ロック好きはクリスチャンダダのシルバーベルトに惚れる

ベルトはどんなものをお持ちでしょうか?メンズではブラックやブラウンなどが使いやすいですよね。一方で昨今のロングベルトの再流行化に伴い、以前よりもベルトを使用する機会が増え色々なブランドから様々なタイプのベルトが発売されています。

私もベルトを使ったコーディネートがしたくなり、ロングベルトを中心に検討をしていたのですが、やっと自分が納得できるアイテムが見つかりました。それが今回ご紹介するクリスチャンダダのシルバーベルト(正式名称:Guitar Shield Leather Belt)です。今回は当アイテムについてレビューを行います。

著名アーティストの衣装も手がけるデザイナーのブランド

それではまずクリスチャンダダとはどういったブランドなのでしょうか。

クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)はデザイナー森川 マサノリが展開する日本のファッションブランド。※詳細は「ファッションプレス」https://goo.gl/6XHahS

デザイナーの森川マサノリ氏はアーティストのレディガガの衣装を手掛けたという事でも話題になりました。ガガも非常に個性的かつ独創的な世界観を持っているアーティストですので、少しとんがったアイテムをリリースしてるクリスチャンダダのブランドイメージを象徴する様な出来事だと思います。

参考ページ:上田安子服飾専門学校「学生部 : レディー・ガガが着た、あの「クモの巣」の衣裳、実は、UEDAの卒業生がデザイン!」https://goo.gl/SarNzc

また、クリスチャンダダとしては2014年SSのコレクションにおいて世界的なロックバンドKISSがショーの最後に登場するといったこともありました。今回ご紹介するアイテムも音楽(とくにロック)を感じさせるデザインですので、非常に納得できるエピソードです。
参考ページ:ファッションプレス「へヴィメタルバンド「KISS」がクリスチャン ダダのショーに登場] https://goo.gl/uMHhCg

ただでさえ目立つシルバーベルトにギターシールドが!

ベルトのシルバーカラーが特徴の一つですが、シルバーの質感も安っぽいギラギラした感じではなく、光が当たったときにキラリと光る程度です。一見シルバーと言うとド派手なイメージを持つ方も多いと思いますが、実はシルバーは色味としてはグレーの延長線上にあると考えましょう。使いやすくなります。

またもう一つの大きな特徴は、ベルトの遊革(ベルト通し)についているギターシールドを模したミックスコードとプラグです。これがもうロックファンにとっては垂涎のアイテムで、これほど端的にアイデンティを表現できるものもないのではないでしょうか?

私も音楽を愛する一人としてこういったデザインのアイテムを見ると非常にテンションが上がりますし、身に付けていて自分にとってはとても収まりがいいなと実感します。実際に本物と比べてみましょう。

(上が今回紹介するモチーフシールド、下が本物のギターシールド)

本物のギターシールドと比べると流石に少し作りは簡素化されていますが、理由があって本物を使うと重いうえに、歩いているときに体に当たって邪魔になるからだと推察されます。

本物と比べると多少チープではありますが、逆に言えば、あくまでモチーフなので少しチープなくらいがトータルのファッションとしての遊び心のあるデザインにつながっていると思えるようになりました。

また、バックル、シールドのジャック部分にはブランド名が刻印されています。細かい所ですがこのあたりも満足度が高いポイントです。

柔らかな牛革による質感も上々

非常に柔らかい牛革でできていて着け心地も良好。取り回しもいいです。レザーなので、今後経年変化でどのように表情が変わっていくのか非常に楽しみです。シルバーの加工は表面的なものではなく、レザーにしっかりと塗装がされている状態なので使用しているうちに簡単には剥がれてしまう心配もないでしょう。

(ベルトのサイド部分もしっかりと塗装されている)

また、ベルトのサイドの部分に関しても同様にしっかりと塗装がされているので、レザーのクズがボロボロと取れてしまうこともありません。

長さはバックルからベルト端まで全長約98cmロングベルトとまではいきませんが、十分な長さがあります。ベルトの幅は約2cmと細みで必要以上に目立ちません、シルバーの色味は鮮烈ですのでこのあたりもよく考えられていると思います。

また、ギターシールド部分は全長で約128cmほど、これが二つ折りにした状態でベルトループに結び付けられています。こちらは結び付けた状態で長く垂らしてもいいですし、蝶々結びしてコンパクトにまとめるのもあり。ちなみに私は蝶々結びにして使用しています。

(蝶々結びにした際のイメージ)

ただ、値段が少し高い。シルバーアイテム特有の問題も

価格は1万8000円(+税)です。正直申し上げて、ベルトにしては高額かもしれません。ただ、似た製品はないので仕方ないと割り切っています。また、シルバーアイテム特有の問題として、グレーの延長線上と考えると割とどんなアイテムとも合わせやすくインパクトがあるので多用しすぎてしまいます。

それなりに値段もして気に入って使用していますので、使いながらコーディネートの正解を探して行きたいなと思っています。その他着用してわかったこととして、ギターシールドのジャック部分が分解可能で少し緩みやすくパーツを失くす危険があります。

筆者は何度か失くしかけてボンドで止めてからはそのようなことはありません。以上、クリスチャンダダのシルバーベルトについてご紹介しました。最初に述べたとおり、ここ最近のロングベルトの再流行化に伴いかっこいいベルトを身に付けたいというニーズが高まっています。

トレンドもノームコアのようなシンプル&ベーシックなものから装飾性の高いものに移行しつつある過渡期です。腰回りのアイテムとしては、ウォレットチェーンも再び人気が出ており、今回紹介したベルトはベルト部とギターシールドの腰回りアイテムという両方の側面を持った非常に面白い小物だと思います。

また、クリスチャンダダも今シーズン2017AWのコレクションが非常にカッコよく、東京都南青山にある直営店も2017年7月にリニューアルオープンしたということで今、非常に波に乗っていて勢いのあるブランドです。

今回ご紹介したシルバーベルト以外にもかっこいいアイテムもたくさんありますので、その他のアイテムもぜひチェックしてみてください。

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【2019】人気メンズベルトのオススメ19選!全て買ってレビューしてみました。

2017.11.22