少しずつ涼しくなり秋冬物の服を使い始める時期になってきましたね。重ね着や服の素材を春夏向けの素材から秋冬向けの素材に変えて秋冬の雰囲気を出している方も多いことでしょう。
秋冬向けの服のひとつとしてフランネルシャツがありますが、今回はCOMOLIのコットンネルコモリシャツをご紹介します。
COMOLIとデザイン
COMOLIは小森啓二郎氏が2011年に立ち上げた日本のファッションブランドで日本人の体型に合った上質な服を展開しており、タイロッケンコートと呼ばれるトレンチコートの原型になっているコートやコモリシャツなどが有名です。
まずは、素材から見ていきましょう。シャツの生地は綿100%の無地の起毛素材になっています。
コットンのフランネル生地ということでコットンネルという名前がついています。シャツの厚さもインナーでもアウターでも使えるように程よい厚さになっていて毛羽立ちも少ないです。
ボタンも貝ボタンを使用しており、ダークトーンのシャツの生地を引き立てています。
襟はレギュラーカラーでほどよい襟の高さになっています。
また、台襟のところもしっかりと作られています。
前身頃は裏前立てになっておりシンプルなものになっています。また裾はラウンドカットになっており裾を出して着てもきれいに見えるようになっています。
背中側は写真の真ん中あたりにあるプリーツがセンターボックスで、襟の下の部分のヨークと呼ばれるところはドレスシャツと比べると大きめに取られており、腕が動かしやすくなっています。
また中央に縫い目がありダブルヨークになっているため丈夫さと動きやすさが増しています。
シルエットとしては、身幅はゆったりとしていながらも袖口が細くなっていて、着丈も程よい長さになっています。
サイズは1と2があり、私が購入したサイズは1で一般的なS・Mサイズになります。身幅は約58cm、肩幅は約45cmでゆったりとした感じになっています。着丈は約75cmで少し長めになっていて裾を出して着ても裾を入れて着てもいい長さになっています。
袖丈は約59cmと少し短めな印象がありますが、その分身幅と肩幅がゆったりしているので実際に着てみると袖が足りなくなるということは少ないです。袖の付け根が太く袖先にいくほど幅が細くなっています。
アームホールの部分も幅を取って、しっかりと縫いこまれています。
カジュアルなイメージのあるフランネルシャツを上質な素材とデザインでドレスとカジュアルのバランスを取っています。
※ドレスとカジュアルについてはこちらをご覧くださいhttp://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810
着ると分かる絶妙なシルエット
寸法だけを見るとゆったりしたルーズな感じになりそうですが、実際に着てみるとそこまでルーズには見えません。
その理由としては袖口が細いため袖が手を覆い隠すことなく手首の位置で止まっているからです。また身幅がゆったりしているのとシャツの生地のおかげで体にフィットしにくく体のラインが目立ちにくくなります。
そのため体型にコンプレックスを持っている方も体型が目立つことなくきれいに着ることができます。それでも袖が余っていると感じた場合は袖をまくって手首を出してきるのもありです。
いいフランネルシャツなのはわかったけど、どう着るの?とお思いの方もいるかもしれません。合わせ方としてはシンプルに写真のような細身のスラックスや細身のインディゴデニムで合わせるのがおすすめです。
また紹介しているネイビーの場合は、グレーやキャメル・ベージュなど明るめアウターのインナーとして使うことでコーデの印象を引き締めることができます。
お値段は2万5920円(税込)とシャツとしては高い価格帯になりますが、一度着るとヘビーローテーションしたくなるシャツの1つになることは間違いありません。
秋冬のインナーにCOMOLIのコットンネル コモリシャツを上品な大人の1着としていかがでしょうか?
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