい買ってしまうでしょう。
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EPTM(エピトミ)/MA-1ジャケット
ここ数年の間に爆発的な広がりを見せた流行がラグジュアリーストリート(luxury street)と呼ばれるスタイルです。その名の通りラグジュアリーブランドとストリート系のスタイルという一見、相反するかのような2つのジャンルを掛け合わせたスタイルです。
ただどんなにカッコいいとはいえ、そこはさすがにハイブランド。誰もがそうそう手を出せる価格帯ではありません。
そんななか頭角を出してきたのが、このEPTM(エピトミ)というカリフォルニア、ロサンゼルスのダウンタウンで誕生したメンズストリートブランドです。流行りのレイヤードスタイルやシルエットなど、ハイブランドであるFear of Godを彷彿とさせるアイテム展開、かつリーズナブルな価格設定から人気を博しています。
そのEPTMから紹介するアイテムは、ライトウェイトMA-1ジャケット。米国価格で$55程度。サイズはMサイズ。実際のサイズは肩幅47cm、身幅59cm、身丈69cm、袖丈64cmです。
滑らかで、適度な光沢感の上品な雰囲気を持ったナイロン生地を使用。色はトレンドのスモーキーなピンク。両腕にシャーリングが施されておりデザインも高いです。一年を通して長く着用できそうな使い勝手のいいアイテムです。
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A.P.C.(アー・ペー・セー)/デニムジャケット
フランスのデニムで有名なブランドのA.P.C.が作ったデニムジャケットです。2ndモデルを忠実に再現し、現代的にシルエットをリサイズしてあるので、合わせやすく着こなしやすい一品です。
また、2ndモデルを元にしているので、よくある3rdモデルのデニムジャケットを着ている人と服装が被りにくいです。デニム生地も綿100%の14.5ozセルビッジデニム生地を使っているので経年変化を楽しむことができます。
ポケットは内、外ポケット合わせて6つあるので財布、スマホといった少しの荷物の場合はバッグを持たず、気軽に出かけることができます。
いろいろなところに気軽に羽織って出かけていき、経年変化を楽しむことで愛着がわく、数年にわたって着ることのできる相棒のようなジャケットです。価格は税込2万9160円。
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CULLNI(クルニ)/コーチジャケット
本アイテムは大人も楽しむことができるドレス要素を持つコーチジャケットです。コーチジャケットとはもともとは野球などのスポーツのコーチ・監督がベンチで防寒のために着用するジャケットです。
スポーツを出自としているためカジュアルなアイテムです。強いツヤがあり落ち感がある厚めの生地、上品な発色、ボタンを隠し金色の金具を使うなどの上質なデザイン、これらが相まって本来カジュアルであるコーチジャケットを大人も楽しめるアイテムに昇華しています。
本アイテムはカジュアルかつドレスという両方の要素を持つため、いわゆる着回しがしやすいため、さまざまなコーディネートを組むことが出来ます。
また、ジャケットの着丈は長くもなく短くもなく絶妙な長さであるため、パンツは細身のものからトレンドのワイドパンツまでさまざまなものを合わせることができます。価格は3万4560円(税込)
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nano・universe(ナノユニバース)/「ストレッチスキニーミリタリーブルゾン」
しっかりとした生地感は凹凸が出ており、多少ハードに扱っても型崩れなど無く、綿97%、ポリウレタン3%で、ストレッチはそれなり。体型は出にくく、シルエットもかなりスッキリしています。
167㎝、51kgやせ型体型の筆者でSサイズを選択しています。カットソーの上に羽織って動きにくいと言うことはありませんが、シャツ+ニットの上に重ね着するような場合はワンサイズアップした方がよさそうです。
裾は真っ直ぐフラットで、よりアウターライクな作りです。サイドスリットがあり、こちらもインナーを裾から出すような着こなしをする場合に締めつけがなく綺麗にレイヤードできます。アウターとしてもインナーとしても使いやすい絶妙な着丈だと感じます。
このアイテムはミリタリー要素である男らしいディテール、色味に加え、シャツのクリーンな印象とナノユニバースこだわりのシャープなシルエットをあわせ持つベストバランスなアイテムなのです。「一枚でサマになるシャツ」を体現しています。記事掲載時点で販売終了。9900円(税込)
