夏靴はクラウンのダンスシューズの白で決まり!おすすめはジャズ

はじめまして。ライターのWakkyと申します。とうとう夏がやってきましたが、Wakkyは南国よりもよっぽど暑いと言われる(実際そう思います)東京に住んでおり、半袖サンダルの人も見ることが多くなってきました。

こうなると、オシャレするのが本当に難しくなってきます。なんでかというと、ドレス感を担保することができなくなってしまうからなんですね。

※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は以下記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

おしゃれな大人はローファーを履く!?

ドレス感を担保するために、おしゃれな大人はローファーを履いたり、レザーのドライビングシューズを履いたりしています。しかし、ローファーは革のカッチリしたつくりをしているので暑いし、休日コーディネートに必須なリラックス感を出すことができなくなってしまうんですね。

これ、気にならない人もいるので一概には言えないのですが、Wakkyは非常に気になります。平日も革靴履いてるのに、なんで休日にも革靴を履かなくちゃなんないんだよ、と。もちろん、コーディネートに必要であれば履きますが……。

また、去年あたりから急速に街なかにエスパドリーユが溢れてきてしまいました。明らかにトレンドの大波に乗って、一気にマス層(普段はオシャレに興味のない層)にまで広がりを見せたといっていいでしょう。今までエスパドリーユなんて、名前も聞いたことなかったのに……流行って恐ろしい。

ちなみに、エスパドリーユとは、ジュート(麻の一種)で編まれたソールと、コットンのふにゃっとしたアッパーが特徴のスペインの民族靴です。ソールが薄く、シュッとした外見がコーディネートに溶け込みやすく、手頃な価格で買うことができます。

天邪鬼なWakkyとしては、人と被ることだけは避けたい。オペラシューズやデッキシューズ、もしくは大人っぽいサンダルなんかも増えてきているので試着はするのですが、どうもしっくりこない。

出会ったのがこのシューズ! 革靴だけど色はまさかの……白!

で、吉祥寺でセレクトショップをいくつか見ていたところ、こちらに出合いました。税込みで1万800円のレザーシューズです。

http://www.beams.co.jp/item/beams/shoes/11320027232/

まず、レザーのフワッとした質感にやられました。細みでソールも薄いし非常に上品、優雅な雰囲気さえあり、惚れちゃいました。

当初夏靴は、ローファーもエスパドリーユも黒で探していました。スーツに合わせる=もっともドレスな靴、革靴が黒ですし、足元には重力の関係で濃色がきたほうが落ち着いて見えるようにできています。だから、靴もボトムスも黒にすると、大体しっくりきますし、Wakkyも基本的に靴とボトムスのファーストチョイスは黒にしています。

なので、クラウン(CROWN)のダンスシューズも黒がいいだろうと試着してみたのですが、なーんか、シボ感(凸凹)のある革が非常に重く感じてしまいました。恣意的な感じが強いというか。「革です!」という主張が非常に鼻についたのです。夏にピッタリの優雅な靴を見つけたと思ったのですが……。

しかし、そこで、白を選んでみたところ一発で気に入り、即、購入してしまいました(実際は別店舗からサイズをお取り寄せしてもらいました)。

上の写真見ても、優雅な感じするでしょ? 黒から感じられた重さはまったくなくなり、むしろふんわり雲の上を歩いていくような軽やかさ、重力から解き放たれてしまったような印象さえあります。

あとこれ、実際は写真ほどまーっしろではありません。表面のシボ感が白にやわらかい雰囲気をもたらしてくれていて、本当にいい雰囲気の靴です。

モデル名はJazz。履きこなす際の裏技とは?

