GUのデニムボアジャケットはベーシックとトレンドのいいとこどり!

「ボア」がトレンドとなっている現在、様々なブランドやショップでボア・アイテムが並んでいます。ユニクロはもちろんトレンドに敏感なGUでも多く出ているボアアウター。ただメンズにとってボアは少々難しいアイテムでもあります。

まず、モコモコとした生地に表情のあるボアはカジュアルなアイテム。女性が着ている分には“かわいい”で済む部分が、メンズにとっては気を付けないと“やぼったい”と思われてしまいます。ただそんなメンズ・ファッションのアイテムとしてオススメなボアアウターが、GUのデニムボアジャケットWUです。

名前の通り、メンズにとって着慣れたデニムジャケットにボアの要素をプラスしたアイテムです。定番ながらも現在のトレンドにマッチした、本アイテムを今回は紹介していきます。

生地感と素材感

生地の材質は、表地は綿100%、中綿はポリエステル100%、裏地はポリエステル100%、袖裏はポリエステル100%です。こちら、表地がデニム、裏地がボア素材。異なる素材を裏表で組み合わせる(張り合わせる)ボンディング加工がなされています。

デニム生地はしっかり綿のデニム生地、ボア部分などがポリエステル100%と。ボア部は天然毛などではありません。「ポリ? 化繊?」と思われる方もいるかもしれませんが、いま市場に出ているボアのほとんどはポリエステル素材。

もちろんモノによって出来不出来はありますが、このアイテムでは特に化繊感のない触り心地なので、化繊であることを気にする必要はないでしょう。デニム生地は綿100%のため、ストレッチ性はありません。このあたりは裏地にしっかりボアや中綿を使い、張り合わせている都合もあるのでしょう。

(ボタン:クラシックな金属製で文字の銘入りのため、いい味わいに)

ボタンにはよく見ると『GU JEAN』と模様が。ただ細かい字なのでほぼ見えません。「GUバレ」はあまり気にすることはないですね。

防寒性とデザイン

このデニムボアジャケット。エリと袖先だけの見える部分にボアを、というわけではなく、身頃裏の部分にもしっかりボア素材が使われています。また袖の部分の生地にはデニムだけではなく裏にはしっかりと中綿生地が。

単にトレンドに乗って『目立つ部分だけにボアをくっつけました』ということだけではなく、防寒性もバッチリあります。また袖部分がボアではなく中綿となっているのは袖が通しやすく、脱ぎ着がしやすいのもうれしいところ。

またこちらのアイテムの流行っている他のボアアウターと違うのは、首元・手首など目立つ部分がボアでありながらも、視覚に入ってくる面積の大半はデニム生地。

そのためと、普通のデニムジャケットのようで、ボアアウターに対して「モコモコはちょっと……」「ボアはやぼったく見えない?」と思うような男性心理的にも手が出しやすく、着やすく・気安いのではないでしょうか。

また表に厚めの綿生地(つまりデニム生地)使われていることにより、シルエットも保たれ、着ぶくれしている印象がありません。

カラー展開とサイズ感

カラーはブルーとネイビーの2色展開。クリーニングの扱いは、手洗い推奨となっています。筆者はまだクリーニングをしていませんが、そう細かな手入れが必要なアウターではないため、日常的にそう頻繁にクリーニングをするものではないでしょう。特に汚れが目立つ、ということがないならば、ワンシーズン着たらクリーニングに出す、という方が手軽でいいかと思います。

サイズは特にビックシルエットということはなく、通常のサイズ感です。筆者は通常、ユニクロやGUではMサイズがジャストですがこちらもMがジャストでした。ただ中にボアがあることから、ゆとりがない本当にジャストサイズ。

寒き季節、着込むことを考えるともう少しゆとりが欲しいな、と思い、ワンサイズアップのLサイズとしました。ただタイトにスッキリ着たい方は通常のサイズ感でもいいと思います。中にちょっと厚めのインナーを着込みたいと思っているならば、ワンサイズアップしておいた方が妥当でしょう。

トレンドのボアとメンズにとって定番のデニムを組み合わせたアイテム。いまのトレンドにマッチしながらも、ベーシックな一枚として長く使えるのではないでしょうか。またこういったボアデニムはユニクロには取り扱いがないという点もポイントかと。価格は3990円(+税)。価格も防寒性のあるアウターとしてはお手頃でオススメです。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。