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ユニクロ / スウェードタッチリブブルゾン
ベーシックデザインなスウェード風MA-1です。程よい起毛感が素材の表情を出すので、ベロア・ボアよりもオシャレ着として取り入れやすいアイテムです。色はダークブラウンがオススメ。
ダブルジップなのでダウンベストなどのボタンアウターと合わせやすく、内側の小ポケットは通常サイズのスマートフォンが入るなど、細かいところが使いやすい仕様になっています。
課題はシルエットの野暮ったさ。セレクトショップのスリムなブルゾンと比べると、同じ着丈でも肩幅·身幅が広く、綺麗なシルエットになりにくいサイズ感です。
定価5990円(+税)から値下げされているのでコスパは優れています。全体を緩くする·アウターを重ね着するなど、野暮ったさを解消できればコーディネートの幅を広げてくれるアイテムです。
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ONLY THE BLIND / サテンシルバーボンバージャケット
通常のMA-1とは一味も二味も違ったイギリスのブランド、オンリーザブラインドが販売しているボンバージャケット。高級感のあるサテン生地を使用しており、ミリタリーアイテムとは思えない品の良さがあるアイテム。
デザインも独特で背中の部分にポケットがついていたり、袖にはファスナーやギャザーがついていたりと差別化におススメ。袖のデザインのおかげで着こなし方にも幅があり、シルエットで遊ぶことが可能。
またボタンやファスナーなどにもブランドロゴやイニシャルが刻印されており、細部にもこだわりがみられる逸品。サテン生地のわりに耐久性も気にならず、オーバーサイズでドロップショルダーなので着心地も抜群。
国内のショップでの取り扱いや通販がほぼなく購入のハードルが高いが、それを超えてしまえば間違いなく値段以上の価値を感じられるジャケット。
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ヨウジヤマモト×ニューエラ / バーシティジャケット
ヨウジヤマモトとニューエラのコラボアイテムから、バーシティジャケット(スタジャン)を紹介します。表地はナイロン100%の光沢ある素材、対して裏地はポリエステル100%で、中綿入りのキルティング仕様です。
首元と裾、袖口にリブがついていて防風性もあり、見ため以上に暖かい着心地です。
サイズ展開は2番(S)から6番(XXL)まであり、身長172センチ体重63㎏の私は、ゆったり着るために4番(L)を選びました。ジャストサイズで着たい場合、普段選んでいるサイズより小さいものを選ぶといいでしょう。
なお、左右のポケットは小さめで、裏地にはポケットがないので、収納力はいまいちです。
背面には、山本耀司氏が愛犬リンと散歩している様子をモチーフにした、朝倉優佳氏によるスケッチ作品が描かれています。シンプルでかわいらしいのですが、山本氏の顔がドクロで表現されていることもあり、万人ウケするとはいえないデザインです。
価格は6万2000円(+税)。容易に手を出しにくい金額となっています。
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ユニクロ / アクティブフルジップセーター
アスレジャートレンドを気軽に取り入れられ、インナーとしても羽織としても着用可能。トラックジャケット(いわゆるジャージ)をニット素材で再現しています。
そのため、スポーツウェアを普段着に落とし込むアスレジャーを簡単に取り入れることができます。トラックジャケットは色遣いが派手なものが多いのですが、こちらはジッパーなど色を統一していて、カジュアル度が極端に高くなることを防いでいます。
また、素材にこだわり、東レの特殊ポリエステルを使用することで伸縮性抜群。ストレスなく着用できます。
そんなアクティブフルジップセーターですが、注意点が2つあります。1つは一部店舗限定商品であること。
もう一つはスライダー(引手)についている赤い装飾がダサいことです。一部店舗限定はユニクロオンラインを利用すれば解決しますし、赤い装飾は簡易的に結ばれているだけなので、購入したら取ってしまうことをおすすめします。3990円(+税)
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Marc jacobs(マークジェコブス)/「デニムジャケット」
