カシオのデジタル腕時計は多彩な機能を持つ海外モデルがオススメ!

スマホが普及したこともあり、腕時計をつけないという方も多いと思います。しかし、腕時計はメンズにとって作為的にならずにつけられるアクセサリー。ファッション用途としてとても実に有用です。

今回紹介すカシオの「AE-1200WH」は、レトロフューチャー感のある時計を探している人や、レジャー用のファッション時計を探しているに人にオススメな1本。3450円(税込)と値段も安く、買ってはみたものの手持ちの服に合わない場合は、職場での兼用も可能な便利なデジタル腕時計です。

チラリと見える世界地図で感じるレトロフューチャー感

(文字盤はアナログ、デジタル時計とカレンダー、世界地図となっています)

レトロフューチャーな腕時計とは、スマートウォッチが普及する前の1980~90年代に流行した、時計以外の付加機能を付けた時計を指します。以前、服ログにも掲載された「データバンク」が有名です。

カシオのデータバンクはトレンドど真ん中の腕時計

2018.06.06

一方、「AE-1200WH」はデジタル、アナログ、世界時計、カレンダー、バックライト、ストップウォッチ、アラームなどの機能を有しています。ファッションの観点からは「世界時計」のデザインが特筆。ボタンを押すたびに、世界地図の選択位置が変わり、時差を加味した時刻を表示します。

アナログ時計は日本時間、デジタル時計を海外時間と別々に表示して、レトロフューチャー感を出すことができます。長袖であれば、袖口からチラリと見える世界地図がより映えることでしょう。重量は約85g、文字盤の大きさは約35×35㎜のスクウェア型。バンド部分はステンレスで、本体は合成樹脂が使われています。

海でも山でも使える防水性能、レジャー用ファッションでも安心

(本体の裏面に「Water Resistant 10BAR(10気圧防水)」の表示)

通常のファッション時計であれば、水濡れが気になって海や山といったレジャー用途には使えないこともあるかと思います。しかし、この腕時計は防水性能として10気圧防水、すなわち一般防水なので潜水などの行為は不可ですが、日常生活で使用するぶんには問題ないレベルです。

筆者は、現在まで2年程、お風呂場で装着したまま使用してきましたが、故障する気配はありません。ただし、本件はメーカー非推奨であり、内部の防水シールに負担をかける使い方なので、あくまで参考程度にしておいてください。

流石はカシオながら、弱点はプラ部分の塗装の剥げ

(2年使用後。右隅のシルバーの塗装が剥げて、一部白地が見えてしまっている)

時計としての最低限の機能として、時間のズレは気になりますが、体感値として1か月で1~2秒程しか発生しません。流石はカシオといったところ。Amazon、楽天で取り扱いがあり、3000~4000円程度で購入できます。

カシオのプラを使用している時計の中では高いほうですが、デザインと性能を併せて考えれば買いではないでしょうか。いざ買ってみて、「手持ちの服に合わないな」と思ったら職場用の時計としてもガンガン使えるでしょう。本時計の弱点として、文字盤脇のプラスチック部分の塗装の剥げが挙げられます。

現在2年程毎日使いましたが、角の方の塗装が剥げて来てしまいました。塗装が剥げてしまうと中の白地が目立ってきてしまうので、どうしても安っぽさが出てしまいます。しかしながら消耗品と割り切り、買い替えの頻度さえ気にしなければ、問題にはならないと思います。皆様も是非ともお試しください。

さくらむ

この記事を書いた人

さくらむ

身長166㎝ 体重62㎏ 靴27㎝

お洒落なおじさんを目指して、ドレス寄りのファッションを模索中。