GYAKUSOU ズームペガサス36はダッドスニーカー未満で使いやすい

今回紹介するのはGYAKUSOUのズームペガサス36です。ナイキとアンダーカバーのデザイナー高橋盾とのコラボラインから出ているこのスニーカーはスタイリッシュさと程よい気の抜けた感が合わさった使い勝手の良いアイテムです。

悪目立ちのしにくいボリューム感

世間一般に「ダッドスニーカー」と呼ばれるものは、横幅も靴底もボッテリとボリュームがあります。そのボリューム感ゆえに、ロングコートなどドレスライクなアイテムに合わせると、決めすぎな印象が払拭され、バランスが取れるのですが、初心者にはハードルが高いのも事実です。

しかし本アイテムは、靴底はクッション性が高くぼってりとして見えるのですが、横幅が細くスタイリッシュです。元々フィット感のあるトレイルラン用のスニーカーが原型なので、ダッドスニーカーに比べると、革靴に近いフォルムだと言えます。かかとの部分も鋭角に処理されていて、こういったデザインもスタイリッシュに見えるよう一役買っていると思います。

潔いカラーリング設定

このアイテムのカラーバリエーションは赤をメインにネイビー、白をあしらったトリコロールの配色パターンと黄色をメインに黒、白をあしらった阪神タイガースを思い起こさせるような配色パターンの2種類です。

スニーカーには大体使いやすい黒一色やスニーカーで選ばれやすい白一色のバリエーションが設定されてることが多いのですが、このアイテムにはありません。先述したフォルムが比較的スッキリしてる分色の切り替えの多さでダッドに近い感じを出してるのかなと推測します。

色だけでなく素材の切り替えもありメインカラーのメッシュ素材とスエード素材の部分で発色が変わり立体感が出ています。この立体感もフォルム以外でダッドらしいボリュームを感じさせる要因なのではないかと思います。

サイズ感は要注意

足の甲の部分のパーツに伸縮性がなく、甲の高さも低いデザインなので革靴であれば26.5cmでも履けるのですが、こちらは28cmを購入しています。横幅がフィットするので、歩いている途中に脱げそうになるようなこともありません。サイズ選びが難しいので、要注意です。定価は税込1万7600円(税込)。楽天で検索するととんでもない値段で出てくるので公式ストアで購入することをオススメします。

シーマガラス

この記事を書いた人

シーマガラス

身長180cm 体重67kg 靴27cm

ロックから始まりモード、フレンチあらゆる系統に浮気しているが揺るがないのは人と違って褒められたいという初期衝動!