Yラインが簡単に構築できる着丈長めのZUCCaマウンテンパーカ

今回のアイテムは、先日アウトレットでショッピングに出かけたんですが、そこでZUCCaのマウンテンパーカに一目惚れしました。分析的にもたくさんメリットが見えてきたので合わせてご紹介します。

ZUCCaは 1988年に小野塚秋良さんが設立したレディスブランドが元です。スパイスのある日常着をテーマとしています。

現在小野塚さんは退任しており、エイネットという会社の一ブランドとなっています。小野塚さんがもともと三宅デザインで働いていたことがあるそうですね。

アイテムを見ていきましょう

一般的なマウンテンパーカと違い、少し着丈が長めになっています。これでボリューム感が出てYラインが構築しやすくなります。あとはスキニーなどの細身のパンツなどと合わせればいい、ということです。おおよその実寸を測りましたので載せておきます。

肩幅49cm、着丈79cm、袖丈66cm。一般的なマウンテンパーカは下の写真のように腰丈のものが多いように思います。悪い訳ではありませんが、全体のシルエットを考えた場合に中途半端です。

https://goo.gl/p1Ess4

素材はコットン100%ですが、スウェットのような柔らかいものではなくチノっぽい素材感です。写真だとわかりにくいですが、シャドウストライプになっています。細かいのですが、このストライプで生地に表情が生まれます。

堅めの生地で着心地は若干悪くなりますが、体型の凹凸が出にくいとも言えます。裏地がないので袖通りはあまりよくありません。ニットの上に着ようとすると少し引っかかる感じで残念なところ。

フードとネックの高さで小顔効果バッチリ

小顔だと何がいいのか?と思うかもしれませんが、全体のシルエットを見たとき小顔であれば頭身が高くなりキレイに見えます。このパーカは高めのネックが顎のラインを隠し、フードが顔の周りにあるため小顔効果が加速します。

ネックにはボタンがついていて幅を調整できます。個人的にネックは立たせたいけど余裕が欲しいのでボタンは外しています。

(ノームコアの収束と装飾性の復権、装飾に貢献するジップライン)

ここ数年続いたノームコアのトレンドが収束しつつあり、代わりにじわじわと装飾性のある着こなしが流行りだしています。一口に装飾性といってもストールや柄物、ウォレットチェーンなどのアクセサリーなどアプローチは様々です。

この観点でZUCCaのマウンテンパーカを見るとジップラインが目に入ることでしょう。首のサイドから裾中央に向かってカーブしていて、カラーも生地とのコントラストをもたせていて目立ちます。ジップも装飾性として受け止められるので地味な印象はありません。

ダブルジップになっていますので、閉めたジップをしたから外すこともできます。ただ、せっかくカーブがキレイなので開けないのがオススメですね。

サイズ感と実寸

表記サイズはMとなっています。ゾゾタウンでみましたが、ワンサイズです。肩幅が許せば他は気になるところがありません。中にウルトラライトダウンを着込めます。少し寒い日はこれで十分。都内なら12月上旬まで過ごせるでしょう。

執筆時点で20℃下回っていますので信じていいですよ。全く同じ商品がありませんでしたので、代わりのリンクを掲載しています。形はほぼ一緒で素材が裏起毛になっているのでスウェットに近い素材感。

毎年出しているようですが、素材を少しずつ変えているようです。公式通販サイトだと着丈が88cmとなっているので、およそ10cmを長くなっていますね。価格は定価で2万3000円前後と、パーカで考えると高いですが、アウターも兼ねることができるので許せる価格帯です。

ちなみにこのアイテムはアウトレットで5000円程度オフの1万7000円ちょっとでした。パッと羽織ってサマになるZUCCaのパーカをこの機会にいかがでしょうか?