シルバーのダンスシューズを安く買うならエリスヴィクトリア

メンズファッションにおいて、足元を飾る靴は特別な存在です。その人の履いている靴をみれば何をしている人なのか推測できますし、冠婚葬祭のように場にふさわしい靴といったドレスコードも存在します。特別な存在であるがゆえに、色も無難な色黒や白が中心になりやすいアイテムです。

特に通勤時のサラリーマンは、ほぼ黒ないしは茶靴で占められています。かといって色を使えばおしゃれに見えるかというとそう単純なものではなく、色を使えば使うほど子供っぽさが出てしまいます。そこで今回は、ちょっと変わった色で大人っぽいシルバーのレザーシューズを見つけたのでご紹介します。

イギリス製のファクトリーブランドの靴

「ERRIS VICTORIA」というブランドは、私もこの靴を購入するまで知りませんでしたが革靴の本場イギリスのファクトリーブランドです。

ファクトリーブランドとは、ざっくり言ってしまえば他のブランドの製品を作成していた工場が自分たちでもオリジナル品を作って売り出しているブランドのことです。ファクトリーブランドの特徴は、値段の割に質が良くコストパフォーマンスに優れた商品が多いことにあります。

今回の商品もアッパーが牛革、ソールが合成底のシューズであるにも関わらず定価が1万3824円(税込)とお求めやすい価格になっています。

細みでスッキリした印象のフォルム

こちらの靴は、ダンスシューズをモデルにした靴になります。使われているレザーもがっしりとしたタイプの物ではなく、柔らかい素材のレザーが使われています。使われているレザーが柔らかいことから、ぺったんこになり収納スペースの場所をあまり取りません。

持ち運びも楽にでき旅先で気分を変えたいなんてこともできます。また、ソールも薄く靴全体の形も細長い形状をしているため非常にコンパクトです。

この細長くコンパクトの形状をしていることが、色を使っている靴であるにも関わらずおすすめできる点になります。子供っぽさの対極にある大人な服装としてはスーツスタイルがあげられます。そしてスーツ姿で履く革靴は細みでソールに厚みがないものです。

つまりこの靴は、細みでソールに厚みがないというドレスの要素と派手な色と言ったカジュアルな要素を併せ持ったハイブリッドアイテムといえます。

ハイブリッドアイテムはコーディネイト全体でバランスが取りやすいです。例えばカジュアルなセットアップの外しとして使ったり少しラフな短パンにシャツといった格好でも、足元を整える役割があるのでサマになりやすいのです。一足持っていると普段のファッションの幅が格段に広がります。

長時間の移動には注意が必要

ただしソールが薄いことは欠点にもなります。路面の影響をもろに受けてしまうので1日中歩き回るなどの長時間の移動をした際には足の裏、特にかかとのあたりが痛くなります。もともとこの靴は簡素な作りでスッキリした形状のインソールにクッション性がまるでないので仕方ありません。

これを避けるためには、市販のインソールを使うと解決可能です。インソールを購入する場合にはハサミで切ったりして調整をしたほうがより快適に使えますので、自分で調整できるタイプをオススメします。

難しいイギリスサイズの選び方

最後にサイズ感ですが、私は普段リーガルの革靴だと25〜25.5㎝ナイキのスニーカーであれば26㎝〜26.5㎝ですが「8」サイズで少しゆとりがあるという感じです。これはインソールでの調整を見越して購入していますのでこのようなサイズ感になります。

ちなみにイギリスの靴は「8」で大体26.5㎝相当です。0.5単位でサイズが変わっていきますのでご参考に。