今、ダニエルウェリントンを買うならダッパーしかない!

最近とんでもなく流行している腕時計「ダニエルウェリントン」をご存じですか? いまやファッションに興味のある人なら誰もが知っているんじゃないかと思うくらい人気があり、着用している人も多いですね。

合コンに行ったら女性とかぶる確率が高いアイテムでもあります。ダニエルウェリントンの話で盛り上がることもありますから、女子との時計かぶりは全然オッケー。むしろ推奨です。

しかし、同性との腕時計かぶりは、ファッション好きであれば、できるだけ避けたいところ。量産型ファッションに思われたくないですもんね!

昨今ではファッション好きの間では「ダニエルウェリントン」自体が量産型ファッションの典型なんじゃないかという指摘もあります。大衆まで広まってしまったアイテムならではの悩みですが、服好きにとっては致命的な問題なんですよね。

ダニエルウェリントンが人気の理由

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では、いったいなぜダニエルウェリントンがここまで人気になったのか。それは最近のトレンドとマッチしたからにほかなりません。近年までのトレンドとして一番にあげられたのが「ノームコア」です。「ノームコア」とは「ノーマル(普通)」と「コア(究極))」の2つの言葉をつなぎ合わせた造語で、「究極の普通」を表しています。

簡単にいうと「めっちゃシンプル」ってことです。そんなシンプルなファッションがトレンドだったからこそ、シンプルでクラシカルなダニエルウェリントンが大衆にウケたんですね。腕時計はそもそも趣味嗜好が強く反映される分野なので、もともと宝飾の要素が強く、装飾性がよしとされるジャンルです。そんななか、「シンプル・クラシカルで安価」なダニエルウェリントンが支持されたというわけです。

もう一つ、人気に火がついた背景にドラマ『失恋ショコラティエ』で石原さとみさんが着用していたことも話題になりました。ダニエルウェリントンは宣伝も上手です(笑)。

なぜ2017年は「ダッパー」なのか?

ちょっと前置きが長くなりましたが、なぜ今年は「ダニエルウェリントン」のモデル「ダッパー」がオススメなのか?

「ダニエルウェリントン」はシンプルでクラシカルだからノームコアのトレンドと相まって人気に火が付いたと言いました。そんななか、今年からトレンドは「ノームコア」への反発から「ギーク」「タッキー」と言われる装飾性のあるトレンドに変化しつつあります。トレンドというのは繰り返すのですが、それは飽きがくるからこそ反発して繰り返すもの。

「装飾しすぎるのはもう飽きた」「やっぱ普通のほうがオシャレじゃね!」「普通は飽きたなぁ」「やっぱ今は装飾性でしょ!」と、かなり大雑把ですがこのようにトレンドというのは移り変わっていくものなんですね。

そして、ちょうど今の時期が「ノームコア」から「ギーク」「タッキー」の装飾性に移り変わるであろう境目の年です。だからこそ、脱ノームコアな「ダッパー(Dapper)」がいいわけです。

ダッパーの見た目はある部分を除いてほかモデルと同様にシンプルかつクラシカルなのです。その一つが針の色。分針・時針の色ですね。

鮮やかなブルーで、高級感がありながらもシンプルに少し味付けしたような雰囲気に仕上がっています。このブルーの針が本当にオシャレで、シンプルさに花を添えてくれるんです。

そうです。この「シンプル+α」が今の脱ノームコアのトレンドと絶妙にマッチしています。トレンドというのは少しずつ移り変わっていくもの。今までの「ノームコア」が明日から急に「ギーク」「タッキー」になったりはしません。ですから、シンプルに+αで装飾してあげるくらいが今やるべきことなんです。これが、今ダニエルウェリントンの「ダッパー」を選ぶ理由です!

買い方にはいろいろあるので注意が必要です

トレンドによって、アイテムを変えていくのは服だけでなく小物も同じです。ほかモデルと比べて、少しだけ値段が張ってしまいますが、今買うなら間違いありません。正規価格は38mmのもので、税込みで3万4560円。並行輸入品ならば、1万円程度で買えてしまうのでどうしても安く購入したいなら、Amazonなどの並行輸入品を探してみるといいでしょう。ただし、並行輸入品の注意点として、本物であるという保証はないので、そういったリスクはあると思ってください。

それでは、腕時計選びの参考になれば幸です。