108円で買えるダイソーのウォレットチェーンを劇的にカッコよくする方法

なんだか地味だと思ったときに有用なウォレットチェーン

「昨年着ていた洋服がなんだか物足りない気がする」。ノームコアの流行を終え世間は装飾性を意識したトレンド真っ盛りです。でも、あまり派手すぎるのは好きではないという方が、特にメンズでは多いと思います。そこでオススメなのが着用アイテムを増やすことです。

アイテム点数を増やすことで目に留まる部位が増え、地味な印象を与えません。でも「ジャラジャラとネックレスやブレスレットをつけたくないよ」という方もいらっしゃるでしょう。もちろん過度にアイテムを増やせと言っているわけではありません。

http://bit.ly/2nOAoc0

オススメなのがウォレットチェーンです。財布をとめておくという役割があることで嘘くささがなく、自然な印象で着用することができます。「でもウォレットチェーンも流行りでしょ、トレンドにそんなお金は出せないよ!」という気持ちもすごく分かります。私もそのひとりです。そこで今回は、日本中どこを探しても、これより安いアイテムはないでしょう。ダイソーのウォレットチェーンをご紹介します。

えっ、ダイソー!? サイズや素材をご覧いただきます

ダイソーの店頭には複数種類のウォレットチェーンがありますが、今回ご紹介するのはブロックタイプのものです。

写真のように縦5mm×横6mm×幅4mmのブロック状の金属を重ね合わせることで構成されています。全長は約50cmで大人の男性が着用するのに適当な長さです。他の種類は10cmほど短く、腰につけるにはいささか短いように感じます。察するに子供向けでしょうか。

先端は上の写真のとおりです。一方はベルトループに着脱しやすいようワンタッチ式になっています。もう一方は財布に装着する側で、二重のリング状になっています。ネタではなく実際に数ヶ月ヘビーユースしていますが、無理に引っ張らない限り壊れることはありませんが各パーツは総じて安っぽい。

ちなみに、ウォレットチェーンというと盗難防止の役割もあるかと思いますが、各パーツが如何せん脆そうです。海外旅行等での防犯としては使えないでしょう。大切なものを守るためならもっと丈夫なものを買うべきです。

そして素材について見ていきます。各パーツを構成する素材は鉄95%、合金5%です。腰についていて重いと感じることはなく、一般的なアイテムと同程度の重さです。素材の性質上、水に濡らしたままにしておくと錆びます。濡れたらすぐ拭き取り乾燥させなくてはなりません。

チェーン表面は平らで装飾していたり加工は一切ありません。そのためギラギラに光を反射し、いかにも安っぽいです。だいぶ辛辣なことを書いていますが、「百均にケチつけんなよ」って思いますよね。

安っぽさを払拭しよう!

そんな安っぽさを払拭するためひと工夫してみましょう。同じくダイソーで購入したプラチナムのペイントマーカーです。こちらは油性の白ペンです。これでウォレットチェーンの表面を塗っていきます。乾燥させながら四方を塗ります。

(日光の下でビフォーアフターを比較)

先述しましたが、安っぽさに拍車をかける要因のひとつが光の反射です。太陽の下で、室内の光に照らされて、ギラッギラに反射するのはどうにも下品な印象を与えます。小物は目につきやすいので、このままではいただけません。

しかし、この反射を塗料が遮ってくれます。加えてブロックの中までは塗らないことで、少しだけ光を反射するのですね。真っ白だと味気ないですが、少しだけ光を反射するのでちょうどいい塩梅となります。

http://bit.ly/2nTIm33

参考にしたのはトップメゾンであるマルタンマルジェラ。上質な素材にあえて白のペンキを重ねることで完璧さを打ち消しています。そういった意味でもこのウォレットチェーンのちょっとした工夫が面白いですよね。使っているうちに少しずつインクが剥げていくのも嘘っぽくありませんし、味わい深くなります。

(左:ペイント済み 右:未塗装)

価格はもちろん100円(+税)です。必ずしも財布につける必要はありません。車の鍵やキーケース、パスケースに繋げたり、ベルトループ同士をつなげてもいいでしょう。そしてDIYにぜひチャレンジしてみてください。これまで「それどこの?」と聞かれることはあっても、百均だとバレたことはありませんから。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

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