秋はすぐに過ぎるし、秋物にお金をかけるのもなあ……と思ったら、まずは小物から手を出してみてはいかがでしょう GUジーユーのスエードタッチコルセットベルトなら、格安でファッションに秋を取り入れられます。
990円には見えないクオリティ

2016年あたりから店頭で見かけるようになったコルセットベルト。春夏では白やベージュなど、明るい色味やレースなど展開されていました、秋冬も健在で今回ご紹介するスエードタッチのものや、黒・ブラウンなどの色味が加わっています。
コルセットベルトの流行は、ノームコアからの脱却が背景にあります。ここ最近までトレンドだったノームコア。「究極の普通」を追求したこのトレンドが一般におしゃれと認識されたことにより、巷にはTシャツにスキニーパンツなどシンプルな服装の人で溢れました。
やがて大衆に広まると、今度はノームコアが地味だという印象に移り新たなトレンドが生み出されます。それが「装飾性」です。シンプルな服装から差別化を図るため、装飾性のあるアイテムが今年のトレンドになっています。
コルセットベルトもそのひとつ。Tシャツにスキニーパンツというシンプルな服装にコルセットベルトをプラスすることで、周囲との差別化を図りお洒落に見せることができるのです。
そしてこちらのジーユーから発売されているスエードタッチコルセットベルト。前と後ろで素材が分かれています。前側のスエード部分は合成皮革100、後側はポリエステル100のゴム使用になっています。スエード部分は990円税とは思えないくらいの上品な質感です。
ジーユーは他にも全面ゴム使用のコルセットベルトが同じ値段で販売されていますが、そちらよりも高級感があります。サイズはフリーサイズで全長70cm。後ろはゴム素材で伸びますが、かなり強度があるので自由自在にサイズが調節できるタイプではありません。
しかも留め具はマジックテープなので、極力ゴムを伸ばさずそのままのシルエットで使用するほうが、綺麗に使えます。
くっつくマジックテープ、衣類に注意

注意すべきは装着部分のマジックテープ。これを装着するのがなかなか難しい。マジックテープを後ろ手にくっつけるのはまず不可能です。ゴム部分の強度が強くて後ろに引っ張ることができません。装着時に写真のようにずれてしまわないよう要注意。
マジックテープ部分が少しでも見えてしまうとかなりダサいです。せっかくの完璧なコーディネートもマジックテープのちら見えで全て台無し……なんてことになりかねません。
つけるときはお腹側でマジックテープをつけてから、くるくると後ろに回すのが一番つけやすいと思います。

もうひとつの注意点は、衣類にくっつかないようにすること。綿や繊維が太い衣類にはくっつきませんが、レースのような繊維が細いものの場合、くっついてしまい、装着が難しい。写真はレースのノースリーブなのですが、こちらにマジックテープを近づけると……

この通りくっつきます。しかも外すときにレースの繊維が伸びてしまうので、高価だったり大切にしているトップスと一緒に使うときは本当に気をつけてください。個人的には絶対やめた方がいいと思います。
ひもを変えて周りとの差別化を

コルセットベルトで一番目立つ部分である、ひもの部分。元々ついてあるひもは、スニーカーのひものような素材。そのままでも十分ですが、ジーユーバレする可能性も高く、少し安っぽい印象も否めません。ひもを替えて、周囲との差別化をはかるのもおすすめ。
レースのひもが雰囲気に合っていてとても素敵だと思うのですが、耐久的におそらく無理でしょう。レザーのひもをハンズなどで買ってきて高級感を出すのが機能的にもマッチします。
プチプラで小さな秋を取り入れよう
使用に気をつけることはいくつかありますが、コーディネートに取り入れると一気に秋らしくなり、何よりウエストが細く見え、スタイルよく上品さを演出できます。ボトムとベルトの色を合わせれば脚長効果も期待できます。
990円税で気軽に手に取れる価格なので、夏服に飽きた際には、ワンポイントとして使ってみるのはおすすめです。脱夏服、脱地味にぴったりです。現在、オンラインでは完売していますが店舗には少ないですが在庫があるようです。
店舗にお立ち寄りの際は是非、試してみてください。きっと新しい自分に出会えますよ。