ジーショックの高級機種グラビティマスターはCASIOの技術の粋を集めた一品

G-SHOCKはCASIOが販売している誰もが知っているブランドの一つです。特徴はご存じの通り、その強度にあります。その中でもMaster of Gシリーズはさらに過酷な環境下でも耐えることが出来ることを目標として製作されたタフなモデル。

Master of Gシリーズは、「陸・海・空。極限へのあくなき挑戦」というキャッチコピーがあり、陸のRANGEMAN、MUDMASTER、MUDMAN、海のFROGMAN、GULFMASTER、GULFMAN、空のGRAVITYMASTERと陸・海・空の様々なモデルがあります。

陸・海・空の様々な状況下を想定したどんな状況でも使用することが出来るようにというG-SHOCKからの回答だと思います。今回は、そのMaster of Gシリーズの空、GRAVITYMASTER(グラビティマスター)のGPW-1000TBS-1AJFをレビューしたいと思います。

GRAVITYMASTER(グラビティマスター)の機能

グラビティマスターという名前からも推測することができますが、Gravity、つまり重力がテーマです。高重力の環境下でも使えることを目的として作られたモデルになります。そのため、救難隊や特殊レスキュー部隊などのパイロットの使用を想定して作られています。

パイロットは色々な場所へ飛行するため、普通の時計で時間を把握することは困難です。また、時刻精度が必要不可欠なのでGPS衛星による、位置・時刻情報と世界6局の標準電波の受信をする、GPSハイブリッド電波ソーラー機能が付いています。

GPSで位置の測定および電波により現在位置における時刻を自動で修正する機能です。これらの機能を支えるムーブメントは、カシオ独自のソーラー充電システムで駆動します。太陽光はもちろん、蛍光灯でも充電が可能で、安定的に電力を供給します。

パイロットが使用する上で必要な機能として、衝撃・遠心重力・振動の3点を耐えるためにTRIPLE G RESISTという3つの重加速度に耐える構造となっています。従来のG-SHOCKにはSHOCK RESISTという耐衝撃用の構造が主となっていますが、TRIPLE G RESISTはその更に上をいく構造です。

ケース部分はチタン製でベゼル部分は更に頑丈な64チタン合金を使用しており、軽量かつ硬度が高く耐久性により優れています。64チタン合金とは、アルミ6%とバナジウム4%のチタン合金のことです。

時刻表示はクロノグラフなので、ストップウォッチ、タイマー、アラーム機能があります。また、防水においては20気圧防水となっております。ベルトはカーボンファイバーとなっており、切れることもないでしょう。

暗い環境下でも使えるLEDライト機能がついています。こちらの機能はボタンを押下するとLEDライトが点灯する仕組みになりますが、じんわり点いてじんわり消えます。些細なことですが、高級感がある仕様で視認性も抜群です。

ケースサイズは、H×W×Dで66mm×56mm×18.8mmと写真でみてもわかりますが、かなり大きいサイズ感になっています。

販売場所および価格について

こちらのモデルは2015年にバーゼルワールドにて限定販売されたモデルになり、限定販売数もあるため店舗購入は難しい状態となっています。

価格は16万7400円(税込)です。メルカリ等で中古品を探せば買えるかも知れませんが、機能面でさらに進化を遂げBluetooth機能も付きフライトログ機能も付いたGPW2000シリーズをおすすめ致します。こちらの価格は10万円(+税)です。

G-SHOCKのMASTER OF GシリーズはG-SHOCKのなかでは高級時計になります。しかもビッグフェイスなため目立ちます。機能という意味をもつMASTER OF Gシリーズは高いだけではなく、ちゃんとした用途を兼ね備えた時計になるため、変に嫌味にもならず個性も出せて、男らしく見える時計なのではないでしょうか。

これだけの機能を兼ね備えた時計は、世界中の時計メーカーの時計を探しても他にないでしょう。日本の誇りともいえる技術力を、その腕にもいかがでしょうか。

まーしー

この記事を書いた人

まーしー

身長165cm 体重65kg 靴24.5〜25.0cm

人と被るのが嫌で、どこかしらで個性を出したい。土日しか私服が着れない28歳、東京生まれ東京育ち東京在住。