早速ですが、みなさんGUで靴を買うことはありますか? 安っぽかったり、長く履けないというイメージで敬遠しがちな方もいるかと思いますが、探してみると価格以上の良品が意外に結構あって驚きます。
今回は、そんなGUのシューズラインのなかで、夏のおしゃれな足元を演出するのに欠かせない「エスパドリーユ」が1990円(+税)という超絶コスパで発見しましたので、メリット&デメリット含めて紹介いたします。
自分が購入したのは、こちらの白色のエスパ。購入して1、2か月ほど経ちますので、生成りのようなナチュラルな風合いが出ております。
白い靴はまっさらの「白」より多少のくすみや汚れがあるぐらいのほうが、雰囲気が出て使いやすいですよね。
シンプルで無駄のないデザインがグッド
まず、注目して頂きたいのが、無駄な装飾が入ってないシンプルなデザインです。エスパドリーユの特徴である、ジュート(黄麻)素材のソールに、アッパー部分のゴムの切り替えぐらいしかデザインがないという潔さ。
アッパー部分の切り替えに関しては、生地と同色のため悪目立ちもせず、甲が高い人でも履きやすいようにという配慮が見えますね。
ソールのジュート部分についても、エスパを象徴する必要不可欠なデザインなのはもちろん、昨年のGUのエスパと比べてみると主張が控えめになっているのがわかります。
こうして見ると、小さなデザインの違いだけでも見た目の印象が結構変わりますね。昨年のモデルは、コバのあたりの処理が雑です(笑)。GUやユニクロは常に少しずつ進化していくので、そのあたりのスケールメリットはさすがだと思います。
コーディネートの土台となる足元については、デザインや主張の少ない靴のほうがコーディネートに自然と馴染み、着まわしやすいものになりますので、このぐらいシンプルでプレーンな靴が一足あるとすごく便利です。
幅が少し太めなところが若干気になる
無駄のないシンプルデザインは非常に良いのですが、シルエットがちょっと惜しいなーという感じです。
薄いソールに低めの甲が、革靴ライクなシルエットで気に入ってるんですが、個人的には横幅がもう少しだけ細ければ完璧でした。上の画像は、細みのダンスシューズとの比較ですが、やはり少しだけ、野暮ったいフォルムです。
甲の高さに関しては、つま先の指の形がわかるぐらい細みでフィットしてくれますので、十分シャープな印象があるのでさほど気にはならないのですが、個人的にちょっとだけ気になったところです。
サイズ感については、普段のサイズよりも小さめを選んだほうがいいですね。自分が普段履いているスニーカーなどは、28.5㎝を選ぶことが多いのですが、GUのエスパドリーユは28㎝で問題なく入りました。
むしろ、余裕がありすぎるくらいでしたので、27.5㎝を買おうと思ったのですが、GUではハーフサイズの展開がなかったため泣く泣く断念しました。もしかしたら、27.5㎝であれば気になっていた横幅問題も起こらなかったと思いますので、ジャストで履ける方は、オススメです。
とはいっても、普通に履くぶんには、普段よりもワンサイズかハーフサイズ小さいものを選べば問題ありません。
2000円以下であれば十分納得できる夏シューズ
総評
デザインのシンプルさ ★★★★★
コスパ ★★★★★
シルエット ★★★☆☆
シルエットに関しては、80点ぐらいかなという惜しい評価になりましたが、2000円というコスパを考えれば気にならないですね。
革素材のものに比べれば高級感は負けますが、エスパドリーユらキャンバス素材で作られることも多いアイテムなので、GUのものでも安っぽさはありません。素材やシルエットに対してこだわりが強いという方であれば、声を大にしておすすめできるというほどではないですが、お安いアイテムでもおしゃれを楽しみたい方や、夏服にお金を使いすぎて余裕がないという方に、安くてシンプルな夏用の靴が欲しいという方はおすすめです。
ひと夏を履き倒しても2000円です。オンラインショップでは、商品掲載が終了していますが、実店舗ではまだ売っています。お急ぎください!