黒シャツはいかに「ホスト感を抜くか?」がポイント。DISCOVEREDのロングシャツがオススメ

ホストのようなイメージのある黒シャツ……

黒シャツってどんなイメージをお持ちでしょうか。この記事を書くにあたって、私の知り合いの男女5人ずつに聞いてみたのですが、「ホストっぽい/キザっぽい/モード感」といった意見に集約されました。

一方、そういったイメージが良いほうに働き、色気がある、おしゃれといった意見も出ました。このようにホスト感のある夜のイメージが強い黒シャツですが、逆に大人っぽさを出すには最適ですね。

大人っぽいアイテムを活用すれば、カジュアルアイテムを合わせたとしてもトータルでバランスがとれます。全体としてオシャレにも繋がりやすくなるので、活用しない手はないでしょう。

おすすめしたいDISCOVEREDの黒シャツ

さて、オススメの黒シャツですがDISCOVERED のロングシルエットノーカラーシャツ/REMAKE LONG SHIRTというシャツになります。

価格は2万5920円(税込)。ご存知の方もいるかとは思いますが、DISCOVEREDというのは日本のファッションブランドで、デザイナーは、少し珍しい形で、木村多津也さんと吉田早苗さんという、男女お2人でやられています。

さて、そんなおすすめのDISCOVEREDのロングシルエットノーカラーシャツ/REMAKE LONG SHIRTというシャツですが、何がオススメかと言うと、黒シャツのホスト感を緩和してくれている点がいくつもあって、ホストには当然見えないし、それゆえに合わせやすいシャツとなっているのです。

ホスト感が緩和されているポイントは次の3点あり

その1「ロング丈」。通常のシャツより着丈を長くすることでカジュアル感が出ます。ロングシャツはスーツに合わせるものではないのでカジュアル要素が入っているというわけです。

その2.「バンドカラー」。一般的にシャツと言うとUNIQLOに置いてあるようなレギュラーカラーであったり、ワイドカラーを誰もがイメージするかと思いますが、このシャツはバンドカラーとなっています。これもカジュアル感を出す効果があり、ホスト感緩和の要素。

その3.「リメイク加工」。襟の部分と腕の部分につなぎ合わせた様なリメイク加工がしてあります。ほつれた糸もあり、目を惹くデザインとなっています。これは明らかなカジュアル要素でしょう。

これが色違いで切替が施されていたりするとかなりカジュアルになってしまうのですが、同色の黒色同士なので、適度なカジュアル感を生み出しています。また、切替に伴って素材も変わっているところが何とも面白いところです。

(バンドカラー、リメイク加工)

(袖のリメイク加工)

ドレス要素の強い黒シャツ。ドレス要素が強い点と黒色のイメージも相まってホスト感が強くなっているわけですが、上記の点で見事に適度なカジュアル感を出すことができ、ホスト感を緩和したデイリーユースしやすいアイテムとなっているのです。

そのほかのディティールを見ていきましょう。まずは、シャツの素材ですが、このシャツの多くを占める部分がスイスサテンといった生地が使われています。サテンからイメージされるとは思いますが、少し滑らかな素材感。

しかしながら、これにワッシャー加工といって、あらかじめあえてシワをつけるといった加工がされています。そして、襟と腕の切替が行われた部分については、タイプライターという生地が使われています。

スイスサテンとは異なり、ガサッとした硬めの素材感です。ボタンは、黒のボタンを採用。シャツと同色であり、悪目立ちすることはなく一体感が出ています。バックにはセンターボックスを採用しています。

これにより肩周り、腕周りはとても動かしやすくなっています。また、シャツなのでケアを気にする方がいるかと思いますが、前述の通りあえてのワッシャー加工がされているくらいなので、アイロン掛けは不要。

シワ感が少しある方が程よくカジュアルダウンされるので、着こなしとしてもそちらの方がオススメです。

(同色の黒ボタンを採用)

(バックの仕様はセンターボックス)

(裾周りはラウンドとボックスの中間)

(裾周りの長さは前と後ろで差がある仕様)

ロングシャツ、バンドカラーに慣れてない方は試着必須

個人的に超おすすめなシャツではあるのですが、ロングシャツ、バンドカラーのシャツという点で着慣れていない方が多いかと思います。

私はロングシャツとしては2着目、バンドカラーとしても2着目だったので、最初から抵抗なく着ることができましたが、初めての方は躊躇してしまうでしょう。ですが、まずは思い切って試着してみてください。

尚、サイズ感のご参考として、私が購入したMサイズは、肩幅が44cm、着丈が前84cm、後ろ88cmとなっています。試着したらシルエットもきれいなシャツなので良さがすぐに実感できます。

ちなみに、慣れない最初のうちは、フロントのボタンを開けてアウターライクに着てみるのもおすすめです。サイドにポケットもあるので、アウターライクに着ていても違和感を覚えることも不自然に思われることもありません。

(シャツのサイドにはポケットも備えられています)

もし同じ商品が見つからない場合は……・

同じ商品が見つからない場合は、先ほど記載した様な観点で黒シャツのホスト感を緩和させている黒シャツを探して是非試着してみてください。

この商品は抜群にバランスが取れているのでオススメではあるのですが、ベクトルは違えど、黒シャツのホスト感を緩和させているアイテムは他にもあります。またオススメな商品が見つかった場合は私も記事にしますが、是非探してみてください。

(コーディネート例:インディゴデニムに合わせるだけでもサマになる)

最後にコーディネートの写真を載せておきます。単体で着てもインナーに着ても使えます。インディゴの加工デニムを合わせても黒シャツの程よいドレス感が全体のバランスを整えてくれます。ホスト感を緩和した黒シャツは、ワードローブに幅が出ること間違いなしです。

メンズおすすめシャツまとめはこちら↓

【2019】おすすめメンズシャツを60点レビュー!あなたならどのシャツを選ぶ!?

2018.11.01
きつね顔

この記事を書いた人

きつね顔

身長173㎝ 体重67㎏ 靴27㎝

ずっとコンプレックスだったファッションを克服し、同じような悩みをもつ人達を少しでもらくにしてあげたいと考える29歳。ファストファッションをメインにコスパのいいファッションがモットー。最近の趣味は美術館やアート作品巡り。

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