フリークスストアのスキッパーシャツは高機能素材を使用した使える一枚

暑い夏にTシャツばかり着ていませんか? 「気分を変えてシャツでも」と思ってみてもリネンや麻の半袖シャツが定番でしょう。そんな日が続くとさすがに飽きが来るもの。かといって半袖シャツを柄で遊ぶと子どもっぽくなりカジュアルすぎてしまう。

そんな時にオススメなのが……カプリシャツです。ラフでありながら大人っぽさも忘れない、夏場に使えるシャツとして、今回は FREAK’S STORE(フリークスストア)のカプリシャツ「TORAY綿麻 スキッパー シャツ」を紹介します。

素材感とデザイン

聞きなれない名前かもしれませんが、「カプリシャツ」とはイタリア人などがリゾート地で愛用するカジュアルシャツのこと。外国人のスナップ写真ではおなじみです。特徴としては、胸元の開いたスキッパー仕立てであること、七分袖、リネンなどの通気性の良い素材が使われる、などがあります。

エリがあり、七分袖あることから、Tシャツやポロシャツよりもキチンとしてフォーマル寄り。でもボタンシャツほどのカッチリ感はなく、ほどよいカジュアル感と大人っぽさをあわせ持つアイテムです。

また本アイテムは首元がスキッパータイプですが、比翼仕立てでボタンがついています。これにより胸元の開き具合を好みで調整可能。ラフになりすぎる心配もありません。裾のデザインは直線的なスクウェアカットになっており、タックアウト前提になっています。

そして、このアイテムの一番の特徴が、素材。素材構成を見てみると、ポリエステル36%、リネン32%、コットン29%、ポリウレタン3%と、ポリ、リネン、コットンなど天然素材と化繊素材がミックスされています。

これは、東レが開発した高機能素材『CEO α(セオアルファ)』を使用しています。セオアルファの特徴としては、コットン100%よりも吸湿感があり、かつ速乾性があるとのこと。

生地を触ってみるとわかりますが、リネンや麻のようにサラっとしていながら、通気性のよい素材でたまにありがちな肌にひっかかるようなチクチクとした感触が皆無です。

一見するとリネン地のようでありながらポリエステルの混紡が効いていて、見た目はつややかでやさしい触り心地です。また、見た目の艶感は、カジュアルさをほどよく緩和してくれて、街着としての使いさすさにつながっています。

自宅洗いOKのイージーケア

クリーニング表記は、ネット使用の洗濯機洗いOK。筆者も実際にネット洗いで洗ってみましたが、問題ありませんでした。ただし、洗う前に一つ懸念だったのが、アイロンがけが必要かどうかです。ノンアイロン素材のようでしたが、実際にシワが気になってしまったらアイロンがけが必要になるかなと思っていたのです。しかし、それは杞憂に終わりました。

ハンガーがけで乾かしてみたところ、特に気になるようなシワ感とはならず、そのまま羽織れる乾きあがり。まさに「洗って干す」だけでOKのイージーケアなアイテムでした。

暑い季節では汗が気になり、クリーニングの頻度が上がります。そのため、アイロンがけが必要なシャツだとおっくうになり、結局は着る回数が自然と減ってしまいます。しかし、このシャツは高機能素材のおかげでヘビーリピートできます。夏にはうってつけのシャツといえるでしょう。

豊かなカラー展開と注意すべき透け感

カラー展開は、ホワイト、ブラック、オリーブ、ネイビー、サックスブルー、イエローの6色。手持ちのアイテムやコーデの楽しみ方で色をチョイスしていいと思いますが、ホワイトの場合は透け感に注意が必要です。

通気性が良く、着心地のいい薄手の生地感のため、若干「透け」が生じます。色合いがあるものの場合あまり気になりませんが、白の場合はシャツ下の色が透けてしまいます。

最近は目立たない肌着としてベージュのものがあります。ですがそれだと逆にベージュ色が全体的に透けてしまうので、素肌に羽織っている感じに見えてしまいます。そのため、ホワイトカラーの場合は透けることを前提に、黒のタンクトップなどがベターかと。

そこだけが気になりましたが、夏の街着として重宝する、使い勝手のいいシャツ。定価6912円(税込)がいまならセールで4147円(税込)。カッチリしすぎず、かといって子供っぽくもない、大人っぽいリラックス・シャツとしてオススメです。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。