エレガントに脱地味出来るスタッズベルトdoubletのSTUDDED EMBROIDERY BELT

これからトレンドはシンプルなノームコアから装飾性を重んじる傾向へと徐々に変化していきます。装飾を加えるには柄の入った服を選ぶのも良いのですが、使い回しやすさを考えるならベルト等の小物がおすすめです。

特にベルトは皆当り前に使うアイテムであり、面積が小さいので装飾性を加えても抵抗をさほど感じることなく着用できるでしょう。

また、トップスやアウターの裾に位置するので目に付きやすく、効果的に装飾性を加えることができます。そこで、ロングベルトの出番です。最近、さまざまなブランドからリリースされているのがガチャベルトと言われるタイプのベルト。多くがコットンで作られており、チープなイメージが強いので30代以上の大人にはおすすめ出来ません。

大人にはやはりレザー製のロングベルトを使って欲しい。装飾性を加えるのが目的なので、多くのブランドは赤や黄色などの色味があるレザーを使用することが多いです。もちろんそれでもいいのですが、そんなお洒落な人達とですら同じでは嫌だというあまのじゃくもいることでしょう。

かといって、着こなすのが難しいのも嫌。そんなわがままな要望にぴったり当てはまるベルトを「doublet」で発見したので紹介します。

エレガントで高級感とユーモア溢れる唯一無二のデザイン

doubletは2012年に立ち上げられたドメスティックブランド。最近では海外での評価も急速に高まっている新進気鋭のブランドです。「違和感のある日常着」をコンセプトに掲げ、今回紹介するベルトにもそのコンセプトがとても上手く表現されています。

そのアイテムとは、スタッズベルト。ブランドが定番展開しているアイテムですが、商品名の「EMBROIDERY」は刺繍を意味します。つまりスタッズを刺繍で表現したベルトなのです。

こういったアプローチは世界でもdoubletだけでしょう。遠目には普通のスタッズベルトのように見えるのですが、近づくと刺繍であることが十分に伝わります。一見本物のスタッズに見えてしまうのは、刺繍の技術の賜物です。

実は僅かに明るさの違う3色の糸を使用する事によって、本物のスタッズに現れる影を表現しています。そうすることによって立体的に見せているのです。リアルな見た目でありながらも刺繍なので、スタッズベルトの無骨な印象に加えてエレガントさも併せ持つのが最大の特徴。

本物のスタッズよりも悪目立ちし難く、やんちゃだけどエレガントでひねりの効いた遊び心があるデザインです。まさに、大人にこそ付けて欲しいスタッズベルトです。

刺繍はスタッズを表現しているため、シルバーのような光沢のある糸を使用していますが、シルバーはグレーの延長なのでモノトーンとして合わせられます。なので意外と合わせやすいのも魅力。

また。パンツにどんな色を持ってきたとしても、黒とシルバーの組み合わせなので、パンツに同化してしまいアクセントとならないようなことはありません。そういったベルトはありそうで意外とありません。コーディネートにおける汎用性でもかなりの高レベルであると言えるでしょう。

高級感漂う素材と製法

本来であればスタッズベルトには表革が使用されます。また、スタッズを埋め込む爪を隠す目的でベルト裏側にもう一枚革を接着剤で貼り付けます。縫い合わせではなく接着なのはデザイン上の都合。

これに対してdoubletはベルト表側に豚革のスウェードを使用し、裏側にはキップレザーを使用しています。そして2枚の革を接着剤での貼り合わせでは無く、丁寧に縫い合わせています。

つまり、革のチョイスと製法まで敢えて本来と逆のことをしているのです。これにより、より一層本来のスタッズベルトのイメージからかけ離れたものとなります。源流を理解しリスペクトしているからこその遊び心溢れる素材選びや製法だと言えるでしょう。

スウェードを使用することで独特の光沢感が生まれ、ベルトに高級感を与えています。また、革を縫い合わせる為の革と同色のステッチも高級感を与えることに寄与しています。とても柔らかい革を使用しているため、すぐに馴染み着け心地も抜群です。

服にも優しい刺繍スタッズ

スタッズを刺繍で表現したことにより、もう一つメリットがあります。それはスタッズの突起がないので服が傷まないこと。スタッズベルトを使用していると、どうしてもスタッズが生地に強く押し付けられた際に生地を傷めてしまうものです。

スタッズベルトを使用している限りは諦めざるを得ないことでした。それに対してこちらのベルトは刺繍なのでそういったことはありません。これは案外大きなメリットだと感じています。

サイズ選びは迷う必要無し

サイズ展開はワンサイズのみ。ベルト幅は24mm。スラックスからデニムパンツまで合わせることが可能です。ウエストは74cmから95cmまで3cm刻みで対応します。

バックルの端からベルトの先端までの長さは約130cm。垂らす長さはベルトに巻き付けることで調整が出来ますので特に迷う心配は必要ありません。

ちなみに今回ご紹介したベルトは2万5920円(税込)。ベルトとしてはかなりお高く感じられるかもしれません。しかし実際に手に取って見ていただければ、それだけのクオリティを実感していただけると思います。

エレガントで遊び心溢れるベルトで大人の“脱地味”を

着回しやすく効果的に装飾性を加えるならロングベルトがうってつけです。ロングベルトを既に使用しているおしゃれな人とさえ差別化したければシンプルなレザーロングベルトではなく、オリジナリティーあるデザインのものがおすすめ。

かと言って闇雲にオリジナリティーを求めてしまってはコーディネートが成り立たせるのに苦労することでしょう。

今回紹介したベルトは計算し尽くされたデザインにより、エレガントで遊び心溢れる脱地味が可能です。是非、一度お手に取っていただくことをおすすめします!

アイーダ

この記事を書いた人

アイーダ

171cm/68kg 靴のサイズ26.5cm 34歳

ファッションにおいては常に女性を引き立てる事を心掛ける。エレガントでありながらも色気を感じさせる着こなしが好み。