防寒性バツグンのコーデュロイ耳当フライトキャップ/フリークスストア

大人が使えて、それでいて程よく装飾の入ったキャップは無いだろうか……。そんな観点から、「フリークスストア コーデュロイフライトキャップ 8424円(税込)」をZOZOで発注しました。

フライトキャップとは

http://bit.ly/2CinBEw

飛行機やバイクの操縦時に寒さや風から身を守るために着用する、耳あてが一体化しているタイプの帽子です。

元来はこのような目的で作られましたが、ふわふわ素材ブームと相まってか、ここ数年レディースでも人気となり、メンズでも昨年あたりから注目されています。耳あてにファーが使われている事が多く、この明確な機能がデザインに説得力を持たせてくれます。

ZOZO発注前に心配だったこと

筆者は帽子を買う時に、いつも心配していることが二つあります。一つは自分の人一倍大きな頭に入るのか?  正確には被った際のシルエットが、おかしなことにならないか?という点です。筆者は小さな帽子を無理やり被って、頭の大きさが目立ってしまった経験を幾度と無く経験してきました。

そのため帽子を購入する際は、頭周りが60㎝以上のものを選ぶようにしています。いかんせん通販では試着が出来ないので心配になるのですが、こちらはZOZO表記で63㎝となっといたので、誤差があったとしても大丈夫そうです。もう一つの懸念は、暑くないかという点。

冬の帽子は見た目だけでなく防寒の意味もあるので、おかしな心配と思われるかもしれませんが、筆者は関東地方在住です。関東の冬だってそれなりに寒いのですが、商業施設に入ったり、地下鉄に乗ると結構暑くなったりするもの。脱げばいいのですが、髪がペッタンコになった状態を晒すのが嫌いなので、一度被った帽子は極力脱ぎたくないのです。

そんな人が明らかに北国仕様な帽子を買ってよいものか……返品すればいいのですが、これがまた面倒なんですよね。カラー展開はブラック、ブラウン、ベージュ、ネイビーの4色展開。筆者はブラックをチョイスしました。ZOZOではブラウン、ネイビーが品切れのため、ブラックとベージュの二択になります。

ベージュも軽快で、かつダークトーンに偏りがちな秋冬モノの中で差別化出来そうだったのですが、耳あて部を固定するためのヒモがブラックであったために、ヒモが目立ちます。そのため頭頂部からアンテナが出ているような印象を受けてしまったため、ブラックを選択しました。

できればヒモなどは、本体と色を合わせてもらえると、スタイリッシュになるのですが、コスト面で難しいのでしょうか。細かいようですが、案外侮れないポイントです。

実際に手に取って感じたこと

箱を開けてすぐに思ったこと。それはバイザーの形状が少し変わっているな、という事でした。正確には形そのものではなく、縁が不自然なウエーブをしていたのです。

そう、バイザーの縁にワイヤーが入っていたのです。ワイヤーが入っていれば、バイザーの形状をある程度好みやその日の気分によって変えることができます。

(自在に変形できます)

そして購入前はベースボールキャップをベースにしていると勝手にイメージしていたのですが、バイザーは約5㎝と非常に短くクラウンはゆったりとしたシルエットのため、どちらかと言えばキャスケットに近いシルエットでした。

バイザー、クラウンとも同じ綿100%のコーデュロイ生地で出来ており、見た目にも安っぽさはありません。コーデュロイ生地は毛足がある程度あるため、通常の生地よりも若干ホコリが付きやすい面がありますが、ホコリ取り用のコロコロを掛けても生地の毛が脆く抜けるような事はありませんでした。

裏面はキュプラ地となっており、心配している屋内でのムレ防止に期待が高まります。

耳当て部のファーは、一見してフェイクなのかリアルなのか、私には判別できません。タグにも表示はありませんでしたが、値段的にも見た目的にも恐らくフェイクで間違いないでしょう。しかし客観的なオシャレを達成するには十分な質感はあると思います。肌触りもふわふわで、とても良かったです。

実際に被ってみました

頭周り60㎝オーバーの筆者でも、余裕あるサイジングでした。その反面このキャップにはアジャスターが無いため、サイズを縮める事が出来ません。頭が小さい方だと、サイズが余ってしまうかもしれませんが、頭周り57㎝の女性の感想では、使いづらい程ではないとのことでした。

さて、実際にこのキャップを被り、飲み会へ出掛けてみました。昼からの飲み会だったので、太陽が出ている時間帯から日没後の冷え込んだ時間帯まで試すことができました。当日は最高気温11℃、最低気温5℃の晴れた日でした。

実際の着用感としては、外に居る時にはキャップを暑く感じることは全くありませんでした。屋内や電車内では少し暑いと感じることはありましたが、キュプラ裏地のおかげで不快な程の暑さはありません。

製品タグには「型崩れの恐れがございますので、洗濯はお避け下さい」と書かれています。フェイクとはいえファーも付いていますので、洗わない方が無難でしょう。筆者はファブリーズで対応するつもりです。そういう意味でも、汚れが目立たないブラックをチョイスしたのは、正解だったかもしれません。

使ってみて思ったこと

飲み会に同席された方々からも、その帽子いいねと言っていただけました。しかし、気付いてしまったのです。筆者は普段黒い太目のセルフレームのメガネを掛けています。そのメガネとキャップのシルエット、サイドのファーが合わさると……『Dr.スランプ』アラレちゃん!   うーん、微妙……。

しかし、ななめに被ったり後ろ向きに被ったりしたところ、アラレちゃん感はある程度消す事ができました。そんなわけで当初の「大人が使える」という要件を満たしているかは分からなくなってしまいましたが、特徴的な帽子をお探しの方や冬場は耳あてが欠かせない方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。差別化できることは間違いないでしょう。

いわし@短足神

この記事を書いた人

いわし@短足神

身長164㎝ 体重63㎏ 靴24.5㎝

物心付いた時から短足に悩み、日夜体型をフォローできるファッションを研究しています。40歳を超えたら若いと言われる頻度が上がったので、40代も悪く無いと思う今日この頃……。