GUのスーパービッグTシャツは絶妙なシルエットでガンガン着倒せる!

シンプルなTシャツと言えば夏の定番アイテム。誰しもが一着は必ず持っているものです。そんなありふれたアイテムだからこそ肌着のようなイメージではなく、一枚でそれっぽくサマになるものが欲しいところ。

今回は皆さんご存知ファストファッション大手ブランドのGUで販売されている、990円(+税)の格安Tシャツをご紹介します。このTシャツ、良い意味で値段に見合わずかなり良いですよ。

程よい絶妙なビッグシルエット

このTシャツ、商品名が「スーパービッグT(5分袖)TS」と言うのですが、その名のとおり5分袖が最大の特徴としてあげられます。私は179cmでXLサイズを着用し、上の画像のようにギリギリ肘が隠れる程度の長さです。

この5分袖が通常のTシャツにはない独特なシルエットを生み出しています。白Tシャツと言えば、2~3枚組でパッキングされたパックTシャツなるものを市場でよく見かけますが、私はこのパックTシャツがかもしだす「拭いきれない肌着感」がどうしても好きになれません。

その点、今回のGUのTシャツは袖の長さがあることで肌着感など微塵も感じさせないのです。

さらにこちらのTシャツ、肩の袖付け線が袖側に落ちているドロップショルダー仕様になっています。ドロップショルダーのトップスは肩のラインに丸みを持たせ、ボディラインを目立たなくしてくれるのでどんな体型のかたにもハマります。

そしてこのTシャツはスーパービッグと言うだけあり、肩幅と身幅はかなり大きめのサイジング。この幅で着丈が長すぎるとだらしない印象になってしまうのですが、これがまた絶妙な丈になっています。179cmの私がXLサイズ着用で裾が股上5cmあたり。

裾が股下まで隠れるほどの長さだと一気にルーズな印象が強くなるので、着丈に関しては股上からボトムスのウエストラインの間で好みの位置を探してみると良いでしょう。

素材と使用感

素材は綿100%で、990円(+税)と言う値段からどうしてもペラペラとした安っぽい生地を想像してしまうかもしれません。しかし触れてみるとそんなことは感じず、多少肉感のある生地です。

ご覧のように薄い生地にはなっているのですがこの薄さでもペラペラ、ヒラヒラしたような印象はありません。肌触りも肌着のようなしっとりとしたなめらかな風合いではなく、よくあるTシャツのわずかにざらつきを感じられるものです。生地の分厚いヘビーウェイトのTシャツと比べるとそこまでの厚みはありませんが、このTシャツを着用して薄さが気になるというかたはほとんどいないでしょう。

この値段でこの生地感はH&MやWEGOなどの他の格安ファッションブランドではありえません。というのもH&Mなどは特にこの値段になるとかなり透けてしまうことが多い。白Tシャツともなるとインナーの色までまるわかりです。

その点、このTシャツはユニクロのエアリズム程度であればインナーのシルエットが浮き出てくることもありません。

多少厚みのあるタンクトップなどを下に着るとTシャツの生地が張った際にタンクトップを着ていることが分かるぐらいで、それもビッグシルエットで基本的にゆったりとしているので気になることはないでしょう。さらにインナーの色に関しては太陽光の下で注目すればわかる程度で、室内や日陰だとほとんど見えません。この安さでこれだけの風合いを出せていたら言うことはないでしょう。

主に真夏に着用することの多いTシャツとしてはその涼しさも気になるところ。ヘビーウェイトのTシャツや、半そでサマーニットなどは独特なツヤ感や肉感がありお洒落に見えるものですが、やはり真夏には暑苦しさを感じることもあります。

さらにエアリズムや接触冷感など特別なものでなければ布と肌の触れる面積が多く、触れている時間が長いほど蒸れて体感温度が高くなるもの。その点今回ご紹介しているTシャツは生地も薄く、30度近い気温でも暑苦しさを感じることはありません。

さらにビッグシルエットであるため肌に布が密着することもなく、普通に過ごしているだけでTシャツ内の空気が入れ替わり通気性は抜群です。35度を超えるような猛暑日でも活躍してくれること間違いなしでしょう。

そして洗濯後のシワについては乾燥機にかけると少し気になる程度です。Tシャツに限らず言えることなのですが、洗濯ものの量が多いと乾燥機の中を衣類が舞わないためシワになりやすい。衣類が少ない状態でのドラム式乾燥機や、ハンガーにつるした状態で生地をパンっと張らせて干しておけばわざわざアイロンがけを行わなくてもよいでしょう。

無駄な装飾のないシンプルなデザイン

デザインについては極めてシンプルで、まずひとつ目は左胸の部分にある胸ポケット。シルエットの話で肌着からは程遠い印象であることをお伝えしましたが、この胸ポケットもTシャツをインナーとしてではなくアウターとして見せるポイントです。

そもそも肌着などのインナーは服の下に着ることを前提としているため、ポケットをつける必要がありません。つまりTシャツにおけるポケットは、アウターとして着ることを想定してつけられているものなのです。

そしてふたつ目のデザインがこちらのサイドスリット。Tシャツにサイドスリットが入っていると裾に広がりが出るため、着用した際に首や肩周りから裾にかけて直線的に落ち感が出てシルエットが綺麗に見えます。同じTシャツであればサイドスリットがあるほうがよりボディラインが出にくいのです。

ただし今回のTシャツはこのサイドスリットがかなり浅く、またビッグシルエットということも相まってサイズ感によってはあまりシルエットの変化は感じないでしょう。着用してみてもサイドスリットに目がいくということはほとんどないぐらいです。


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最後に今回ご紹介しているこのTシャツ、実はGUのコラボ企画の商品なのです。「EYES LOVE TOKYO」というストリートスタイルをテーマにしたコレクションで、上の画像のようにストリートライクに着こなしてもハマります。

上の画像は白Tシャツの下に薄いブルーのTシャツを重ね着していますが、実はこのブルーのTシャツも今回のTシャツの色違い。カラー展開はホワイト、ブラック、グレーといった定番色の他にレッド、イエロー、ライトブルーと個性的な三色もあります。定番カラーが着こなしやすいのは言わずもがなですが、他の色もまた絶妙なさじ加減。

レッドやイエローはビビッドすぎず、少し暗めの大人っぽい色合いに仕上がっています。ライトブルーもかなり薄めでさわやかに着こなせます。どれも一枚で着ても子供っぽい印象にはならないでしょう。さらに上の画像のように白Tシャツの下にライトブルーを重ねるのも良いですが、黒Tシャツの下にレッドやイエローを重ねて着るのも遊び心があります。

990円(+税)でここまで楽しませてくれるところはさすがのGU。夏のおともに数枚あっても困ることはありませんよ。

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