定番中の定番、シンプルでベーシックなカジュアルなスニーカー。スリッポンなどでは少しカジュアル感が足りない! もう少しカジュアルによせたい! そんな時にお勧めするのがGUの「キャンバススニーカー」です。値段はGUのシューズの中でも最安の1490円(+税)です。
キャンバス素材のシンプルデザイン

キャンバススニーカーとはコンバースオールスターなどに代表されるスニーカーのことで、甲革(アッパー)が布製で素材は主に綿糸や麻糸を平織りした生地を使用していて、靴底がゴム製の運動靴で、元々は1893年、ボート競技用に発明された靴です。
こちらのGUのキャンバススニーカーのデザインですが、柄や装飾などはありません。デザインは靴紐、シューホール(紐穴)、簡単なステッチのみ。シルエットはトゥの部分が丸すぎたり、高さがあると、ボテッとして子供っぽくみえがちですが、こちらは、丸すぎず、つま先の甲の高さもありません。ソールも薄く、過剰に目立つこともない大人も履けるスマートなデザイン、シルエットです。
サイズ感、色、重さ
色はWHITE、BLACK、RED、BLUE、NAVYの5色展開です。使いやすい色はベーシックなBLACKやWHITEですが、価格がお求めやすいですので、RED、BLUEなどカラフルな色で遊んでみても面白いかもしれません。筆者はベーシックなBLACKを購入してみました。
サイズ展開はGUのシューズはすべて同じですが、25.0cm 26.0cm 27.0cm 28.0cm の1㎝刻みの展開です。
重さは27cmサイズを測ったところ、両足702gでした。無印良品の同じようなスニーカーは27cmで両足744g。コンバースオールスターローカットは両足800gです。ニューバランス996などと同じ重さです。履いた感じはとても軽く快適です。
筆者は、足幅が広めですので通常27cmを履いていますが、こちらは27cm足長は余裕が十分あり、足幅も狭くなく普通のソックスなら少し余裕があり、厚手のソックスならちょうどいい感じです。26cmですと、足長は大丈夫ですが、足幅(足囲)が少し狭く27cmを選びました。多少大きくても紐がありますので、十分調整は可能です。
履き心地は?

ソールは柔らかく履き心地はよく街で使うには十分です。ただインソールが全体的に少し薄く、とくにかかと部分のホールド感があまりあるません。しかもインソールはほぼフラット、土踏まずもほんの少しあるかないかです、もちろんソールの取り外しもできません。長時間の歩行には向かないので、ディズニーランドなど、1日中歩き回ることは厳しいですね。

そして靴底、アウトソールは合成底でグリップ感が十分あり、雨の日も滑ることなどはありませんでした。真夏日、真冬日は厳しいですがそれ以外はオールシーズン対応できると思います。
洗濯してみた
素材は甲材、綿100%です。洋服にはすべて洗濯表示マークあります。法律で、製造メーカーや販売者には、商品に対して何にどういう表示をしなければならないという義務があります。衣料品などには、品質表示(何の素材でできているか、洗濯方法はどうするのか)をすることが、義務付けられています。
ではなぜ靴や鞄は洗濯表示マークがないのでしょうか? それは”洗う”ことを前提に作られていないからです。しかし靴は鞄と違い雨の日は当然濡れます。ですから濡れることを前提に作ってありますので、洗ってもそうそう変になることはありません。もちろん革靴は別です。革は水分を嫌がりますので。
もちろん手洗いがベストですが、こちら、あえて洗濯機で洗ってみました。通常洗い3分、濯ぎ1分、脱水1分してみましたが、色出、変形などなく問題ありませんでした。
注意点ですが固形石鹸や洗剤はアルカリ性のものがほとんどなので(アルカリは生地を膨潤させるので汚れが落ちやすい)、色物はいいのですが、白色は洗う時に注意が必要です。
アルカリ焼けをおこして、黄ばむ時があります。なぜならキャンバス素材は2枚の生地を接着剤で貼り合わせていますので、化繊素材のスニーカーより、圧倒的に洗剤が生地に残りやすい構造になっています。濯ぎは念入りに行ったほうがいいでしょう。
ちなみに、ソールの白い部分は汚れるとたいへん目立ちやすいですが、そんな時は消しゴムで擦るといいです。それでも取れなければ激落ち君等のメラミンスポンジで擦ってみてください。これで表面上の汚れなら取れてしまいます。
(洗濯後)
着こなし次第ではありますが、ジーンズなどではなく、セットアップなどのドレスよりの服装、スラックスなどと合わせるとカジュアルダウンに最適なスニーカー。靴紐の色を変えればまた違った印象のスニーカーになります。
GUのシューズはサイズ欠けが早い物もありますが、こちらは今のところサイズ、カラーともに十分在庫があるようです。
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