コンバースの限定オールスターは明るいオレンジでクラシック加工が男心をくすぐる

何足持っていても飽きないコンバースの定番、オールスター。今回は、特別にクラシックな加工が施された、明るいオレンジ色がポイントの限定オールスターをご紹介します。

明るいオレンジでもそこまで子供っぽくならない!

言わずと知れたコンバースの名作オールスターですが、色やデザインのバリエーションも本当に様々です。今回ご紹介するのは明るいオレンジ色が一番の特徴。オレンジ色の靴なんか履いちゃって子供っぽくならないの? と思われた方もいるでしょう。

しかし、オールスターだからこそ大丈夫なんです。もちろん他の靴でもトップスやボトムスとの合わせ方次第でなんとでもなりますが、オールスターは比較的合わせやすいスニーカーです。なぜ合わせやすいのかを写真を通して見ていきます。

革靴のような細身のデザインが一番のポイント!

オールスターの特徴は、革靴に似た細身のデザインであることです。革靴は大人っぽいデザインの象徴。カジュアルなスニーカーであっても、革靴っぽいデザインであれば、カジュアル色は軽減されます。細みの編み上げのブーツのようなオールスターは、スニーカーのなかでも、比較的革靴に近い印象があります。

オールスターの特徴である足先にかけて細くなっていく様子が、正面から見ても横から見てもお分かり頂けると思います。

通常のオールスターとはここが違う!

限定発売されているオールスターローカライズHIですが、いったいどこが普通のオールスターと違うのでしょうか。一見すると違いはないように見えますが、細かい違いが全体の印象を大きく左右しますので、違う箇所をアップして見ていきましょう。

まずは、使われているシューレース(靴紐)が違います。通常価格のオールスターに使われているシューレースはアクリル製の紐なのですが、ローカライズHIにはコットン製のシューレースが使われています。

写真で見るとコットンシューレースの質感や違いが伝わりづらいのが悲しいところですが、シューレースがコットンに変わるだけで少し高級感が生まれます。アクリルと比べると本当に少しの差ですが、コットンの方が少し薄くなるのと、生成りの質感が生まれるので、アクリルの安っぽい印象がなくなります。

たかがシューレース、されどシューレースなので、ここが変わるだけでもだいぶ印象が違ってきます。次にオールスターローカライズHIの一番大きな特徴が光沢感のあるゴムソールです。

これがまた写真ではなんとも伝わりづらいのですが、微妙に光沢感があります。オールスターが大好きな方だったらご存知だと思いますが、コンバースUSAより発売されているCT70というタイプのオールスターと同じ質感のゴムソールです。

かつて70年代や80年代に発売されているコンバースで使用されていたゴムソールは、この光沢感が特徴のひとつなのですが、このローカライズHIも発売当時の光沢感を再現しています。

ちなみにこのローカライズHIは「旅と地域」がコンセプトになっており、このオレンジ色のタイプは東京限定発売のものです。そこで靴のライニング部に”TOKYO”の文字がプリントされています。もちろん、ネットであればどこでも買えます。これで見た目が変わる訳ではありませんが、話のネタにはなると思います。

クラシック感が1つの差別化ポイント!

今回のカラーリングは1988年に発売されたシーズナルカラーから選ばれて発売されていますが、当時の特徴である光沢感のあるソールや、コットンシューレース仕様が、大人っぽさを少しだけサポートしてくれています。

こういった“クラシック”というイメージからは、「古きよき」「大人」といった連想ができます。ジェントルマンのイメージですね。もちろん色やデザインの方が圧倒的にイメージを左右するポイントになりますが、クラシック感を出したデザインは良く聞く売り文句ですが、なかなか馬鹿にできないポイントです。

サイズ感とまとめ

サイズ感についてですが、通常のオールスターと使っているインソールなどは変わらないため、オールスターを持っている方は同じサイズを選んでいただいて大丈夫です。ちなみに私は革靴で24.5cm、ニューバランスで25.5cm、ナイキで26cmを履いていて、オールスターは25.5cmを履いています。

足幅が広めの方はワンサイズ上を選んでいただいても紐で調整できるので大丈夫です。足がしっかり固定されることを意識しつつ、靴紐を締めた時にデザインが横に広がらないように意識してサイズを選ぶと失敗しません。

数多くあるオールスターですが、たまにはカラフルな色をチョイスしても良いと思います。今回ご紹介したローカライズHIは、クラシック感も出ることによって通常のコンバースよりも少し大人な雰囲気を醸し出す物になっています。足元で差別化したいという方、ぜひ一足いかがでしょうか。7000円(+税)