夏のトップスはTシャツ一枚という方は多いでしょう。しかし今年は、無地ものではなく、ロゴＴなど装飾の入ったアイテムが市場に多いように感じませんか？ なぜかというと、これまでトレンドは「究極の普通」を意味する「ノームコア」スタイルが主流でしたが、昨年くらいから、その反動として「脱ノームコア」と呼ばれる「装飾性」を取り入れたスタイルへと変化しつつあるからです。
そこで、今回はシンプルになりすぎないロゴTシャツ、フレッドペリー「モノクロームテニスTシャツ」6500円（＋税）を紹介します。
子供っぽくならないワンポインロゴTシャツ
フレッドペリー「モノクロームテニスTシャツ」は胸のところにロゴマークとロゴが入ったシンプルなTシャツです。Tシャツ１枚だけの単体だけみると、無地のTシャツは地味なので、色やグラフィックが入っている方がオシャレに見えるだろうと思い、色柄のたくさん入った物を購入しがちです。
しかしオシャレに見えるファッションとは全身のバランスが大切です。派手なTシャツにジーンズ、短パンを選べば子供っぽくなってしまい、オシャレには見えにくくなります。
メンズファッションで一番大事なことは「ドレスとカジュアルのバランス」です。詳細は下記URLを参照にして下さい。
「ドレスとカジュアルのバランスとは」 http://qq3q.biz/K7EP
「ドレスとカジュアルのバランス」と脱地味な装飾性を考えてTシャツを選ぶとするとシンプルなロゴTシャツが使いやすいアイテムとなります。別にロゴTシャツではなく文字が入っているものであれば何でもいいのでは？と思う人もいるともいますが、意味のない文字が書いてあれば不自然さが出てしまいます。
意味のない文字が書かれたTシャツを着てもいいのですが、ブランド名のロゴTのほうが、自然で作為的には見えにくいでしょう。こちらの「モノクロームテニスTシャツ」は文字＋ロゴマークというところが、文字だけのTシャツに比べて差別化できるアイテムです。
写真はTシャツを裏返しにしたものです。プリントTシャツだとロゴの部分が消耗すると剥がれたりすることもありますが、写真のとおりこのTシャツは刺繍となっているので、文字が剥がれてくる心配もありません。
素材、サイズ感
素材は綿100%、襟の部分は綿97%、ポリウレタン３%です。生地の厚みは１枚で着用しても乳首が透けるということはありませんが、そこまで厚手の生地ではありません。真夏にリネンのシャツを羽織ったり、薄手のジャケットのインナーにしてもいいくらいの厚さです。
Mサイズの寸法は肩幅43cm、身丈72cm、胸囲104cm、袖丈24cmです。筆者は身長167cm、体重60kgでMサイズがジャストで、ジャケットやアウターのインナーとして使うのに丁度良いサイズです。
丈の短めのアウターを着ると腰の位置が分かっってしまうので、アウターより少し長めの着丈にすることによって、腰位置を隠すことによって、足長効果が生まれます。ですが、市場にあるTシャツは着丈（身丈）が小さめに作られているものが多く、腰の位置を隠せないものがほとんどです。
着丈を長くするためにサイズアップして着用すると、肩幅が広くなってしまい、ピッタリしたテーラードジャケットの中に着るとTシャツにシワができてしまい格好よく着こなすことができなくなってしまいます。しかも、最近はビッグシルエットブームでTシャツの肩幅が広くなっていて、インナーとして使用するのには向いていないものが多いです。
「モノクロームテニスTシャツ」は肩幅ジャスト、身幅（胸囲）ジャスト、着丈（身丈）も少し長めな作りになっているため、着丈が短いアウターのインナーとして非常に使いやすいTシャツです。
少し残念なところは首元です。首元は写真のとおり、首元が詰まってる感じになってます。もう少し緩めの方が色気が出て良かったと思います。
色の展開は白のみとなります。筆者が執筆時点で、フレッドペリーの公式ホームページでは入荷待ちになっていて、楽天ではまだ在庫があるので確認してみて下さい。
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