「グラウンドワイ」ムック本の付録ナップサックは使い勝手のいい2way仕様!

宝島社からYojiYamamotoのブランドの1つGroundYの付録付きムック本が発売されました。GroundYといえば、若年世代からも人気の高いブランドです。雑誌付録のナップサックの出来はいかに……!?

ナップサックは、誰もが一度はお世話になったであろう、簡易的な造りの袋バッグです。ジムサックと呼ばれることもあります。ポリエステルなど化繊素材で作られたものが多い印象ですが、筆者の幼少の記憶では家庭科の授業で布生地を使ったものを製作したこともあります。では、今回のGroundYのこのナップサックがどのようなアイテムになっているか早速見てみましょう。

まず見た目。一般的なナップサックと異なり本体上部にハンドルが取り付けられています。2wayの名称の通りナップサックとして背負うほか、このハンドルを持って手持ちバッグとして使うことが出来ます。基本的には普通のナップサックと同じく、肩紐と閉じ紐を兼ねた本体横の紐を引っ張って、上部の出し入れ口を閉じる。とても簡単な造りになっています。

開口部を閉じた状態。こう見るとナップサックとしての形状がよくわかりますね。

生地はポリエステル100%ですが、カジュアルなバッグによくある編み込み構造になっています。また、光沢があるので光の反射で微妙に見え方にムラがあります。写真は背面。背面は無地ですが、ハトメがシルバーなので少しアクセントになっています。

前面デザインは、サムズアップを大きくプリントしたインパクトのあるデザイン。このアイテム用の書下ろしデザインとのこと。黒いボディに白のプリントでモノトーンになっていて嫌味な派手さは無い印象になっています。

無地のモノトーン柄は比較的使いやすい、しかしまだどこかで地味な印象に見られかねない色の組み合わせです。ですが現物では生地の光沢感による視覚効果のためか、プリントが少し浮き出したような印象になります。そのため地味な印象はあまりないインパクトのあるアイテムになっています。

本体のサイズは46.5㎝×39.5㎝。購入時のムックがすっぽり収まって口も閉められるサイズ感のため、これまでの注意点に気を付ければ普段使いでも十分に活用できます。

購入から3週間ほど使用した筆者が気になったのが、生地の裏地が入っていない点です。10月末~11月前半のこの間は、まだ暖かな日も多かったためコンビニで購入した冷たいペットボトル飲料を何の気なしに入れていたのですが、ペットボトルについた水滴がナップサック本体の表面まで貫通して湿らせてしまいました。そのため、もし使用時にペットボトルを入れる際はカバーなどで水滴が直接染み出さないようにする必要があるかと思います。

その代わり、本体の縫製はひと手間かかっていて、縫い口にさらに布を当てる事で中からほつれないようになっています。重い荷物が入ることはそうそう無いでしょうが、少々の重さであれば底抜けには耐えられそうです。

逆に強度的に最も不安になるのがこの継ぎ目の部分。上部は本体と比べると柔らかいポリエステル素材を使っているので素材感に差を出しているのですが、うっかりこの部分を持って本体を伸ばすような大きな負荷を与えると簡単にほつれてしまうかもしれません。

あと、個体差も多少あるようで筆者が購入したアイテムは写真のようにスレたような汚れがついているものがありました。付録アイテムの宿命ですが、店頭ではブラインドパッケージになっていますのでこの点は少し神経を使いますね。

コスト面の関係もあるのでしょうが、全体ではやや簡素さが目立つアイテムになっています。しかしインパクトのあるプリントデザインとナップサックというアイテムで気兼ねなく使うことが出来ますので、普段使いにはもってこいのアイテムとなってもいます。ムック本なので、書店での取り寄せに対応しているのもうれしいところ。上記の目立つマイナス面は使い方でカバーできる部分もありますので、買うべきとまでは言い切れませんが気になれば買い、というアイテムでしょうか。本体価格1850円(+税)という価格で手に入れられますのでお試し感覚で使ってみるのも良いかもしれません。

イッショー

この記事を書いた人

イッショー

身長:161cm 体重:67kg 靴のサイズ:26cm前後

アラフォーが近いアラサー雑貨店員。 低身長·短足という体型難が悩み。 日々勉強しながら、身の丈にあったオシャレをモットーにファッションを楽しんでます。