150年以上の歴史を持つ「福助」の高コスパなボーダーソックス

今回は、日本の老舗靴下メーカー「福助」のボーダーソックスについて。秋冬のファッションアイテムとして重要なソックスですが、消耗品ですし、あまり高い物は買いづらい。そこで、気軽に買える価格で、なおかつ品質にも優れた、高コスパなソックスをご紹介します。

国内老舗メーカー「福助」 艶のある、しっかりとした上質な生地感

「福助」は、明治時代から足袋などのレッグウェアを作り続けている、日本の老舗ブランド。現在は靴下や下着などにも事業を展開しており、有名ブランドのOEMを受け持つほどの実力があります。

今回ご紹介するのは、ボーダー柄のソックス。一見どこにでもある、普通のソックスに見えますが……。まず、「生地」が違います。

薄すぎず厚すぎず、季節問わずのオールマイティに使える厚さなのですが、目が詰まっており、非常にしっかりした生地感になっています。ボーダー柄なのもあって、まるで「バスクシャツ」を彷彿させます。

そして自然な艶感もあり、素材の良さも感じさせてくれます。肌触りはサラサラしており、履いたとき気持ちが良いですね。普通のソックスより起毛感がありません。素材は綿、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、ポリウレタンになります。

そしてこのボーダー柄。普通のボーダー柄に見えますが、実は、履いたときに幅の感覚が黄金比である「1:1.618」になるように作られているというこだわりよう。

ちなみに写真のカラーは「ネイビー3」になります。ネイビーと白という非常にシンプルなカラーリング。はっきりとした色合いで、発色も綺麗です。

サイズ感 つま先は「リンキング」仕様で快適な履き心地!

サイズは「25〜27cm」のワンサイズ展開。普段スニーカーを27.5cmくらいで履く自分でもキツさを感じることなく履けたので、ほとんどの方は問題ないでしょう。

履いた感じも、締め付けは強くなく、足にピッタリとフィットしてくれます。足首のリブも程よく、生地がずり落ちてくるのを防いでくれます。履き心地を良くするために、部分ごとにフィット具合を調整しているようですね。

そして、つま先の処理は「リンキング」と呼ばれる縫製がされています。リンキングというのは、縫い目の部分に凹凸ができにくい縫製方法のこと。これによってつま先にストレスを感じにくくなります。型崩れがしにくくなるというメリットもありますね。

ほとんどのソックスは、つま先は「ロッソ」と呼ばれる、縫い目が凸凹してしまう縫製で処理されますが、一部の高品質なソックスは、このようにリンキングで処理されます。

ただし、ここで少しだけ残念なところがあります。上の写真のように、リンキング仕様であることがソックス本体にプリントされて示されているのですが、履いていると、このプリントがチラッと見えてしまうことがあるんですよね……。

一応足裏に来るようにはなっているのですが、中途半端な位置なので、少し見えてしまうことも。片方の足だけですし、そこまで大きくはないのですが、個人的には少し気になります。ベーシックなソックスだけに、こういった主張はなるべく控えて欲しかった。靴を脱がなきゃ分かりませんが。

着用イメージ

それでは着用イメージです。今回は黒のパンツとネイビーのシューズに合わせてみました。メリハリが強いボーダーなので、ダークトーンで挟むようにすると、良い具合にアクセントになってくれます。

また、艶のある生地感のソックスなので、ドレス寄りのコーディネートに合わせてもOK。ジャケットスタイルのハズしとしても使えそうです。

いかがでしたか?「福助」のボーダーソックスの価格は、1080円(税込) になります。高いクオリティながら、良心的な価格設定で、コストパフォーマンスも抜群。是非チェックしてみてください。

メンズおすすめソックスまとめはこちらから↓

【2020】おすすめのメンズソックス44選!足元からオシャレしよう!

2019.08.29