暑い季節にはショートパンツが履きたくなります。しかし、カジュアルなアイテムだけに子供っぽくならないアイテムを選ぶ必要があります。そこで、多機能かつ水陸両用の最強のショートパンツを見つけたので紹介します。
comfy outdoor garment(コンフィアウトドアガーメント)というアウトドアに精通したブランドで、タウンユースでも違和感なく使えるアイテムが数多くリリースされています。

(左右の大容量ポケット)
まず通常のショーツにはない左右の大きなポケットが特徴です。このポケットのボリュームが、太腿との対比効果で脚を細く長く見せてくれます。そして見た目通り収納力もかなりあり財布、スマホ、鍵などが入り、500mlのペットボトルでさえ入ってしまいます。
通常のショーツではこれだけ収納してしまうとシルエットが崩れてしまいますが、この立体的なポケットのおかげでその心配もありません。そしてこのポケットはよく考えてられていて二重構造です。外側にはドローコードも付いているので中に入れた物が出ないように閉める事も可能で、完全には閉まらないので貴重品は内側のポケットにしまうといった使い方が出来ます。
冒頭で水陸両用と言いましたが、通常水着にもなるショーツはポケットが付いてない、もしくは小さなポケットのみというものがほとんどです。それは水の中に入った時にポケット内に水が溜まってしまい、水から上がる時にショーツが脱げてしまうからです。

(ポケット下のメッシュ部分)
しかしこのショーツはポケットの下がメッシュ構造で作られていて、ポケット内に入った水はこのメッシュ部分から下に流れます。この構造のおかげでこれだけ大きなポケットでも問題なく水着として使えます。
生地について

画像では伝わりづらいですが、生地の風合いはヌメっとした艶があり、素材はポリエステル100%でストレッチ性も問題ありません。こういった商品は生地にポリウレタンを配合してストレッチ性を高める物が多い印象ですが、このショーツはポリウレタンが使われていません。
これは公式サイトでも謳われていますが、ポリウレタンによる加水分解を防ぐ意味でも長く愛用できると思います。また、生地表面に霧吹きで水をかけてみましたが、撥水性も抜群でした。撥水性が高いと濡れてもすぐ乾くので、海やプールなどでの使用も問題ないでしょう。
脱ぎ着しやすい工夫

ウエスト部分はゴムが入っていますが、調節がしやすいウェビングベルトも装備されています。筆者はこのウェビングベルト初体験だったのですが、片手でパーツを引っ張るだけでウエスト調節が出来るというのはかなり便利でした。

ファスナー部分にもオリジナルパーツが付いていて指を引っ掛けてファスナーの上げ下げが出来ます。細かい箇所もよく考えられています。
サイズ選びに注意
サイズ展開はS、M、L、XLの4サイズで173cm、58kgの筆者はLサイズ(ウエスト:74cm〜98.5cm、ヒップ:115cm、股上:29cm、股下:22cm、裾幅:29cm)を購入しました。
ユニクロではSかMサイズを履く事が多い筆者ですが、このショーツはウエストが小さめに作られている印象でした。ウエストはゴムで伸縮しますが結構キツため、いつもより大きめのサイズを選んだ方がいいでしょう。
カラー展開と価格
直営店だけではなくセレクトショップにも取扱いがあり、店舗によって置いてあるカラーが違いますが、ブラック、カーキ、タン(ベージュ)の3色を置いている店が多い印象です。
このショーツは毎年アップデートされて発売される定番商品ですが、必ず完売する人気商品らしく今年販売分はすでに完売しています。気になった方はシーズン始まりに早めのチェックをするとこをオススメします。定価は1万7000円(+税)。