GUの「〇〇タッチ」と冠されたアイテムは、例えばレザータッチであったり、スエードタッチであったり、要は合皮なのですが、そのクオリティはものによって本革に迫ると評されることがあります。今回、レビューするのは2017年に発売されたレザータッチバックパック。本革と見紛う出来でパッと見はフェイクレザーなのか本革なのか見分けがつきません。
本物に近い素材感

レザーが得意なブランドcoach(コーチ)のバッグと比べても、均一なシボ感やツヤ感があり、本革と言われても納得しかねない作りです。ただ、手触りについては、本革の厚みとは異なります。とはいえ誰かに触ってもらって調べる機会はそうないでしょうから許容範囲でしょう。

デザインはごく普通のリュックです。特に取り立ててデザインが盛り込まれているわけではなく、ピッケルホルダーといわれるデザインがあるくらいです。ピッケルホルダーとはコンセントのような形のアウトドアに使われるリュックについている機能です。ピッケルなどの登山に必要な道具を引っ掛ける意味のあるデザインで、街着で使用されるリュックには大抵これがついています。
ただ今回はあくまでデザイン上のもので申し訳程度についているだけです。何かを通せるほどの機能性はなく、デザインが貼り付けられた状態で、少し安っぽさを強調しています。ちなみに名品と名高い無印良品のリュックはピッケルホルダーを省略することで、よりシンプルでコーディネートの邪魔をしないものに仕上がっています。
シルエット、機能性
次にシルエットですが、こちらはほぼ無印のものとほぼ同じ。取り立てて大きいというわけでも細身というわけでもありません。縦44㎝横32㎝、マチ16㎝です。ちなみに無印良品のものは縦42㎝31㎝マチ14㎝です。
最後は重要な機能性です。無印リュックのようなサイドファスナーは存在しないので、中のものを取り出す手間は少し増えますが、背中の部分がメッシュになっていて、長時間背負っていてもたいして蒸れず、不快にはなりません。

あまり重いものは入りませんが、筆者は子育て中のため、子供のタオルや水筒などを入れることが多く、1年使用してもまったくへたることはありませんでした。
また合皮なので雨も気にせず、本革と違いケアはまったくいらないという優秀ぶりです。これは秋冬にコートなどを羽織った上にリュックを背負ったとしても、ドレス感を保ちつつお出かけにも向いているという最強の相棒だと思っています。
お値段ですが販売時1990円(+税)という驚異のコスパでした。現在では売り切れ状態ですが、技術が進歩していることによる合皮のレベルはどんどん上がっています。今後GUなどで展開されるフェイクレザーアイテムがますます楽しみになると考えています。
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