大人でも取り入れやすいGUのコーデュロイキャップ

今年夏はキャップが大流行。街を歩くといたるところでキャップを被っている人を見かけます。

しかしキャップがいくら流行といって若者が被っているNEWERAのベースボールキャップを被るのはハードルが高い。でも流行を少し楽しんでみたい人のために本稿では格安で購入できるGUの「コーデュロイキャップ」を紹介します。

 流行のキャップを格安で楽しめる

今年はストリートがトレンド。それにより90年代に大流行したスケータースタイルを現代風にアップデートした着こなしが雑誌や街でもよく見られます。そのトレンドのなかでもひときわ目をひくのが「キャップ」です。

キャップと聞いてとすぐに思いつくのがNEWERAのベースボールキャップです。若者がよく被っているあれですね。しかし、いくらキャップがトレンドだからといっても若者が被っているイメージのあるベースボールキャップを被るのは少し気が引けますよね。

もちろん、ベースボールキャップもかっこいいアイテムなのですが、大人がキャップに挑戦するならボリューム感の少ないキャップがオススメです。

今年はタイミングがよく、ボリューム感の少ない「ジェットキャップ」と呼ばれるタイプのキャップがトレンドになっています。キャップになれていない人が挑戦するには絶好の機会です。

ちなみにジェットキャップとはベースボールキャップと違い頭に沿うような形になっていて、ボリューム感が少なくカジュアルになりすぎません。そのおかげで、Tシャツと合わせても簡単に「ドレスとカジュアル」のバランスをとることができます。

さて、今回紹介するGUの「コーデュロイキャップ」はジェットキャップではなく6つのパネルから構成されたベースボールキャップ型のキャップです。しかし、よくあるベースボールキャップとは違いワッペンや刺繍などが一切ないとてもシンプルなもの。キャップの高さも低く浅く被るのに適した高さで被ってもボリューム感がないので、まさに大人が被ることができるキャップなのです。

そして、うれしいのがサイズフリーなところ。サイズが調節できると風が強く吹いているときや自転車に乗るときにはきつくできるし、髪がペッタンコになるのが嫌な人はゆるくするなどの自由がきくので大変便利です。

価格も990円(税抜)とスポーツショップで売られているキャップと変わらない価格で購入できるので、キャップに挑戦してみたい人には手を出しやすいです。

 カジュアルになりすぎない素材感

続いて素材に注目してみましょう。洋服の素材を気にする人はたくさんいますが、キャップの素材を気にする人は少ないのではないでしょうか。キャップは頭に身につけるアイテム。靴と同じで人の視線を集める箇所なので素材に少し気をつけてあげるとオシャレに見えやすくなります。

キャップといえばカジュアルアイテムの定番です。それに安っぽいガサガサした素材を使ってしまうとカジュアル要素全開になってしまい大人が被るのは少し躊躇すると思います。

今回のGUのキャップはツヤのあるコーデュロイが使われているので子どもっぽくなりすぎず大人でも使いやすいアイテムになっています。

コーデュロイの畝の太さも細く、高さも低いので主張が少なく野暮ったくなりすぎていません。ドカンと太い太畝のコーデュロイもかっこいいのですが、太いぶんだけデザインに影響がでるので選び方には注意が必要です。

今回使われているコーデュロイはイタリアンファブリックの高級コーデュロイと比べると当然惨敗ですが、990円(税抜)で素材にコーデュロイが使われていてボリュームの少ないキャップは市場ではまずお目にかかれません。

季節の先取りをしておしゃれに見せる

冬になると量販店でもコーデュロイ素材のパンツが販売されることからわかるように、コーデュロイは冬の定番素材です。起毛している様からも冬を連想させますよね。このため夏にコーデュロイ素材のキャップを被っていると周囲から暑苦しく見られてしまいます。

オシャレにおいて季節感はとても大切。冬にタンクトップ1枚の人がいたらおかしいと思うのと同じで冬の素材として一般認知されているコーデュロイが使われたアイテムを夏に着用している人を見たら「あれ?」と思われます。

ただ、季節を先取りしたほうがオシャレに見えるのもまた事実です。これがファッションの難しいところであり面倒くさいところです。そのため、この商品を使う場合は夜風が涼しくなる夏の後半がオススメ。

夏の後半にもなると、半袖のような定番の着こなしは誰もが見慣れているのでこの時期に季節を先取りしてコーデュロイのキャップを被ることで差別化をすることができます。キャップのような小物なら簡単に取り入れやすいですしね。

真夏には使用が制限されますが、秋冬には重宝するのは間違いなしです。秋冬やニットやコートなどドレスアイテムを使った着こなしが多くなるので、カジュアル要素のあるアイテムを持っておくと便利。季節感もあり寒い冬にはうってつけのアイテムです。

被るときはツバを調節しよう

キャップを被るときに覚えておくといいポイントがあります。この商品以外にも使えるのでぜひ覚えておいてください。それは「ツバの曲がり具合を調節する」こと。

キャップを被ったときに「顔の大きさが気になる」という人いませんか?斜めから見たり、横から見てもあまり気にならないのですが、真正面から見るとなんか顔が大きく見えて仕方ないときってありますよね?

その違和感の原因として考えられるのが「ツバの幅が顔の幅よりも狭い」ということ。顔の幅よりもツバの幅が狭いとキャップが小さく見えて顔が大きく見えます。

ベースボールキャップ型のキャップは新品の場合たいていツバの曲がり具合がきついことが多いのでここを自分の顔の幅に合わせて調節しましょう。

実際に違和感があった人はツバの曲がり具合を「ゆるく」してみてください。ツバをまっすぐにするイメージです。目安は自分の顔の幅と同等かそれよりもツバの幅が広くなるようにすること。この一手間を加えるだけで顔なじみがよくなり違和感なくキャップを被ることができます。

まとめ

今回紹介したGUの「コーデュロイキャップ」は最近発売されたばかりの新作。すぐに品切れになることはないのでGUに立ち寄った際には実際に手に取って見てください。冬にも使えるアイテムなので値段も合わせてコスパ最強のキャップなので即買いすること間違いなしです。