夏によく見かけるシアサッカー素材とは、酷暑をしのぐためにうってつけの素材がシアサッカーです。触ってみるとわかるのですが、凸凹した生地感で、サラリとして非常に肌触りがいいです。なぜかというと、凸凹した生地なので肌に触れる面積が少なくなるため、涼しく快適な着心地が味わえるのです。まさに日本の蒸し暑い気候にはうってつけの素材です。
GUのシアサッカーシャツ詳細
シアサッカー素材を使用したシャツはGUでも販売されていて、それが「シアサッカーシャツ（長袖）CL」です。現在値下げされて、なんと990円（+税）。大型店のみの取扱いですが、オンラインストアでは現在は完売状態。店舗によっては僅かながら在庫があるようなので、酷暑がつらいという方は急ぎましょう。
（全体）
全体は細身のレギュラーカラーシャツです。胸ポケットが１つあります。素材の切り替えがあるわけでもなく、シンプルなシャツ。襟は小さめでモダンな印象です。
ボディ部分の生地はすべて黒なので、いわゆる黒シャツなので夜のイメージ（ホスト感）があり、キメた印象が思い浮かびますが、白ボタンと生地の素材感によって、ホスト感は軽減されています。ボタンの素材はプラスチックなので、多少安っぽさがあります。
また、生地については、凸凹した表面なので、それに伴いシワができます。シワ感が生まれることでカジュアルな印象になるので、黒であっても着やすい一枚です。ちなみにユニクロでもシアサッカー素材のシャツを販売していたのですが、半袖でした。筆者としては長袖をオススメします。
（左胸にポケットあり、凸凹とした素材感）
（コンパクトな襟）
（ボタンは白ボタン）
襟部分には台襟があり、しっかりと高さを保って立ちます。また、硬めの素材なので襟が「フニャ」っとすることはなく、アイロンがけは不要です。
シャツですが、家庭用洗濯機で通常通り洗濯をして干すだけで全く問題ありません。というのも硬めの素材感が功を奏して、シワがつきにくいです。また、元々表面は凸凹しているのでシワが多少生まれても気にする必要がありません。総括すると、イージーケアで使い勝手が良いシャツです。
（背面）
（襟部分「台襟あり」）
（素材タグ）
素材は綿100%です。また、今回購入したのはMサイズです。着丈が77cm、身幅が53cm、袖丈が62cm、首周りが40cmといったサイズ感となっています。筆者は身長173cm、65kg程度といった体型ですが、ジャストサイズでした。
シアサッカー素材の思わぬ利点と欠点
着用前と着用後に印象が変わった点が1つあります。それはシルエットでした。着用してみると非常に綺麗なシルエットになります。いつも以上に綺麗な体型になった印象を受けましたが、その理由は素材にありました。
触ってみてもらえればわかるのですが、やや硬めのハリのある生地感なのです。それによって、体型が隠され、見た目上、非常に綺麗な体型となるわけです。一方、同様の理由で欠点に感じる点もありました。それはタックインに向かない点です。
クールビズもあり、筆者はこのシャツをオフィスに着用していきました。当初タックインをしていたのですが、移動をする中で腰回りの生地が徐々に上がってくることがあり、硬い生地感のため、変に飛び出してしまって不格好になってしまうことがありました。
筆者は直す手間が煩わしかったので、少し苦痛でした。そういったこともあり、このシャツは、タックアウトして着用することをオススメします。着丈はやや短めなので、タックアウトしてこそバランスはいいと思います。
秋を意識したチェック柄もオススメ
前述した通り、今回紹介した『シアサッカーシャツ（長袖）CL』はオンラインストアでは完売していますが、実はバリエーションとして、チェック柄のシアサッカーシャツが販売されています。まだオンラインストア上でも在庫があるようです。
チェック柄は秋冬を象徴する柄でもあり、晩夏においては季節を先取りする点で良いと思いますので是非そちらも合わせてチェックしてみて下さい。尚、ギンガムチェックの商品のネイビーであれば、今回紹介したシャツと同様にシンプルに合わせやすいでしょう。
地域にもよりますが、9月でも日本の場合は気温が高いので、特に長袖のシアサッカーシャツはヘビーユースできます。カジュアルになりがちな夏ですが、是非、快適素材で大人っぽい着こなしを楽しんでみて下さい。
