カットソー1枚だとなんだか首元がさみしい、物足りない、と感じることありませんか。こんなときネックレスのような小物があるとぐっとおしゃれに見えるのですが……。どうもメンズのネックレスはギラついていたりゴテゴテと妙な装飾がなされていたりとつける気にならない。
しかしGenriのBAR NECKRACEは派手な装飾が苦手な筆者もこれはつけてみたい!と思わせる魅力がありました。順番に見ていきましょう。
過度な装飾を排したモダンなデザイン

(色の切り替えもなく大人っぽい印象)
まずデザインから。直線のバーのみで構成され洗練されてモダンな印象です。ここまで潔いデザインのネックレスはなかなかないと思います。逆にシンプルすぎて意味がないのでは?と思われるかもしれません。せっかく買ったアクセサリーなのに、まったく主張がないのでは無用の長物です。しかしこれがつけてみると不思議と存在感があります。
なぜここまでシンプルながら存在感があるのか? 理由は2つあります。
まずシルバーアクセサリーとしての装飾性です。そもそも銀色のアクセサリーは光を反射してきらきらと光るので、見た目以上にしっかりと主張をします。
もう一つはこの直線のバーデザインです。バーのない通常のチェーンネックレスの場合、ネックレスは重力によってなめらかに曲線を描きます。しかしバーがあると胸元で急に直線を描くことになります。このわずかな違和感が目を引くために主張を感じるのです。
パーツや素材をチェック
(ブラックオニキスと鳥のプレート。かわいい。)
素材は真鍮製です。皮脂や経年変化でくすんでいくので気になる場合は使用後乾いた布などでふき取るといいです。私は定期的に軽くふき取る程度の手入れですが、1年間使用した現在、多少曇ったかなといった程度の変化です。
また、アジャスターの先のエンドパーツにはブラックオニキスと鳥のシルエットが描かれたプレートを配しています。小さなパーツですが、異素材が組み合わされたこだわりの感じるパーツですね。


ネックレスの全長はアジャスターを含めて約50cm、アジャスターは約5cm、装飾部分のバーは約4.5cmです(全て実測値)。バーは長くもなく短くもなく、適度な存在感があります。つけたときに据わりのよい上品なサイズだと感じます。
アジャスターとは引き環で固定します。引き環とは環にツメが出ていて、そこを引き下げることで環を開いてアジャスターに引っ掛けるような固定方法です。引き環による固定は慣れていないととても苦戦します。
私は初めてつけたとき30分以上格闘してようやく成功したほどです。慣れてしまえば1分もかからないのですが、ネックレス、特に引き環に不慣れな場合はご注意ください。アジャスターを指でしっかりはさんで固定して、そこに引き環を引っ掛けるイメージで行うと比較的うまくいくかと思います。参考にしてみてください。
(こんな風に。アジャスターを挟みこむ位置を変えることで長さの微調整もできます)
あらゆるスタイルに馴染む万能選手

シンプルなデザインゆえに幾通りの合わせ方ができるところもこのネックレスのいいところです。言ってしまえば特に意味を持たないデザインなので、コーディネートを邪魔しないのです。私が気に入っているのは上の写真にあるように襟付きのシャツに合わせるスタイルです。シャツを第一ボタンまで閉めて襟元からのぞかせると、上品、禁欲的ながら遊びも感じるスタイルを演出できます。
また、アジャスターによって少し位置を調整できるので、首元からどの位置にバーを垂らすかで印象を整えることもできます。長めに垂らせば色気のある男性的な印象になりますし、短く整えれば品のある中性的な印象を出すこともできます。パーソナリティに合わせて好みのスタイルで楽しむことができますね。
カラー展開、価格
Genri BAR NECKLACE 価格は7992円(税込)。カラーは今回紹介したシルバーの他にブラックとゴールドの展開があります。シルバーを購入した理由としては最もクセがなく合わせやすいだろうと考えたからですね。実際にどんなトップスにも合うので重宝しています。
8000円近くと普段ネックレスを買わない私には気合いの必要な価格でしたが、長く愛用できるデザインであることを考えると満足度の高いアイテムと感じています。ぜひ夏のスタイルに加えて、さりげなく周りと差をつけてしまいましょう。
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