挑戦してみたけどうまく着こなせなかった……そんな方にもう一度挑戦していただきたいのがこのMARC JACOBSのデニムジャケットです。
デニムジャケットはカジュアルなアイテムであり、かつ着丈が短くサイズ感も難しいアイテムですが、このアイテムは生地に高級感があり、袖を長くしてダボッとした着こなし方を想定しているためサイズ感もゆるく着ればいいだけの難しくない物になっています。
着丈の短さによって腰位置がわかりやすくなる問題については、着丈の長いインナーを着る、インナーとパンツの色を合わせるなどして腰位置を隠すなど他のアイテムによるケアが必要ですが、それさえケアしてしまえばすぐにサマに見えるアイテムです。
デザインも、作業着であったという源流を意識してよく使われる場所を色落ちさせているなど嘘くさくない説得力のあるデザインで存在感のあるアイテムです。古着で購入したものですが、似たアイテムを探す参考になれば幸いです。6800円(税込)
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The Letters / ベルベットリブブルゾン
今回は、The Lettersの人気アイテム、ベルベットリブブルゾンの紹介です。よくある黒のブルゾンですが光沢が一目でわかると思います。素材は、ベルベットが使用されており立毛で光沢感があり高級な印象を与える素材です。
またこのブルゾンには、製品洗い加工が施されています。製品洗い加工とは縫い終わり完成した商品を一度洗いにかける工程のことを言います。耐久性のないベルベットにあえて製品洗い加工をかけた結果、アイテムにビンテージ感が生まれるのです。程よい光沢とビンテージ感がいいバランスでブルゾンの高級感をさらに高めています。
著者は163cm55kgでSサイズを購入しました。肩幅43.5cm、袖丈63cm、着丈62.5cm、身幅53.5cmとなっております。お値段ですが税込でなんと6万8000円と高いです。
毎度人気の今回のアイテムのため残念ながらすでに完売なのでオークションや古着屋などで見かけた際は是非手にとって試着してみてください。
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GU(ジーユー)/「スエードタッチジャケットCB」
春に気軽に羽織れるライトアウター、GU「スエードタッチジャケットCB」2990円(+税)を紹介します。「スエードタッチジャケットCB」は見た目はデニムジャケットではありますがフェイクスエードの素材で柔らかいものとなってます。
セレクトショップにもフェイクスエード商品がありますが,1万円以上するので、この商品との価格差は4倍以上です。GUの商品が他の店に比べてコスパの高い商品であることがわかると思います。着用感はアームホールが太めで手首がゆるく、襟まわりも寝てしまうため、着用するときに工夫が必要になります。
カラー展開はブラック、ベージュ、カーキ3色展開、カーキはブラウンに近い色となっております。欠点はありますが、フェイクスエードの商品としてはコスパが高いので春のライトアウターとして購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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yoshio kubo(ヨシオクボ)/「バックレースアップブルゾン」
このアイテムは切り替えが多く5色もの色が使ってありカジュアルなデザインですが、使われている色味を見るとダークトーンやペールトーンで構成されており、そこまで派手な印象はなく普段使いもしやすいデザイン。
しかし、背中にレースアップが付いていることから、一枚での着用には注意が必要です。紐を引っ張ることによって、サイズの調整が可能で余った紐を格納する為のポケットまで付いています。
サイズ1の物で着丈62cm、身幅49cm、肩幅42cm、袖丈57cm。筆者は177cmの65kgで紐を最大に緩めても少し小さいくらいのサイズ感になります。ジップはダブルジップ仕様となっており、真っ直ぐではなく少し斜めに付いているライダースのようなデザイン。
素材はナイロンで洗濯も可能。あて布をすればアイロンがけもできます。古着での購入なので2900円(税込)。デザイナーズブランドを古着で買う楽しさを教えてくれた一着です。
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MARKAWARE / フライトジャケットL2- B
価格は5万4000円(税込)ですが、細部にはMARKAWAREのこだわりが見られます。ポケットやペンホルダー、チャックは米軍の実物デザインを踏襲しています。
