GUのレザータッチサンダルはシンプルで大人が履けるサンダル

夏の履物として一番の候補であるサンダル。ビーチサンダルやクロックスを思い浮かべる方も多いでしょう。ビルケンシュトックなどの定番も夏っぽい軽快な足元を演出してくれます。しかし、これらはアイテム単体のイメージから、大人の男性が着用するには少々子供っぽさがあります。

そもそも「サンダルなんて子供が履くもの」とお考えの方も多いでしょう。そんな方にこそ取り入れていただきたいのがGUの「レザータッチクロスベルトサンダル」です。

洋服の印象を決める3つの要素である「デザイン」「シルエット」「カラー(素材)」をサンダルに当てはめながら見ていきましょう。

大人にこそ履いてほしいシンプルなデザイン

サンダルでありながら上記3要素にすべて大人っぽさが含まれています。まずデザイン。クロスベルトの名の通り、甲の真ん中あたりで帯状のレザーがクロスしています。かなりシンプルですが、大人が履くサンダルとは、これくらいシンプルであるべきでしょう。悪目立ちしないため全身のコーディネートの邪魔にもなりません。

サンダルのメリットは「涼しい」「楽」である点です。足が露出しているからこそのメリットですが、ラフな装いになる程カジュアルな印象は加速し、大人っぽさが損なわれていきます。しかしこの「レザータッチクロスベルトサンダル」は、ビーチサンダルなどとは異なり、足の甲の大部分が隠れるようになっていて、正面から見ると肌の露出はかなり限られます。

フォーマルなシーンであるほど、肌の露出は制限されます。つまり、このサンダルも肌の露出面積を抑えることでより大人っぽさを獲得しているのです。

スッキリ細身のシルエット

スーツに合わせる革靴を思い浮かべてみてください。ソール(靴底)は薄く、アッパー(甲)も低い。一方、クロックスのようなぽってりとしたシルエットは丸っこくかわいいものの、大人っぽさは皆無です。

特に靴底は完全に革靴に使われているものと同じに見えます。底の薄さは脚長効果にも繋がるため、スタイルアップが狙えるのも嬉しいポイントです。

サイズ展開は25.0~28.0㎝までで、1㎝刻みのため4サイズ展開です。普段25~25.5㎝の靴を履くことが多い筆者が25.0㎝を選択しています。試着した際気づかなかったのですが、足先の露出している部分が、足を踏み込んだ時にクロスベルトの表地と裏地の境目がちょうど食い込みます。親指と薬指辺りが若干痛いのですが、我慢できないほどではないのでそのまま履いています。

サイズを上げれば緩和できる可能性はありますが、スポーツサンダルのように足首で固定させるようなストラップがついていないので、脱げやすくなるはずです。後述する内張の配慮はあるものの、履き心地には若干難ありと言ったところでしょうか。

(アディダス/スタン・スミス26㎝)

(コンバース/オールスター27㎝)

(ユニクロ×ルメール/スリッポン26㎝)

(GU/レースアップブーツ26㎝)

(GU/スエードタッチスニーカー26㎝)

あくまで参考程度ですが、サイズ選びの基準となれば幸いです。「コンバース」は大きめを履いており、「ユニクロ×ルメール」は作りが小さくちょっときついです。その他は基本的にジャストです。

注目のレザー素材

(左/GU「レースアップブーツ」、右/パドローネ「バックジップブーツ」)

レザー素材であることも大人っぽさに拍車をかけます。合成皮革ですが、かなり良くできています。最早GUのフェイクレザーを安物の粗悪品だとは誰も思わないでしょう。GUの「レースアップブーツ」とパドローネと言うブランドの本革ブーツを比較してみました。

本革はやはり表情が豊かでシワの入り方も味わい深いものがあります。GUのフェイクはそれに比べれば均一な表情です。しかしながらGUのブーツを比較してみても10倍程も価格差があるようには見えません。履きジワの影響でより一層本革っぽく見えます。

数分の歩行でクロスしているベルトの下側に沿って履きジワができました。気を付けようがない部分なので、そういうものだと思って割り切って着用したほうがいいでしょう。上記した本革っぽく見せるために筆者も気にせず履いています。

インソールの素材は表記されていないので正確にはわかりませんが、やや毛足が長く、起毛感があるためスウェードのような見た目です。肌触りもよく、ビーチサンダルのように汗ばんだ足裏に引っ付かず、ペタペタすることもないため、不快感もありません。

クロスベルト部分にも内張されており、足の甲が擦れることもありません。肌当たりの良さも魅力的です。接着面積の狭いビーチサンダルでは、普通裏地にここまでこだわることはないでしょう。足の甲が覆われるほどの面積のため、擦れ防止を考えられて作ってあることがわかります。GUの配慮に感謝です。

インソールに水をかけてみました。水を弾くことはなく、浸透している箇所の色が濃くなっています。吸水吸湿性が高いことが伺えます。先述した足裏がペタペタしない理由のひとつと考えられます。合成底素材であるつま先あたりに付着した水は弾いているのがわかります。

合成皮革・合成底は共にお手入れが簡単であるということも利点になります。と言うかそもそもお手入れは必要ありません。雨や泥で汚れが目立つような場合にサッと拭き取る程度で大丈夫です。

革靴ライクなカラー展開


http://ur2.link/KtU6

「09 BLACK」「38 DARK BROWN」「69 NAVY」の3色展開。どの色もダークトーンであり魅力的ですが、BLACKは特に革靴然としていて、最も大人っぽく使いやすさは抜群です。DARK BROWN、は夏に黒を選ぶのに抵抗がある場合試してみるのもいいでしょう。NAVYよりも色の変化がわかりやすいです。清涼感をお求めであればNAVYがオススメ。黒とそこまで色の差を感じないため比較的使いやすいでしょう。筆者もこちらを選択しています。

GUでは他にも「グルカシューズ」「エスパドリーユ」などの展開があり、どれも夏の足元の選択肢としてオシャレに見られやすい要素が詰まっています。筆者の場合「グルカシューズ」はデザインに抵抗があり、「エスパドリーユ」は手持ちのスリッポンと似ているため着こなしに変化を生じにくいことが気になりました。

そこで今回はこちらの「レザータッチクロスベルトサンダル」を選択してみました。この夏GUで猛プッシュしているセットアップのハズしとして使う際にもおすすめです。価格は1990円(+税)。筆者は期間限定価格の990円(+税)で購入しました。

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2018.02.03
TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。