ハンドメイドサイト「クリーマ」で実際にアクセサリーをオーダーしてみた!

ハンドメイドの小物を販売しているサイト「creema(クリーマ)」をご存じでしょうか? クリーマは、あくまで販売サイトであってブランドではありません。したがってサイトで「いいな」と思ってカートに入れたとしても、作っているクリエイターの人が違うなんてこともあります。普通の通販と異なるのは、商品を作っているクリエイターと個別メッセージのやり取りを行う必要がある点です。ZOZOTOWNではなく、メルカリをイメージするとわかりやすいでしょうか。

多少面倒ではあるのですが、サイズやラッピングなど個別の意見を提案しやすいというメリットにもなっています。筆者はリング(指輪)とブレスレットをオーダーしてみました。

まず、ブレスレットです。真鍮のベースに18K加工が施されています。通常の金メッキだと簡単にはげてしまい安っぽくなりますが、内側と比較すると、輝きが異なることに気付きます。純粋な真鍮でもよかったのですが、加工が剥がれ真鍮とゴールドがムラになっていく経年変化が欲しかったので、こちらを選びました。

また、サイジングも重要で、こうしたシンプルなブレスレットの場合、あまりに細すぎるとレディース感が強く使いづらくなってしまいます。厚さ2mmでも幅6mmなので、太すぎず細すぎないサイズ感です。また、デザインはのっぺりしたものではなく、鎚目というデコボコした表情があります。これによって、男性的な筋骨を想起させるものとなり、地味な印象とレディースライクなアクセサリーのイメージを払拭しています。

オーダーしたリングは「月」をイメージしたもの

次にリング(指輪)ですが、男性のリングというと結婚指輪以外にはあまりつけないという方も多いでしょう。しかし指先はかなり目立ちます。人の先端は、顔や靴というように意外と目につくものです。かといって、なんでもかんでもアクセサリーをつけてしまうと、やりすぎになってしまいます。シルバーやゴールドのように光り輝くものではなく、真鍮のくすみのある肌色に近いものをチョイスしました。

デザインもブレスと同じく鎚目で揃えました。男性のファッションリングというブレスレット以上に一般的でない装飾品なので、なるべく違和感なく使えるものにしています。

このリングは月をかたどっています。なぜ月なのかというと、個人的な趣味嗜好なのですが、占いで「月」が筆者のシンボルであると言われたことがあり、また、マンガ『DEATH NOTE(デスノート)』の夜神月に似ていると言われるので、自分のシンボルとして「月」を採用しているからです。アクセサリーを選ぶ際にこういった些細なことでもいいので自分のテーマを設定しておくと選びやすくなるのでオススメです。

アクセサリーは論理だけではなく主観も大事

「アクセサリーなんてつけない!」という男性がいる一方、「つけてみたいけれど、子供っぽいものやゴツイものは嫌だ」という大人の男性もいらっしゃるでしょう。ZOZOTOWなどで探そうとしても、メンズのアクサリーは取り扱い自体少なく、ぴったりのものがなかなか見つかりません。そんなとき、ハンドメイドサイトで探してみるのもオススメです。

利用者は女性が多いものの、男性も使えるサイズやデザインのものを販売しているクリエイターも少なくありません。今回購入したのは「WIDEバングル:K18仕上げゴールド鎚目《刻印OK》」4000円(税込)+送料82円と「再販 BRASS MOON リング 受注製作」4800円(税込)+送料205円の二つです。欲しいアクセサリーが探しても見つからないという方は、ぜひ一度「クリーマ」を覗いてみてください。一見の価値があります。