人と被らないズッカのベルトスニーカーをレビュー

最近アディダスやY-3からGUまでゴムベルトを使用したデザインのシューズが数多く出ていますね。その中であまり目立ってはいませんが、CABANE de ZUCCaのベルトスニーカーを紹介いたします。

コンバースとの違い

今回のアイテムはZUCCaの定番ベルトスニーカーのハイカットです。 定番スニーカーとして作られていて、ゴムベルトのデザインにより足の甲と足首がキュッと細身に見えてスッキリとしたオトナな印象を演出してくれます。

ベルトデザイン以外は、パッと見はコンバースのハイカットそのものです。下の写真は手前がZUCCa、奥がコンバースです。

「じゃあコンバースでいいんじゃないの?」と思うかもしれません。しかし、一つ着用する上で大きな違いがあります。

重さをコンバースと比べると、片足の重量でZUCCaのメンズMサイズ(26.5~27.0㎝相当)が371g、コンバーズの24.0cmが377gとなっています。6gではありますが、サイズ差があるにも関わらずZUCCaのほうが軽いのです。

これは紐と紐通しのリングの有無、ソールの素材違いによるものかと思います。素材の違いがどれほどあるのかまでは調べられませんでしたが。この違いは意外と大きいです。当然重い靴は長時間履くと疲れます。少しでも軽い方がイイですね。

インソールはある程度クッション性があり、歩きやすいです。昔はコンバースをよく履いていましたが、一日履いていると疲れてしまうのが難点でした。こちらのシューズはコンバースほど疲れません。軽いこと、クッション性があることによる違いでしょう。

キャンバス素材はどうでしょうか。厚みも十分あり、丈夫なキャンバス生地です。カラーの表記はブラックですが、印象としては墨黒っぽいですね。純然たる黒ではありません。

黒の深みはユニクロエクストラファインメリノウールのブラック>ZUCCa>コンバースです。

ソールもほぼコンバースと同じです。足先には耐久性を上げるために一枚多く貼ってあります。これはコンバースも同じです。

サイズ感と履き心地

サイズ展開はS/M/L。私の足は実寸で26.5cm、幅のサイズがDでMを選んでちょうどよかったです。こちら入り口がぎゅっと締まっていて、最初はどう履くのかな?なんて心配してしまいましたが、ゴムベルトなので手でグイッと広げて履けばいいです。十分伸びます。

ベルトの配置はアキレス腱のあたりから足の甲でクロスしている2本と、隠れていて見えませんが、外側のベルトがクロスしている部分にもう1本あります。

内側は少々きつめで、しっかりとホールドされており中で足がぐらつくことはありません。

ただ、1時間ほど履いていると締め付けられている感覚があり、少々痛いかな? と感じます。甲高の方は注意が必要です。ときどきゴムを引っ張って緩めてあげれば楽になります。ゴムですので履いているうちに馴染むことでしょう。

合わせ方を少しだけ。ワイドパンツなら裾短め、くるぶしが出るくらいの丈がオススメ。それより長いとシューズと干渉し、パンツのシルエットが崩れてしまいます。

スキニーや細身のパンツを合わせると地下足袋に見えてくるのが不思議です。忍者っぽく、かっこよくなります。

海外ではジャポニズムが一部で流行っているらしいですね。服ログでも地下足袋が紹介されていました。
こちらの記事をご参考に。

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2017.09.01

値段は1万4040円(+税)とコンバースの2倍~3倍です。安くはありませんが、他とかぶりたくない方や、コンバースはちょっと子供っぽいという方であれば検討してみてください。

執筆時点では公式サイトでブラックが売り切れ、ホワイトとブルーが多少あるという状況です。最初に記載した通り定番で作っているものですので再販があるはずです。私は新宿伊勢丹メンズ館で購入しました。店舗なら在庫があるかもしれません。

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