fob PARISの機械式時計は2way仕様で飽きずに使える!

fob PARISはフランスの時計で2016年から日本でも取り扱われるようになった新しいブランドです。筆者も購入するまでその存在を知りませんでした。REHAB 360 NOIR MATというモデルは10万8000円(税込)と、謎に包まれたブランドにいきなり10万円を払ってしまったわけですが、ほかの人と差別化したい、そしてまだ知る人が少ない新進気鋭のブランド好きの筆者には、いい買い物となりました。2年使って気づいたことをご紹介していきます。

デザインについて

リックオウエンスやラフシモンズなどのハイブランドに合う時計を思い描いてデザインされたそうで、ビジネス用途で使うにはモード感が強すぎるかもしれません。最大の特徴は文字盤からムーブメントが見えるハートビート仕様になっていること。10万円もする機械式時計を買うのであればこのハートビート仕様であることが筆者にとって最優先事項だったので、電池で動くクオーツムーブメントとの違いが一目でわかるこの機構はまさにピッタリでした。

ただし、レザーベルトはブランドオリジナルなので、気軽に交換できるタイプのものではありません。同じ物に変えたい場合は販売店に行かねばらならい煩わしさがあります。2年も使うとかなりけば立ってきています。

サイズ感について

 

モデル名に360が付いている通り直径は360mmです。180cmで67kgの細身の筆者が着けるとこんな感じです。このモデルはベルトも細身なので女性も着けることができると思います。

機能について

 

この時計のお気に入りポイントは、3連になる別売りのベルトに交換できることです。普通の使い方に飽きたら3連ベルトにしてブレスレット風にすることができるのです。時間は数字ではなくバーで読む仕様。分を読み取るのにバーとバーの間に小さい点があります。筆者は仕事中、暗い場所で正確な時刻を知る必要があるので、その点、この視認性の悪さは不向きです。デザインが多い時計は時間が見にくいというジレンマがあるのですが、街着用として割り切って使っています。

ムーブメントはミヨタという日本のシチズンの物が搭載されています。時刻を合わせる際、リューズを引き上げても秒針が止まるハック機能はありません。ムーブメントに詳しくないので細かいことはわかりませんがオーバーホールも可能とのこと。実は、二度落下させてしまい、現在は時刻が止まってしまっています。強い衝撃には弱いので慎重に取り扱う必要があります。現在はまだ修理にださず、ブレスレット代わりに使っています。また、防水については、生活中手を洗うぐらいであれば、着けたままでも影響はありませんでした。

for PARIS / REHAB 360 NOIR MAT