COSはH&Mが展開する高級ライン。
世界中に商品を展開できる豊富な生産背景があり、高品質でありながら手の届く価格に抑えています。
この記事は以下の切り口で進めます。
・COSのレザーベルトの感触
・合皮と張り合わせたベルトはちょっと注意
・ユニクロレザーベルトとの比較
・秋冬も見せ所はある
COSのレザーベルトは驚くほど柔らかい
今回はレザーリングベルトを紹介します。
写真の通りシボの入った高級感がまず目につきます。バターを使って艶感たっぷりに仕上がっています。バターといってもベタベタしないのでご安心を!
スーツの量販店に売っているようなレザーベルトは表側が本革、裏側は合皮を使っているものがほとんどです。しかし、COSのベルトは裏表ともに天然皮革です。
私が一番に驚いたのはそのやわらかさです。今まで触れてきたレザーベルトの中でもとにかく柔らかいです。初めからクタクタです笑。腰につけるものですから馴染みやすいのはありがたいのです。
購入した直後でこの柔軟性です。写真ではちょっと遠慮がちですが、もっと潰れます。変にアトも付くことなく戻りますよ。下の写真はバックルの裏です。Made In Italyとあります。レザーの本場ですね。
レザーとフェイクを張り合わせたベルトは割れやすい
前述しましたが、レザーは表だけで裏はフェイクという商品は意外と多いです。
水気に弱いという性質があるので一定の理由があるのですが、困ることが一つあります。フェイクレザーはレザーに比べて時間がたつほど割れやすくなります。
レザーは使い込むほど馴染んで柔らかくなりますが、フェイクは逆に硬くなっていきます。このギャップでフェイクレザーのみがパキっと割れることが多々あります。
もちろん割り切って使う、という考えもあります。ですが気に入って買うものですし、定番のものは長く使えた方がいいですね。
ユニクロレザーベルトとの比較
このページを見ているオシャなあなたならもう少しいいものをとお考えでしょう。一年ほど前に購入したユニクロのレザーベルトがあるので比較してみました。
写真左がCOSのベルト、右がユニクロのベルトです。色味の違いはありますが、両方とも牛革です。どちらが優れていてどちらが劣っているということはありません。ユニクロのマットな仕上げももちろんかっこいいです。
印象の違いを感じていただければと思います。個人的にはCOSのもののようにシボが綺麗に入ったレザーの方が高級な印象を受けます。もう一つ厚みの比較写真を用意しました。
COSが左で3ミリほど、ユニクロは2ミリほどです。厚みの違いは重厚な印象を与えると個人的には感じています。
ちなみにCOSのベルトは5500円(+税)、ユニクロは2980円(+税)です。サイズはS/M/Lと3種類出ています。私がウエスト76cmでSサイズがジャストでした。わざとオーバーサイズで垂らす、という使い方もありますね。
秋冬でもベルトの見せ所はある!
「ベルトなんて秋冬はほとんど隠れてるじゃん」と思いの方も多いでしょう。もちろんわかってはいますが、待ってください。
今年からメンズの間でもタックインがジワリと流行り出しています。シャツの前だけふんわりインするスタイルをちらほら見かけるようになりました。そうするとベルトがチラリと見えることになるのですが、そこで高級感のあるベルトが見えれば一気にオシャレの説得力が増します。
「ベルトなんて小さいもので変わるの?」と思われそうですね。では比較して見ましょうか。
上のユニクロは少しのっぺりした印象ですね。
対してCOSのベルトを使ったコーディネートはベルトに立体感があるのでパッと目を引きます。
いかがでしたか?
イージーパンツも流行っていますが、ベルトはスーツスタイルの必需品であることには変わりありません。この機会に長く使いたくなる良品を手にしてみてはいかがでしょうか?
青山、みなとみらい、銀座と日本ではまだ3店舗ですが、近くの方はぜひ見に行って欲しいですね。
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