実はこちらの靴、イギリス製なのですが名前の通りダンス用シューズなんですね。社交ダンスや競技ダンス等、実際に激しく動いて、足先まで美しく魅せるために着用されているようです。

だからこそ足の動きを優しく受け止めてくれるのですが、あまり外履きに適したつくりではないことも確か。

ぺらっぺらです。

そこで、オススメは少し大きめを買って、インソールを入れること。インソールは3COINSに売っている300円程度のものでも十分です。余談ですが、3COINSのインソールは100均のものよりは確実にいいですし、ABCマートの1000円のものとはほぼ変わらないのでオススメです。

サイズ感ですが、細みにつくられているので、普段の適正サイズからワンサイズアップすれば丁度よいはずです。ヒモ靴かつ革が柔らかくて伸びるので、ワンサイズアップで、インソールを入れればジャストで履けます。

この靴を使ったコーディネートですが、これだけやわらかい雰囲気の白であれば、大体どんなボトムスとも馴染みます。相性の悪いボトムスを探すほうが難しいくらいですね。なので、細かく考えないでも全体のバランスは取りやすくなります。

例えば、かなりボリュームのあるデニムに、上はスウェットやリュック、鞄をごちゃごちゃ、といったカジュアルばかりでも、身体に接する靴、デニム、スウェットがモノトーンなのである程度ドレスに寄せて、優雅な雰囲気でまとめることができます。

例えば、細みの黒スラックスといったドレスアイテムを重ねれば、上はベージュカラーのビッグサイズのスウェット、という「ど」カジュアルアイテムを合わせてもサマになります。ドレスとカジュアルのバランスをぐいっとドレスに寄せてくれるので、非常にコーディネートが組みやすいです。

(というか、この靴好きすぎて、Wakkyは夏に限らず履いてました。これは12月くらいのコーディネート)

この夏はこんなコーディネートをするつもりです。短パン半袖をベースに、禁忌とも思えるどカジュアルな組み合わせですが、セットアップ(上下同じカラー)と絶妙なドレープ感でわずかにドレスに。ハット(見えない)とダンスシューズでグッとドレスに寄せたコーディネートです。バッグは靴の白を拾ってあげています。

真夏は皆カジュアルになるので、これくらい気楽さを感じるコーディネートがTPOにはあっているかなと。無理に色を拾わず、クラッチバッグを合わせてもアリですね。

簡単に周りと差別化できる、という意味でおすすめは1枚目。白いボトムスと合わせることです。夏に短パンや、デニムと合わせても「なんだかシュッとして見えるね! おっ、凄いいい靴履いてるね!」と2重に褒められます。もう10人から同じ反応をされました(笑)。これ、単体でも格好いいのにコーディネートの引き立て役に徹してくれる、クラウンのダンスシューズの隠れた効果ですね。

ダンスシューズは夏に絶対おすすめ! ただし、唯一の懸念点は……

自分が手に入れてからは、会う人会う人に「夏靴は絶対クラウン(CROWN)のダンスシューズだよ!絶対に買ったほうがいいよ!」というのですが、そこでよく言われるのが「オシャレで、履きこなしやすいのはわかったけど、革でしょ? 繊細でしょ? 手入れも必要じゃない?」ということ。

いやいや、革だけど手入れとか気にしないで履けばいいんです。スニーカーほどではありませんが、意外と丈夫です。私も20回ほど履いていますが、汚れが少し付いたくらいで、まだピンピンしてます。どうせ年間10回程度しか履かないのですから、あと1年はもつでしょう。見た目を妥協していつもどーりの靴を履き続けるよりも圧倒的に気分がよくなります。損はしません。保証します。

しかし、確かに柔らかい分、繊細なことも事実。そこを指摘されてしまうと、どうも押し切ることはできないですね。

そこで、何故クラウンがオススメなのか、夏靴には何があればよいのかを項目整理すれば別のオススメを見つけることができます。

・フォルムが細く、ソール(靴底)が薄くてスタイリッシュに見える
・切り替えが少なく、大人っぽっく見える

さらに、

・爽やかな白で暑苦しさがない
・しっかりと紐があるので、レディースっぽくなりすぎない

などでしょうか。

これを踏まえてみると、以下の2つがいいかなと思います。※未試着です

http://global.keenfootwear.com/ja-jp/product/shoes/men/uneek-02-x-takashi-imai

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06WWBPJYL/kousiteach-22/

こういったシュッとしたスニーカーや、サンダルもいいのですが、とはいえ、やっぱりまずはクラウン(CROWN)のダンスシューズを試着してみてほしいですね。圧倒的な優雅さに驚くはずです。ビームスであれば大体店舗に置いてありますし、サイズが合わなかった場合でも、アマゾンなら返品も30日以内であれば無料で対応しています。