バレンシアガのトリプルSを筆頭に、男女問わずトレンドとなっているダッドスニーカーをGUが満を持して発売しました。トレンドに敏感に反応するGUが、やや遅れをとる形で投下したダッドスニーカー。2990円(+税)と、靴としては破格であり、値段以上の活躍をしてくれるアイテムです。早速、見ていきましょう。
目次
デザイン、カラー展開
(各部位のアップ。アッパーの一部はスエードライクな素材を使用)
一般的なダッドスニーカーの特徴として、複数の色が使用されたアッパーと、分厚いソールによるボリューム感があるフォルムが挙げられます。
このスニーカーは丸みをおびたフォルムに、赤、青、黒、グレーが使用されたアッパーと靴底、厚めの白いソールで構成されており、いかにもダッドスニーカーというデザインです。アッパーの配色は主にグレーと青が占めており、グレーはつま先から中央にかけ次第に濃い色味となっています。
また、アッパーの一部はGUお得意のフェイクスエードが使われており、配色だけでなく素材感によるデザインも施されています。その他の部位も基本的には人工素材が採用されています。履き口はやや狭目であり、履き心地としては厚めのソールによるクッション感があります。
バレンシアガのトリプルSと見比べてわかったこと、よりダッド感が強いのはGU?
https://bit.ly/2VJNuqu
ダッドスニーカーブームの火付け役、バレンシアガのトリプルSを見比べました。GUダッドは丸みのあるボテっとしたフォルムですが、トリプルSは正面から見ても、側面から見てもシャープなフォルム。また、全体の色使いの特徴として、GUダッドはつま先に薄いグレーが使用されており、丸みのあるフォルムと合わさってややボヤけた印象があるのに対して、トリプルSは黒をベースにつま先にワンポイントとして赤が入っており、洗練された都会的な印象を受けます。
両者は値段が40倍ほど違うため、単純に比較することはできませんが、改めてGUダッドの特徴を理解すると、アイテムの特性を活かしたコーディネートを組むことができます。
GUダッドに高級感はないものの、お父さんが履いている野暮ったいスニーカーという意味ではGUの方がよりダッド感を演出してくれるかもしれません。
コーディネートの組み方としては、セットアップやコートなど、ドレス感の強いアイテムのハズし役として活躍してくれるかと思います。 今回紹介したカラーは、靴自体が複数の色を持っているため、上下黒などのモノトーンコーデのアクセントとして使うことや、スニーカーの色と服や小物の色を連動させることで、トレンドに合わせたお洒落が楽しめるでしょう。
一方で、デニムやスウェットなど、カジュアル感が強いコーディネートに合わせると、完全に“野暮ったいお父さん”になってしまうため、最低限ボトムスにスラックスやスキニーなど、ドレス感のあるものを合わせることをオススメします。
白いソールはどうしても汚れるもの。気になる方は対策を
(1日履いたあとのソール、靴底。ソールの汚れはメラミンスポンジで綺麗になりました)
購入前に気になった点として、店頭で陳列されている時点で、白いソール部位に赤い汚れがついていました。また、1日履いた後に見てみると赤い汚れが増えていました。店頭で陳列する際や、歩いている際に靴底が擦れて赤色が付着したのでしょう。
メラミンスポンジで拭き取ったところキレイに落ちたので、今後の汚れ対策として、防汚機能がある防水スプレーをかけました。この商品に限らず、靴には定期的に防水スプレーを使うことを推奨します。
早くもサイズ欠けが起きているため早めにチェック!!
カラー展開は、今回紹介したカラー(公式表記:80 80)のほかに、ホワイト(00)、ブラック(09)の全3色です。ホワイト、ブラックは全体がモノトーンで構成されているため、ダッドスニーカーの入門編として使いやすいです。気になる価格は2990円(+税)。今回紹介したカラーは1月の販売直後から公式サイトや店頭でサイズ欠けが発生していました。気になる方は早めにチェックするといいでしょう。
GUの靴はサイズ展開が1.0cm刻みであることが多く、このスニーカーも25.0cmから28.0cmまで1.0cm刻みの展開となっています。26.0cmから26.5cmがジャストサイズの筆者が試着したところ、26.0cmは窮屈であったためやや大きめの27.0cmを買いましたが、26.5cmがあったら良かったのにと思いました。公式サイトのレビューにて、幅が狭いというコメントを見つけたため、サイズ選択としては普段より1サイズアップさせ、靴ヒモの締め具合や、100均などで中敷きを購入して微調整することをオススメします。
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