定番のクラークス「デザートブーツ」はどうすればおしゃれに履けるのか?

服好きでなくとも知っている「クラークス」のデザートブーツ。今回はこのブーツについてレビューしたいと思います。

http://bit.ly/2harrGF

定番品だからといって合わせやすいアイテムではない

男性ならば「クラークス」というブランドを一度は耳にしたことがあるでしょう。かくいう私も、ファッションを知って間もないころは、イギリスの歴史的なスタイル「ブリティッシュ・トラッド」というスタイルに憧れていました。

そういったスタイルをマスターするために、今回紹介するクラークスのデザートブーツを買いました。少し「クラークス」というブランドについて触れておきましょう。クラークスはイギリスの老舗の靴ブランド。

1825年に設立されており、今回紹介するデザートブーツの他に、代表アイテムとしてワラビーや、モカシンシューズが挙げられます。

クラークスのワラビー。筆者は休日に出かけて足元に注目していると、1人は必ず見かけます。

そして、今回紹介するのがこちらのデザートブーツ。私が購入した色は「ブラウンスエード」です。初心者の方に注意しておきたいのは、このアイテムが定番品だからといって合わせやすいというわけではない、ということです。

この靴が中上級者向けである理由

では、なぜ初心者向けではないのでしょうか? その理由を解説するとともに、このデザートブーツの合わせ方も紹介したいと思います。その理由を一言でいうと、「やや目立つ形と色をしているため」ということになります。

詳しく見ていきましょう。このデザートブーツ、茶色で、トゥ(つま先)が丸く、とてもきれいな形をしていると感じると思います。「裏革」といって、スエードの毛羽立ちが見られる、とても雰囲気のある素材を使っています。

そして、このブラウンという色は、秋冬にうってつけです。ですが、「ブラウン」「コバ(靴底)が出ていて少し目立つ」「裏革」の3つの要素によって、やや目立つので、合わせづらいです。それでは試しに黒スキニーと合わせてみましょう。

あまり違和感がないでしょうか? それでは、黒スキニーと黒のブーツを合わせてみた画像がこちら。

後者のほうがスタイルが良くみえませんか? これには2つ理由があり、1つめは「地面の下にいくほど黒靴のほうが違和感がない」ためで、2つめは「脚長効果によって黒の靴の違和感がなくなっている」ためです。※詳しくは http://bit.ly/2h9ZA9w

というわけで、黒靴+黒パンツの組み合わせと比べて、デザートブーツ+黒スキニーは、靴がやや目立っていて、脚長効果も得られず、「なんかコーデがまとまっていない」といった印象をもってしまうと思います。

(スキニーとデザートブーツの組み合わせ。やや靴が目立っている)

「目立ち方が中途半端」をもう少し掘り下げてみましょう。例えば白の「スタンスミス」というスニーカーならば、とても目立つので、それを利用してセットアップのハズしとして利用すれば、たちまち海外スナップモデルのような着こなしになります。

以下はスタンスミスではありませんが、ハズしとしてのスニーカーの役割を理解できると思います。

http://bit.ly/2zEzBhD

次に、スタンスミスを目立たせたことをヒントにして、この靴をうまく合わせるコツについて考えてみましょう。

デザートブーツをうまく合わせるコツ

いろいろと悪い点ばかり述べてきました。しかし、「初心者向けでない」を裏返せば、「うまく合わせられればとてもオシャレに見せられる」ということです。ポイントその1「ストレートシルエットのスラックスを履く」。

スキニーとデザートブーツを合わせることで出てきた「デザートブーツが悪目立ちする」という問題。どう解決すればいいのでしょうか? この問題、「細いスキニーとやや目立つ靴」という組み合わせのために起きているといえます。

逆に言えば、デザートブーツのようなボリュームブーツをうまく合わせるには、「2つの境界線をごまかす」というのが挙げられます。そこで、ストレートシルエットのパンツがおすすめです。パンツの中でも私が一番オススメできるのは、黒のスラックスです。

デニムなどの色があるアイテムを選んでしまうと全身のコーディネーの色にまとまりがなくなり、オシャレに見えづらくなります。そこで全体の色数に影響が少ない黒がおすすめです。

(さきほどよりも靴が目立ちにくくなっています)

ストレートのスラックスとデザートブーツはややドレス寄りになるので、下記の「リレーション」を含めると、例えばブラウンのニットにブラウンのニットキャップをかぶると、かなりサマに見えると思います。※ドレスとは? http://bit.ly/2haOD7M

ポイントその2「色のリレーションをつくる」。2つめのポイントは、似た色を多用してリレーションをつくることです。 リレーションとは、「色と色に関係性を持たせることで、コーディネートがまとまって見える」ということです。※より詳しく http://bit.ly/2zEL9Bb

ブラウンは比較的小物に取り入れやすい色です。バッグ、キャップ、ブラウンのジャケットは市場にたくさんありますね。

上記2つのポイントをもとにコーディネートを組んでみました。パンツはストレートのスラックスで、トップス、時計にブラウンを用いています。さきほどより靴の違和感が少なくなり、コーディネートがまとまって見えませんか?

使用感、経年劣化などについて

2年前に購入し、現在はほとんど履きませんが、当時はそのときは2日に一度ほど使っていました。1シーズンの使用で画像のような状態です。少し甲の側面部分が白くなっていますが、「アジ」として楽しめる十分許容範囲だと思います。

2日に1回の使用でこの状態なので、かなり持ちがいいアイテムだといえます。2万4840円(税込)の耐久性はあるでしょう。使用感ですが、履いていて、スニーカーよりはやや動きづらいですが、通常のビジネスシューズよりはかなり履きやすいです。

やや幅広の著者でUS8(25.5cm)です。私はadidasのスニーカーだと26.5を履いているので、一般的な靴よりもやや小さめのサイズを選ぶことになるかもしれません。

そして手入れについて。革靴を手入れする際、一般的なビジネスシューズだと靴ずみを使って手入れするのが推奨されますが、デザートブーツは馬毛などのブラシでホコリを落とすだけで十分です。上に述べたように、メンズファッションにおいて、黒い靴が一番コーディネートで合わせやすいです。

このデザートブーツは中級者以上向けのアイテムであり、私もほぼ黒い靴しか履かないので、最近はデザートブーツをほぼ履かなくなりました。自分のコーディネートをワンランクアップさせたい方向けのアイテムだといえるでしょう。

まとめ

クラークスのデザートブーツは、定番モノを揃えている初心者が買ってしまうと、「あれ、あまりサマになってないんじゃ?」となってしまいがちなアイテムです。

コツをつかんだ中上級者なら、かなりオシャレに見せられると思うので、とてもオススメできます。2万4840円 (税込)ですが、革の雰囲気を見れば価格相応かなと思います。

トーキング

この記事を書いた人

トーキング

身長174cm 体重59kg 靴26.5cm

「やりずぎない範囲で、いかにオシャレに見せるか」を追求している。理系大学生、福山雅治とコナンが好き。