皆さん、もう真夏ですね。筆者は夏が嫌いです。その理由としては、夏はファッションの着こなしが限られてしまうからです。夏はTシャツにボトムスだけのシンプルな着こなしになりがちで、地味な印象を与えてしまうしシンプルなスタイルに飽きも来るでしょう。
そんな時こそアクセサリーなどの小物に頼りましょう。
現在流行中の『ガチャベルト』とは?
今、街中を見ているとよく着用している方を見かける『ガチャベルト』。正式名称は『GIベルト』と言います。GIというのがアメリカ陸軍の略称で、彼らが着用していたのでそう呼ばれています。
日本では着用する際にガチャガチャと音がする由来からか『ガチャベルト』と呼ばれています(アパレルでは1つのアイテムでも呼称が地域などにより色々あります)。
このガチャベルトを垂らして着用する着こなしが流行しています。このベルトを垂らすことによってアクセントとなり、シンプルな格好に合わせても地味な印象もなくなります・
ただ、こちらのガチャベルトはバックルが金属で、ベルト部分がコットンやポリエステルなどの布製でできた物が主で、言い方は悪いですが安っぽく見えるアイテムです。まあ100均で手に入るくらいですからね。アイテムとしてはカジュアルなアイテムとなってしまい、少し子供っぽく見えるのが難点。
手馴染みのいい手頃なレザー製のガチャベルト
そんな難点を解消したアイテムがこちら。コモノ リプロダクツのGIベルトです。

このベルト、見てもらえば分かるのですが、ベルト部分がレザーでできています。従来のガチャベルトと比べ、子供っぽさは全く感じられません。これならば、着こなしもカジュアルに寄りすぎず大人っぽく構成する事ができるでしょう。

もちろん合皮なんかじゃなく、国産で評価の高い栃木レザーという牛革を使用して作られています。触っていただければ分かると思いますが、牛革にしては非常に柔らかく、手馴染みが良いベルトです。

少し残念である点が、表地と裏地が少し違うという部分です。普通の事なんじゃないの?と思われるかも知れませんが、ベルトを垂らして着用する際に少し工夫しないと垂れて見える部分が表地になりません。でも改善策も後半で説明しますのでご安心を。
そして、このベルト、脅威的なのは値段です。本来、革で作ったブランド物のベルトは1万以上する物も多い中、なんと税込4104円。
お店で触ってみた時に、ああ、合皮じゃないみたいだな、そこそこするんだろうなと値段を見た時の驚愕さといったらありませんでした。
確かに他のブランドで革製のガチャベルトを同じ価格帯やそれ以下で展開しているところもあるのですが、質があまりよくなかったり、色の展開が少なかったりと難点も多い中、こちらのベルト質に対してのコストパフォーマンスは抜群です。
ちょうどいい大きさで調節可能。カラーバリエーションも豊富
ガチャベルトの長さの基準が大体120㎝の物と、150㎝の物で分かれていることが多いのですが、120㎝の物だとウエストが大きい方だと垂らすことが難しく、かと言って150㎝の物だと長すぎで少しルーズな印象が生まれてしまいます。
その点、このベルトの長さは133㎝となっており、従来のガチャベルトの基準で作られている物の中間の長さとなっており、177㎝、65kgの私にはちょうどいい長さの垂れ具合となっています。

またこの長さだと少し長すぎるかもと思う方でもベルトの長さを調節することができます。
こちら、写真のようにバックルを取り外すことができ、ここをハサミなどでカットすることができます。注意事項としては、一度カットしてしまうと同じ長さに戻すことができませんので、カットする際は慎重に行きましょう。
幅も2.5㎝で従来のガチャベルト3㎝より目立ち過ぎることはなく、1㎝程の細ベルトよりも十分存在感はあります。
また、こちらのベルトはカラーバリエーションも7種類あるので、自分好みの色を選べるのが嬉しいです。ベルトなんて垂らして着用したことないし抵抗あるって方は黒かネイビーがお勧めです。
男性のファッションで頻繁に使われているであろう黒。読者の皆さんも1本くらいは黒のボトムスをお持ちですよね。そのボトムスに同系色である黒やネイビーを合わせることでベルトだけが浮いて見える事がなくなります。かと言って、地味にもならず、ちょうどいいアクセントとして活躍するでしょう。ベルト垂らすのに抵抗がある方は参考にしてください。
ちなみに、画像で分かる通り私は赤を購入しました。私の場合、黒と白のモノトーンでコーディネートをまとめがちなので、地味にならず、かといってヴィヴィッドまでどぎつくない適度なアクセントになる赤色を選びました。
垂らし方での注意点
さて、先ほど言及しましたが、こちら表地と裏地の仕様が少し違います。垂らした時にベルトの表地を見せたいわけです。ガチャベルトを垂らし方は、余った部分をそのまま垂らしてしまうか、ベルト部分に巻き込んで垂らすという手法があります。

余った部分を垂らす方法ですが、こちらだとこのベルトの表地を見せることができ、ベルトループの部分もあまり浮かないというメリットがありますが、こちら柔らかい素材といっても革製で弾力がありますので、画像のように少し斜めに垂れてしまいますし、動く度に位置がずれたり、いつの間にか裏地ばっかり見える事になります。

ベルト部分に巻き込む方法だとベルトが固定されて動く事もなくなるのですが、こちらの方法だとこのベルトの場合垂れる部分が裏地が見える事になります。これはイヤですよね。

そこでこのように差し込み表地が見えるように巻き込みましょう。通常の革だとすごく浮くかも知れませんが、通常の革製の物より軟らかい物となっているし使い込む事で軟らかさは増すので、浮き具合もそこまで気にならないとは思います。

ただそれでもちょっと浮き具合が気になる、けど巻き込む方がいいという方もいらっしゃると思います。そんな方は裏技的ですがバックルを逆にして裏地を表にしてみましょう。こうする事で従来の巻き込み方で表地が見えますし、巻き込んだ部分も浮いたりはしません。
でもベルト部分は裏地が丸見えになっているので、タックインをしたりすると恥ずかしい事になります。巻き込んだ部分が浮かない、垂らした部分だけしか表地に見えないけどそれでいいですという方だけ実践してください。タックインして普通のベルト部分も見せたい方は大人しくそのまま垂らしましょう。
大人っぽくガチャベルトで“脱地味”を

従来のガチャベルトよりも大人っぽい革製で、値段も手頃。上記のような全身ブラックのコーデで見ようによっちゃ地味にも見えるシンプルなスタイルに足すだけでアクセントになる優れもののベルトですので是非。垂らし方には気を付けてくださいね。
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