男性であれば誰もが知っているアクセサリー界の帝王CHROME HEARTS(クロムハーツ)は、アクセサリー以外にも小物が充実しています。その中でも今回はキーケースをレビューします。
デザインについて
(クロスボールボタン)
デザインは至ってシンプルのよくあるキーケースの形で鍵を付けるリング部分は1つのみですが、CHROME HEARTSを象徴するシルバーのクロスボールのボタンが3つ付いています。このブランドのアクセサリーモチーフはたくさんありますが、このクロス(十字架)を使ったシルバーアイテムが1番メジャーで、レザーアイテムのボタンなどによく使われます。これはスナップボタンになっていてクロスボールを押してキーケースを閉めるのですが、クロスの中央が突起しているので押すとき指がかなり痛いです。この点、ご留意を。
素材について
(内側にはCHROME HEARTS USAの刻印)
素材は艶のあるかなり硬いレザー(牛革)を使用しています。キーケースの内側にはブランド名の型押しがされています。今でこそアクセサリーブランドのイメージがあるブランドですが、初期はライダースジャケットのようなレザーアイテムが主流でした。そんな歴史もあってかレザーについてはこだわりがあり、良質なレザーを使用していることでも有名です。
このキーケースも馴染んでくると柔らかくなってきますが、昨今のスマート化に伴い鍵は身につけているだけで開錠出来てしまうので、3年程使った今もまだまだ硬いままです。これだけ硬いレザーであれば簡単には擦り切れたりはしないと思うので長く使えそうです。また縫製も丁寧で、この硬いレザーの縫製には熟練の職人技術が感じられます。お手入れは革部分に関しては特に何もしていないですが、シルバーパーツはシルバー特有の硫化による黒ずみがあるので、たまに銀磨きクロスで磨いてあげると輝きが戻ります。
もう一つの使い方
(ループ状のパーツに変化)¥
先ほどデザインはシンプルと述べましたが、実はスナップボタンで止まっているパーツの位置をずらす事でベルトループやバッグに通せるキーケースに変わります。この使い方はした事はありませんが面白いギミックです。
カラー展開とサイズと注意点
カラーはブラックのみでサイズは11cm×6cmで手に馴染むちょうど良い大きさです。スマートキーなどの大型の鍵だとケース内に収納する事は難しいですが、通常の鍵であれば収納可能です。取扱店は多数ありますが、人気ブランドだけに偽物もたくさん販売されているので信用できる店で購入する事をお勧めします。大都市圏であれば直営店があるのでそちらで購入するのが安心です。なお価格は為替相場によって変動があります。良質で堅牢なレザーと無骨なシルバーが融合したキーケースはいかにもCHROME HEARTSらしさが現れているのではないでしょうか? 価格は9万4500円(+税)