バーバリーのスウェットパーカー(古着)は見つけたらゲットしよう

本サイトでは、ファストファッションの名品をたくさん紹介しています。いまやお金をかけずともおしゃれは作れるようになったと言えるでしょう。しかし、ファストファッションのアイテムばかりでおしゃれをしていると、いずれ壁にぶち当たります。

ファストファッションはベーシックなアイテムが多く、どうしても地味で、差別化がしにくくなってしまうのです。また、ファストファッションで大量に市場に溢れているアイテムばかり使うと、「かぶり」も気になってしまうでしょう。

古着で簡単に差別化できるが注意も必要

そこで取り入れるべきは古着です。古着はどれも一点もの。めったに人と被ることがありません。また、古着は作られた年代のトレンドを表しており、現在のトレンドとは違ったニュアンスを容易に表現することが出来ます。

ただし、注意をしないと古着を使ったファッションは古臭くなると途端に失敗します。古着は経年劣化したものが多く、新品と比べるとカジュアル度が高くなります。古着のみで構成すると、よっぽどの上級者でなければ、ただ小汚い格好になってしまうでしょう。

古着は1点に留めて、他のアイテムはカジュアルな印象を補うようにドレスライクなアイテムでまとめてみましょう。

※ドレスとカジュアルのバランについてはこちらの記事をご覧ください http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

http://www.mensfashion.jp/coordinate/harajyuku/005539.php

このように全身古着だと、カジュアル全開でどうにもこじらせた大学生みたいになりがちですよね……。

フードは抜群の立ち上がり

さて、バーバリーのスウェットパーカーの詳細をみていきましょう。特筆すべきはフードの立ち上がり。パーカーを選ぶときに最も大事なのがこのフード部分。くれぐれもフードが寝てしまうものは選ばないようにしましょう。

なぜフードの立ち上がりが大事かといえば、顔周りに物があると対比効果で顔が小さく見えるからです。女の子はこれを本能的に知っていて、写真を撮る際に顔の横にピースサインをしたり、虫歯ポーズをしたりします。

人間は顔の大きさで体全体を認識するので、顔が小さく見えるとすらっと全身も整って見えるからです。トップモデルは身長が高いことはもちろん、小顔が求められるのはそのためです。

バーバリーのパーカーもこの原則を意識しており、しっかりとフードが立ち上がります。ちなみに、フード部分についていた紐はあまりにも毛玉がひどいため、捨ててしまいました(笑)。

なお、立ち上がりが良いと評判のユニクロのスウェットパーカーと比べてもフードの立ち上がりに遜色有りません。ちなみに、比較で使っているユニクロのスウェットパーカーはこちら。

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402700-72

実はレディースなのですが、ビックサイズで男性が着ても問題有りません。172cm、67kgの筆者はLサイズを着用していますが、余裕があります。このパーカーを比較対象にしていきます。

古着だからシルエットを無理やり整える

さて、フード部分が素晴らしいパーカーですが不満点もあります。それは、シルエットがあまりよくないことです。Lサイズですが着丈が短め。

比較対象のユニクロのスウェットパーカーと重ねて撮影してみました。計測してみたところ、ユニクロのスウェットパーカーの着丈(フード下部から裾まで)が65cmに対し、56cmとかなり短めです。

なお、アーム部分は長さがどちらも69cmと大差がありません。それだけに着丈の短さが気になります。

横幅はどちらも56cm程度なのですが、着丈が短いことと、ポケットが腹部ではなくサイドについていることも相まって、お腹がポッコリして見えてしまいます。ユニクロのスウェットパーカーは着丈が長いので、お腹部分が過度に目立つことはありません。

これを筆者はスリットを入れることで解決しました。新品では躊躇しますが、古着ですから遠慮なくいけちゃいます。裁縫用のハサミではなく、普通のハサミで全然問題有りません。ユニクロのスウェットパーカーなども、この方法を使うとシルエットがすっきりします。

これでも着丈がやや短く感じるので、パンツに黒の物を使いトップスとパンツの境目を誤魔化すといったテクニックを使うことも有効です。ただし、古着は色あせが目立ってしまい、かえって境界を目立たせることもあるので注意してください。中にシャツを着こんで無理やり裾を伸ばすといった工夫も有効です。

古着ならブランド品も格安で手に入れられる

簡単ではありますが、バーバリーのスウェットパーカーをレビューさせていただきました。三陽商会がバーバリーのライセンスを失ってから高価格化が進んでおり、新品でスウェットパーカーを買おうとしても、なかなか手の届かない価格になってしまっています。

https://www.buyma.com/item/30665260/

BUYMAで似たようなアイテムを探してみたところ、約3万5000円。しかもフードの立ち上がりはそれほどよくなさそうです。

しかし、ご紹介した古着であれば1400円ほど。今回はバーバリーのスウェットパーカーでしたが、ナイキやチャンピオンもお勧めです。この両ブランドであれば容易に見つけることができるでしょう。

古着でカジュアル度が高くなるので、ドレスライクな黒を選ぶとコーディネートがしやすいですよ。

コーディネート紹介

古着のパーカーはカジュアルなアイテムですので、なるべく見える面積を減らすと簡単にバランスがとれるでしょう。そのため、これからの時期はコートのインナーにすることをお勧めします。写真は昨年のUNIQLO Uのラップコート(レディース)を使っています。

古着で簡単に差別化を

一大トレンドであった普通の服をおしゃれに着るノームコアが終焉しつつあり、トレンドはタッキーに象徴されるように、柄や素材で差別化されるようになってきました。

柄物や、素材で差別化もいいですが、古着を取り入れることでも脱ノームコア・脱地味を達成できます。あなたも宝探しをするように古着のスウェットパーカーを探してみませんか。お気に入りの一枚を見つけた時にはますますファッションが捗ることでしょう。

佐藤シュガー

この記事を書いた人

佐藤シュガー

身長172cm 体重67kg 靴のサイズ27.5cm

北関東を住み家とする32歳。「最小の投資で最大のおしゃれを!」をモットーとするも欲しいものが多く、買いすぎてしまうのが玉に瑕。 ユニクロは我々の味方!  

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