ナイロンの部分は、まるでスラックスのようなツヤ感です。シルエットについて、肩はドロップショルダーという、丸くストンと落ちるようなデザインになっています。腕の部分は手首から肩にかけてだんだん太くなっています。経年劣化すると、黒色のチャックが銅色の部分がやや見えるようになりました。
リブの部分はこのL2-Bのために糸から作られたものであり、使っていくと毛羽立ち見られるようになりました。長く使っているとまず始めにこのリブの部分がダメになる可能性が高いです。
リブの着用感は、やや安っぽいマフラーのような肌触りで、お世辞にも感触が良いとは言えません。現物を忠実に再現するために古い靴下編み機で編んだとのこと。首元がデリケートな方はチクチクするのが気になる可能性が高いです。
しかし、こういった再現性に価値を見出す方であれば、5万4000円を払う意味があるアイテムです。
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yoshiokubo / 切替ブルゾン
yoshiokuboの切替ブルゾンサイズ1で黒、白、赤の3色が使用されており、モノトーン+1色の構成になっています。赤も発色の強い物ではないのでそんなにカジュアルになりません。
腕部分が透明になっており、インナーが見える仕様になっているので長袖で黒、白、赤のどれかを使ってあげるとモノトーン+1色のままなのでコーディネートしやすいです。
またジップが首周り、腕周り、裾部分に付いているのですがジップを開けるとインナーが見える仕様になっております。
こちらはナイロン100%でできているのですが、ナイロン自体は洗濯が可能な素材になりますので洗う事が可能です。ただし、腕の透明部分が非常に薄く作られおり、洗濯機で洗うと伸びてしまうではないかという不安があるので手洗いにしましょう。
ナイロン自体が熱に弱い素材になりますので乾燥機やアイロンの仕様は極力避けてください。最悪溶けて穴が空いてしまいます。着丈63cm、身幅50cm、肩幅42cm、袖丈57cm。筆者は177cmの65kgで少し小さいくらいのサイズ感になります。古着店で3240円(税込)で購入。
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no. / メルトンプルオーバーブルゾン
今回紹介するのはno.のメルトンプルオーバーブルゾンです。このアイテムパッと見ただけじゃ分かりにくいんですが実はGジャンです。オーバーサイズのGジャンをドメスティックブランドのチェスターコートのようなウール90%、ナイロン10%の生地で作っています。
筆者はピンクを選んでいるので難しいアイテムのように見えますが、もう1色展開しているブラックならよくあるインディゴのジャストサイズのGジャンより使いやすいアイテムだと言えるでしょう。もちろんピンクがもつ稀少性を考えて筆者はピンクを購入しています。値段は6万4000円(税込)と財布には優しくない値段かもしれませんが、簡単に差別化が捗るアイテムとしておススメできます
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nano・universe / ライダースジャケット
合皮のライダースジャケットでは物足りないといった本物志向の人向けのナノユニバースのヴィンテージUSダブルライダースジャケットをおすすめします。ダブルのライダースジャケットの特徴としてジップの存在感があります。
これはノームコアのトレンドが終わりを迎え、装飾性が求められている今の時代にぴったりです。腰回りには取り外し不可ですがベルトも付いていて、閉めたり垂らしたりと着方のバリエーションを楽しめます。
素材はカウ(牛)レザーよりも柔らかいラム(羊)レザーを使っていて、ライダース特有の硬くて着づらいといったこともありません。またレザー全体にヴィンテージ加工がされているため、買った時からこなれた雰囲気があるのもポイントが高いです。
裏地には保温効果に優れているサーモライトと呼ばれる中綿が入っていて寒い季節にも問題なく着ることが出来ます。サイズは少しキツいなと思いましたが、徐々に自分の身体に馴染ませたかったのでSサイズを選びました。
本革を使ったライダースは10万超えの物が多いですが、こちらは4万5360円(税込)と本革のライダースジャケットとしては安い部類に入ります。現在同じ商品は販売されていませんがナノユニバースでは定期的にライダースをリリースしているのでチェックしてみてはいかかでしょうか?
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